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[気まぐれ業務日誌] カテゴリの記事

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  波乱の医局会議

  そうだよ、おいら頑張った！先週はお休みなしで、残業に早出勤と、結構頑張ったんだからね。特に週末の医局会は、どっと疲れたさ。おいら医事課だよ。なのに、どうして医局会に乗り込まなきゃならんのやぁ！！薬剤部長の策略により、おいら、道連れにされてしもうたんだよな。本来なら薬剤部長だけでプレゼンすればよいことだったんだけど、事前の会議で院長に「きむぽんさんと一緒に医局会にて説明会をさせていただきます。」って言っちゃうんだもん。おいらの許可はぁ？おいらの同意無しで独断発言すんなよーーー！！そりゃ、医事課のおいらも思いきりこの業務に関わっているし、ドクター達にがっつりびっちり言ってやりたい思いもあったし、実のところ『どんと任せろ！』ってなもんだったんだけどね。金曜日の外来業務終了後にある医局会は、毎月1回。全常勤医師勢揃いで3階の医局で行われる。今回は、事前に某H製薬さんの新薬説明会（勉強会）が20～30分程あり、おいら達はその後の時間を割り当てられていた。だから、『H製薬の勉強会にも同席してよいよ。』ってことだったんだ。ラッキー！H製薬さんの勉強会ってことはぁ、メーカーさんから豪華なお弁当が出るうううう！！！わーいわーい！どんなお弁当だろうかなぁ、うっしっし。。。と～～っても楽しみにしてたのに、、、薬剤部長：「H製薬に俺らの分もお弁当頼む？」え？た、頼んでくれないの？？？薬剤部長：「勉強会参加は（勉強会担当の先生に）伝えたから俺らの資料も頼んだけど。」で？資料だけ？薬剤部長：「弁当も頼むならS先生のお願いしとかないと。」えっと、えっと、、、、そういう言い方されちゃうと、、、おいら：「いや、いらないよ。」って、心にもないこと言ってしまうおいら（凹）おいらの意見なんか聞かずに頼んでくれればいいのに、もう。。。おいらの唯一の楽しみがあああああ。。。。。医局会の楽しみ、無くなっちゃった。H製薬さんの新薬の説明会も、半分は心ここにあらず。。。まぁぶっちゃけあんまりおいら興味のない新薬だったんだよなぁ。過活動膀胱治療薬じゃあね、おいら、自身がお世話になる予定当面ないしなぁって。しかも、薬剤部長はH製薬さんの説明中も、この後のプレゼンの予行に余念がないし、おいらはおいらで、H製薬のMRさんのスカートの裾のほころびが気になって気になって。。。H製薬さんの勉強会は予定どおり30分程度で終わり、その後はおいら達のプレゼン。先に薬剤部長が、その後でおいらは電子カルテを使って説明をすることに。ただ、薬剤部長のプレゼン途中にも、先生達から意見や質問が続出。おーい、この医局会っていったい何時までかかるんだってんだよ。一時間じゃ終わらないじゃん！！しかも、この日はおいら達の味方である事務部長が直前で、『俺、予定出来ちゃって出席出来なくなったから、二人でよろしく。』って、ひ、ひどーーーーい！！だから、事前会議ですでに決定していた事案を、院長が突然覆す発言をするは、電子カルテをプロジェクターに繋いでプレゼンするつもりが、繋がらなーーーーいい！！全然だめじゃん！！結局プロジェクターは諦め、電子カルテをそのまま数台起動させてプレゼンしましたよ。もう！！予定どおりにいかないし、院長のぶっとび発言にぶちキレ寸前だっつーの！薬剤部長もへらへら笑って院長に反論しないし！！！！会議終わって薬剤部長と一緒に3階の医局を出て、1階へ降り更衣室の前で、おいらぶちキレちまったよーーー！うううっ、3時間もサービス残業＝医局会議で頑張ったのに、報われなーい。。。結局次回の事前会議でふりだしに戻るってかぁ。。。はぁ、どっと疲れた。着替えて駐車場に出たら、真っ暗で足元もおぼつかないよ。職員駐車場だって灯りが欲しいよお。。。携帯のカメラのフラッシュで歩くなんて、危ないよー。と、、、外階段で医局から直接駐車場に降りてきたI先生とばったり遭遇。あー、両手にお弁当持ってるし。。。I先生：「誰だぁ？」おいら：「不機嫌まっただ中なおいらだよーだ。」I先生：「なんだそりゃぁ」おいら：「先生達はお弁当あるけどなぁ、おいらはこんな時間までお菓子も食べてないよーだ。」I先生：「なんだ、弁当欲しいのか。」おいら：「いやねぇよーだ。ダイエット中だってんだーい。」I先生：「やるよ。俺帰って晩飯あるから。」おいら：「あぁ？」I先生：「医局会で弁当出ること言い忘れたから、帰ったら飯あるんだ。」え？ほんとにくれちゃうの？欧風料理屋さんの洋風弁当！！う、うまい、美味すぎる！ああ、美味しかったぁ。医局会、波乱だったけど、お弁当美味しかったからまぁ良しとしちゃうかな。

