カテゴリ:イベント
毎年恒例の卸問屋主催 “ひしの美会” が銀座で行われます。全国各地の染織物、紬から振袖まであらゆる種類の着物が自由にご覧になれます。合わせたいお着物などご持参の上、是非お出掛け下さい。
出品品目 ●振袖●留袖●色留袖●訪問着●附下げ●京小紋●江戸小紋●本場大島紬●本場結城紬●琉球染織●全国伝統織物●袋帯●織なごや帯●染帯●ひとえのきものと帯●男のきものと帯●帯〆・帯揚・和装バック 等 秋の創作テーマ:更紗 唐華 唐草 シルクロードが伝えた文様たち 千二百余年前の天平時代、日本人は中国より数多くの文物をとり入れました。その中にはローマ・ペルシャ・中央アジアの各地域からユーラシア大陸横断の交易路(シルクロード)によって運ばれた品々も含まれていました。当時の日本人にとってそれらは黄金にも匹敵するほど貴重なものであり、皇室を始めとする貴婦人達に大いに珍重されるとともに、人々は文物に描かれた独特の意匠・文様に深く魅了されたのでした。この地中海・中東の古代文明を源流とする草花や鳥獣をモチーフとしたデザインは、白鳳天平以降、日本の美術や服飾文化に多大な影響を及ぼし、やがては「更紗・唐華・唐草」文様として日本人の美意識に深く根ざしてゆくこととなるのです。ひしの美会では、現代の「きもの」にも千二百年前シルクロードによって日本にもたらされた異国の意匠・文様が脈々と受け継がれていることに注目、長きに亘って日本人が憧れ継承してきた「エキゾチック」を表現した染織作品を制作いたしました。 【日時】9月5日(土)10時~18時 9月6日(日)10時~17時 【場所】銀座フェニックスホール 銀座3-9-11 03-3543-8118 【入場】無料 Kimono生活にご予約下さい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月05日 14時54分53秒
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