テーマ:着物がダイスキ♪(2135)
カテゴリ:着物な日常
「うちでの小袖」さんのプレゼントでいただいた和装ランジェリー3点セット。試着しての感想の続きです。
店長さんは、「このランジェリーはプロの方(和装ユニフォームでお仕事されている方)には大変喜んでいただいています。長時間身につけるとよさがわかっていただけるようで、そのあたりのご感想をもっと聞いてみたいと思っています」とおっしゃってました。 確かに ●あっという間に着られて ●長時間崩れない。 そして ●ぴしっと着つけているように見えるのに、着てないみたいに楽ちん この点は、すごいと思いました。 一方、私みたいに「着物でお昼寝」を目標とするような、お気軽着物派にとっては、気になる点も少々あります。 ☆「えりブラ」について ☆ ●「えりブラ」は半衿がついている、というか、一体化していて、ここに付属品としてついてきたコーリンの衿芯を入れるのですが、生地が薄いので、衿芯のプラスティックの感触が、もろに出てしまうこと。 半衿をさらにかければ解消されるかなと思いますが、長襦袢とはちがう構造なので、衿の長さがちがいます。(コーリンの衿芯が長さ80センチくらいで、少し出ていますから、衿の長さは77センチくらい)また、生地が薄いということは、何度も半衿を縫いつけたり外したりすると、ちょっと心配。 お仕事で着られる方は、おそらく白衿がほとんどだと思うので、問題にはならないと思いますが、私はいろんな色の半衿をつけかえたいので……。 半衿部分だけは、同じストレッチの生地ではなく、しっかりした生地にしてくださると嬉しいなぁ。 さらに、半衿をつけやすくする工夫がされていたら、なおいいと思う。 ●衣文がいつでも簡単に抜けるのはありがたいけれど、着物によってはそんなに抜かずに着たいこともある。店長さんの説明では、「サイズは大きめをお選びいただくと、バストのサポート力は減少しますが、後ろえりが大きく抜けます」とあったので、私はLを選びましたが、そういう場合はMを着た方がいいってことになるのかな? でも、そうしたら、着心地も変わってしまいますよね。ほかのサイズは変えずに、衣文の抜き方が2パターンくらいあると、いいのかもしれません。 ☆「和ペチ」について ☆ ●これは洋装のペチコートとそっくりなもの。 肌触りはさらっとしていて気持ちがいい。 気になる点は、丈がもう少し長くてもいいかなぁ、ということ。 私は身長163センチですが、あと2~3センチはほしい感じがしました。 ☆「ジバン」について ☆ ●これは木綿でできてます。扱いやすさや振りから覗いたときの感じから言っても、ポリの方が好みかな~。木綿の感触も悪くはないのですが。 洗って、干したりしてみないと、まだわかりませんが。 ポリのものも売っていますが、今は白一色のみ。 ●これももうちょっと丈がほしいな。 ☆ 番外編 ☆ せったくいただいた、この和装ランジェリー♪ 普通に着るだけでなく、さらに活用法はないものかといろいろ考え中。 【その1】 ・「美容ランジェリー」と「えりブラ」の重ね着 装道の「美容ランジェリー」という製品がある。半襦袢と裾よけが一体化したもので、これに「美容衿」という付け衿と「替え袖」をつければ、長襦袢として着られるというもの。私はこれを持っているのだが、この美容衿が、どうも浮いてきて、好きになれなかった。半えり部分が別になっているわけだから、これを「えりブラ」の上に着たらどうだろう? やってみたのが、コレ。 小さい衿がついてるので、こうして見るとヘンだけど、着物を着れば、全然見えなくなる。さらに「美容ランジェリー」+「美容衿」の場合、うなじから、ときどきこの小衿ものぞいちゃったりしてたのだが、こうして着ればその心配もない。これはいけるかも! 「美容ランジェリー」は、定価だとけっこうなお値段だが、 私のは仙臺屋さんの共同購入で、3000円ちょっとで手に入れたもの。 「えりブラ」だけ試してみたい、なんて方には、この手もあるかもデス。 【その2】 ・付け衿+「ジバン」 そのまったく逆に、衿のない「ジバン」に、美容衿やほかの付け衿をつけたらどうだろう? 早速やってみた。 付け衿のいいところは、衣文の抜き方を好きなように動かせること。 その分、長時間だとあっちこっち動いちゃって崩れたりするわけだが。(^^; ジバンには「美容ランジェリー」みたいな小衿がついていない分、下からのぞいちゃうこともないし、けんかしなくていい感じ。 また、いくつかの付け衿に好きな色衿をかけておけば、その日の気分でさっと取り替えることができるし♪ こういう着方をしたら、「えりブラ」の補正効果は期待できないのは、言うまでもないけど。(爆 ☆ 最後に ☆ まだ、「お洗濯をしたらどうなるの?」など、解消していない疑問点もありますが、一日着てみて、感じたことを書いてみました。 文句もいろいろ言いましたが、これが画期的な製品だ、ってことはまちがいないと思っています。 店長さんも、「今後もっと素材を工夫して単価を落としたい」とおっしゃってましたし、これまで単価が高いということ以外ではオコゴトはないそうなので、私が使ってみた意見・感想を楽しみにしてくださっているそうです。 確かにセットで27000円は、何度も書いちゃいましたが、そうそう気軽に試してみられるお値段ではありません。 こんなにユニークで、工夫を凝らされた品を使ってみることができて、本当にラッキーでした。 せっかくなので、これからもガンガン活用して行きたいと思います♪ 長文、失礼いたしました。<(_ _)> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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