  2013年09月08日

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• ストレスフル

  昨日、業務終了間際に事務長に捕まってしもうたよ・・・。先月の入院請求の算定漏れがあったとか・・・。 あちゃあちゃ、それっておいらの担当病棟じゃないんだよなぁ。でも、同じ医事課の人間の算定もれだから。医事課の低レベルが露呈したなぁ。しかも、そのデータを確認しようとしたところ、別の業務ミスも発覚だってんだから。。。今後どうやって徹底させようか。。。 頭が痛いよ。。。 で、そんなことしていたら、、、 帰りそびれたーーー！！！ あーあ、今日は定時で帰る予定だったのに。予定ないけどさ。。。   と、そんなことしていると、お隣の薬剤部から顔を出した薬局長のＹさん。Ｙさん：「例の件、今日は保留になったよー。」 院長からの診療報酬に関する不確定な情報があり、検討の余地ありとしておいらが院長に差し戻した件、、、薬局長にお願いして情報の出どこを確認しようとしていたんだけど、この日は担当者が不在でねぇ、来週に持ち越しになったのだ。  おいら：「ああ、それと先日の会議の提案、業者に確認したけど二つともＯＵＴだったよ。」Ｙさん：「対応できないとなると別の代案を考えないといけないのか。。。」 今週あった会議、実はこれＹさんが責任者で今週が第一回だったのだが、これは医事課であるおいら達にも非常に重要な件だったりする。今回の議題はまず病院の電子カルテシステムのことで、それに対し院長が出した提案がすべて業者では対応できないことだったんだなぁ。 院長には院長の考えがあり、おいらや薬局長のＹさんにも考えがあり、事務長にしても、病院として許容出来る範囲があって、まぁはっきりいうと、如何にして医師の負担を軽くして数か月後のシステムを構築するかっていうその準備段階なのだ。 それが、最初の最初の提案から頓挫だってんだから、、、おいらもＹさんも、凹みますがな。 はぁ、先が思いやられるぅぅぅ。。。  おいら：「まぁ、来週考えよ来週。おいら明日休みだからごめん。」Ｙさん：「ああ、俺も休みだから。たまには土曜に休ませろってんだよ！！」 あれれれれぇ？Ｙさん、今日はどうも荒れてるのお。どうやらストレスいっぱいなようだねぇ。  会議の件もあって、お疲れ気味なのかな。いや、こりゃなんか別のことみたいだなぁ。 微妙に小声でぶつぶつ言い出しちゃってるよ。だけど何言ってんだか半分くらい聞えないってんのー。 そもそも事務所でそんな話されても、まだ総務課長があっちに居るしな、聞こえちゃやばいっしょ。。。 とりあえず、帰りましょう帰りましょうって。大体、もうすでに50分近く過ぎてるんだから。。。続きは来週、来週ね。 そう促して事務所を出た。 けど、、、、 タイムカードを押して駐車場の車に向かう途中に、必ず居るんだよなぁ、一服中のＹさんがさぁ。 結果、、、事務所での会話の続きがここで展開されるわけさ。。。   どうやらＹさん、ここのところ薬剤部でストレスフルなんだとか。すべて人間関係なんだってさ。 おいら：「なんだよそりゃぁ？薬剤部でいじめられてんの？」Ｙさん：「半無視だよ半無視。俺が問いかけたって返事すらしないし。」 ・・・無視って、、、子供かよっ！ Ｙさん：「この前の会議だって、翌日人選のことでキレられたし。」  ・・・をいをい、うちの薬剤部ってどないなってんねん！！ Ｙさんも、うちの職場に来たばかりのころは、今までの自分のペースで人間関係を構築していたようだけど、だんだんと部署内の力関係やらなにやらがわかってきて、それぞれのキャラも把握しだして、このままじゃうまくいかないって思って軌道修正したりしてきたらしい。 ただ、業務に関することは思ったことを言ってしまうようで、軋轢が生じたようだった。 Ｙさん：「だって、今までのやり方が明らかにおかしいんだから。提案って形でお伺いをたてる感じで言ってるんだぜ。こうしたらどうですかねぇって。」 ふーん、だけど・・・ Ｙさん：「それに対してキレるわ無視するわ。なんなんだよ！」  おかしいなぁ、Ｙさんってば昨年まではバリバリの営業マンだったはずなのに。。。営業マンって、トーク得意じゃん！相手の顔色伺って、お愛想だって得意じゃなかったのかよ。。。 Ｙさん：「通用しないんだよ。」  ・・・・はぁ。。。こりゃ重症だ。 まぁ確かになぁ、おいらの医事課だって同じっちゃぁ同じだよ。働かない先輩、ただ年数だけ重ね、年をとり、『もうあたし歳だから働けない。』だの言うだけ言って、向上心のかけらもないし。。。  Ｙさん：「だからもう俺は腹をくくった。」 え？腹決めたって？  Ｙさん：「好きにやらせてもらう！」  知らなかったぁ、意外とこの人、温厚なだけじゃなかったんだぁ。まぁそこまで薬剤部の面々が追い込んだんだろうけれど。。。 どうやらうちの事務長には少し相談していたみたいだけれど、それでもこんだけストレス溜めちゃって、誰かに話したかったんだろうねぇ。 以前の職場の同僚さんが、今もうちの病院に営業に来たりしているけれど、多少の愚痴もこぼしていたのかもしれないけれど、でも実情を知る病院側の人間に話したかったんだろうかなぁ。 同じ部署ではここまで言えないし、薬剤部の隣の部署のおいらなんて、愚痴の聞き役には最適だったとみえる。 まあおいらも、飲み会でタクシー代だしてもらったり、奢ってもらったりしたこともあったから、話を聞くくらいはするさ。 おいらだって事務所の愚痴聞いてもらうことあるし。。。  ただ、それにしたって、、、  駐車場で2時間半って、異常じゃねぇのかなぁ。。。 いつの間にか外真っ暗だし、、、 おいらが自分の車に乗り込もうと運転席を開けても、まーだ話が終わらないＹさんだったよ。  これで多少なりともストレスが軽減されれば良いのだけれどね。  っていうか、おいらの職場ってどこの部署もいろいろあるんだな。 あーあ、おいらも頑張ろっと。

  2013年07月13日

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• 9連勤

  怒涛の9連勤、やっと終了でぇーーーっい。先週の金曜から祝日の今日まで、二回連続の日直勤務を含め、ほんとに怒涛の勤務。。。はぁ、さすがに疲れた。ま、9連勤になる前は、3連休だったわけだし、つまりは、その3連休をもぎ取る為に、この9連勤は覚悟の上だったわけだ。それでも、3連休の旅行の後で疲れの残る中での仕事は、集中出来ずだったし、体調不良もあって、きつかったなぁ。明日は、やっとゆっくり出来るね。

  2012年11月03日

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  サラリーマンいろいろ・・・

  先月、こーんな美味しいお刺身を奢ってくれちゃった知り合いさんは、この飲み会の数日後に転勤が決まり、今月から別の地へ。といっても、栄転だってんだからサラリーマンとしては嬉しいことだよね。それに、別の地といったって高速で20分って距離だからね。ちゃんと評価してもらってステップアップするってすごいなぁ。うらやましいなぁ。業種は違えど、社会人としては複雑な感じ。。。まぁ、おいらの職場はそういう評価もなにもないしなぁ。そういう職業を選んだからだけど、こういうときは複雑な気持ち。。。で、そんなおいらの職場にも今月から新しい顔が。隣の部署の薬剤部に新しい薬剤師さんが登場したのだが、これがまた、他業種からってんだから、よくぞ思い切ったもんだねぇ。ってか、この人知り合いだし。。。。ってか、奢ってもらったことあったりして。。。。うーんと、その時は、酒の力もあってかあんなことやこんなことを話してもうた気が。。。あちゃちゃぁ、、、ヤベぇよなぁ。まぁ済んだことだ、仕方ないか。でもって、そんな新顔さんと、先週一週間が終わった土曜日、たまたま帰り道で遭遇してしまったら、そりゃついついお声をかけてしまうよね。おいら：「どーですか、一週間怒涛でした？」新顔さん：「ええ、まぁさすがに」おいら：「疲れた？いろんな意味で？」新顔さん：「まさしく」おいら：「ですよねぇ」ほんとは、どーしてこんな思い切ったことをしたのか、その真意を聞いてみたかったりしたのだが、まぁそれはおいおいってことかな。サラリーマンにはいろいろな人生や転機があるんだね。

  2012年10月10日

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• 苦しかった月末・月初・・・

  先月末に強引に三連休を取得したのが響いたのか、いや、それがすべての原因ではないのだが、久々に月末・月初の業務は厳しかった。。。そもそも、先月中旬から本格稼働した新しい電子カルテが、思うように我々の医事コンピュータと連動しないことが原因だったりして、勿論、医事コンのディーラーや、電子カルテ会社の面々がいろいろと作業してくれてはいるが、支障が出るたびにおいら達の業務もストップし、プログラム修正のために協力しなくてはならなくて、その時間たるやそら結構なものだったのだ。そりゃ、自分の通常業務に時間を費やせないこと、致し方なし！！通常より多くの残業で乗り切りましたよ。もう仕方ないってば！！月末の最後の日曜日が日直当番で、頑張って仕事したけど、それでも追い付かなくって、お休みなしで働いて、何とか先週土曜日、全部のレセを完成させた。そして、やっとこ今日が公休。。。やっと、一息。。。はぁ、きつかったぁ。。。今月は、もうちょっと何とか余裕をもって仕事したいなぁ。

  2012年08月07日

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• ぼーなす

  やっと本日、頂いたボーナス・・・。。。ってか、売上悪いからって、昇給なしの今年度は、やっぱりこんな程度の額だよな。。。これでも査定もなくて、満額ってんだから。。。はぁあ、無駄なコスト削減すれば、おいら達の昇給だって余裕なはずなのに。やる気も失せるぜ。出るだけマシとして、自分を納得させる日。

  2012年07月10日

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• どっと疲れた一週間。

  今週の月曜から、職場の医事課に新しい派遣さんがやってきたのだが、、、派遣会社も、どうして未経験者を派遣するんだろうかなぁ。。。。しかも、派遣さん初出勤自体が派遣さんのインフルエンザ罹患で一週間遅れたんだよね。加えて初出勤したその日に、もうすぐ産休の後輩がインフルエンザでダウンして午前の途中でリタイヤ。でもって、先輩の一人も家族のインフルエンザで急遽お休みした日もありで、ほんとにバタバタの一週間。さすがのおいらも疲れ果てましたよ。。。そんなわけだから、三週連続週末に飲みに行っちゃうのも仕方あるめぇって。ま、最初から予定していたことだったんだけどね。お気に入りのイタリアンバルでのまったり飲み。スパークリングワインのサービス券から飲み始めて、日々のストレス発散にと、調子に乗って食べて飲んでいたら、この一週間の疲れがどっと出たよ。最後の白ワインの途中で、ペペロンチーノのオイルにノックアウト。は、吐きたいかもしれねぇ。。。なんとかかんとか持ちこたえるも、帰りのバスで、本気で寝てしまった。。。焦った焦った。それでも、ちゃんと最寄のバス停直前に目覚めるんだから、おいらってエライ！！あー、来週も忙しいんだろうなぁ。ってそもそも明日は日直当番か。。。来週も懲りずに飲みに行きたいなぁ。

  2012年02月11日

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• 先週は波乱づくし・・・

  気づけば、もう月末。一か月なんてほんと早い。先週はとにもかくにもいろんなことがあった一週間だった。先週の日曜は、今年最初の一泊旅行。確か昨年、おいらは言ったはずだった。「雪が降る時期は行けないや。」そう、確かに言ったはずだった。だけど、、、「雪は降るけど積もってないって。市内なんてノーマルで行けちゃうし。」昨年から雪の降る地に住むその人の、そんな軽～い言葉をそのまま信じて、命かけるほどおいらもお気楽な性格はしてないので、愛車ぎゃらんクンに人生初のスタッドレスタイヤをレンタルして装着したんだ。そもそも、スタッドレスタイヤを装着しなきゃ行けないって分かってて、どうして「行く」ことにしちゃったんだか、、、、。約束してからずっとスタッドレスタイヤを探しまくって、やっとの思いでぎゃらんクンにぴったり合うサイズのタイヤを見つけるまで、いっぱいカーショップをまわって、いろんなカーショップに電話して、友人で車屋の若社長にもいろいろ相談して、、、一時は高額の出費を覚悟したりしたんだよ。なのに、直前で、「ゆっくり来て。前々日から出張になっちゃったから。」だと！！・・・・をーい！！おいらがどんな思いでレンタルスタッドレスを探したと思ってんだ！！ま、仕事だから仕方ないんだけど。。。だけど、結局はおいらより早く戻ってきてくれていて、なんだ、だったらおいらも早くいけば良かったのにな、なんてね。しかも、せっかくスタッドレスタイヤをレンタルしたんだから、ドライブと行きたかったのに、「なんだか体調不良」って言って、いったいどんだけおいらを放置するんだよ。。。ま、ほんとに微熱っぽかったし、仕事で疲れているのも分かってたし、翌日社内テストだったのに、テスト勉強は前日までに済ませて、この日はおいらに付き合ってくれてることも分かってたから、あんまりわがまま言えないけれどさ。遠出は出来なかったけれど、観光地の一つには行けたから、ま、よしとするか。天気もこの地では珍しく快晴で、良かった。いくらスタッドレスタイヤを装着しているとはいえ、やっぱり雪道初心者だから、怖い思いしたくないもんね。が！！！翌日、帰る日は朝から雪、雪、雪ーーーー！！やば！やば～い！こ、こりゃ帰れなくなる！！！ってことで、もうちょっとのんびりして、ランチも食べてから帰るつもりだったけれど、ランチは道中で食べることにして、高速へのったところ、寒さと疲労で、雪の心配がなくなったころ、サービスエリアでの休憩で力尽き、車の中でひとやすみのつもりが、マジ寝してしまった。。。の、喉ガラガラ。痛い。。。。やってもうた。。。火曜日、レンタルスタッドレスを返却するため午前を半休し、午後から仕事に行くと、医事コンピュータが新しくなっていた。そう、今度の４月の診療報酬改定に現行モデルが対応できないってことで、新しくなることになっていて、おいらが休んだ月曜から始動していたんだけれど、マウスが新調されて使いやすくなるかなぁって思っていたが、キーボードの並びが変わって、覚えるのが大変！当面は慣れるまで悲鳴を上げそう。。。しかも、先輩の家族の病気もあり、でもって、事務部長の発熱もありで、外来が混むわけではないのに、忙しい一週間だった。そして、極めつけが、、、同僚の一人が、交通事故に巻き込まれてしまったんだ。実は先週の金曜は、おいらと薬局の仲良しの薬剤師さんとで企画した、職場の有志による新年会だったんだ。事務所の同僚も参加予定だった。そして、結構楽しみにしてくれていたんだ。金曜は皆仕事だったから、残業しないようにって、仕事ガンバって終わらせたんだ。現地集合だった飲み会、おいらは一応幹事だから時間に遅れないように店に到着。と、気づいたらその同僚から着信があったんだ。3分前の着信だったから急いでコールバックすると、「きむぽんさん、ごめんなさい。あたし行けなくなっちゃいました。」って。。。辛そうな声で・・・。「今、事故に遭ってしまって。救急車待ってるんです。」えええええーーーー！！！「車、廃車ですー。」家族に電話する前に、おいらに電話してくれたんだって。飲み会の最中にまた電話をくれて、病院に掛かって、一応頸椎捻挫だけで、外傷はなかったこと、交差点内の一旦停止無視の車にぶつけられたことを聞いた。「来週、午前中お休みをさせてください。」って・・・。今日、やっと出勤してきて、事の顛末を聞いたんだけど、相手は無保険で、いろいろと厄介なようだった。はぁ、おいらは先週、「人生初レンタルスタッドレスだ！」なんて言って、それなりにはしゃいで、6県を走行したけれど、身近に交通事故に遭ってしまった人がいると、「気を引き締めなきゃ。」って改めて思ってしまった。ちなみに、、、、先週末の新年会、、、飲み放題だったのを良いことに、ビール、梅酒、果実酒と、またまたいろいろ飲みまくり、二軒目も行き、酔った勢いで、ドーナツまでお土産を買ってしまった。。。で、なぜか、自宅に帰りつくと、お腹が、、、、『ピー！←自主規制』トイレに駆け込んだのだった。。。。そして、事務所の同期さん、薬局の薬剤師さんも、おいらと同じ症状だったとか。あはは、なんて新年会だったんだ、もう。

  2012年01月30日

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  2012年の販促グッズ

  「きむぽんさん、これ好きでしょ？」って今日の午後、薬剤師さんが持ってきてくれたよ、おいらの大好きな販促グッズ。ムコちゃん（おサルさん）のマイクロファイバーハンディモップだぁ。　　　　卓上カレンダーは昨年末に、奥の手を使って手に入れちゃった一品。しかも、自宅用と職場用！ぐふふふっ、今年も癒し系のキャラグッズいっぱいゲットしたいなぁ。

  2012年01月10日

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• 一万歩×2日

  事務職のはずなんだけど、おいら。。。若作りしてっけど、結構カラダはガタがきてんだってんだよ。それでなくても、今週は週の最初に強行旅行なんてしちゃってるし・・・。水曜だって、バドサークルで久々参加のせっかち先生にいたぶられ、右に左に振り回され、スマッシュまでお見舞いを受け疲労困憊なのに、金曜と土曜が受付のサブ業務担当だったわけ。サブ業務ってのは、会計する人の隣でサポートする係りなんだけど、受付された患者のカルテを用意して外来の窓口まで届けたり、医局へ行ったり、会計の準備したり、会計済みのカルテを片付けたり、、。ま、暇な外来日だったら大した仕事じゃないんだけれど、今週の金曜土曜はもう有り得ないくらい外来が激混みだっつーの。ってかさ、そもそもうちの病院の外来は基本的に予約制なのに、どうして次回の予約を入れるドクターが、同じ日に集中して予約をさせるんだか。。。怒涛の患者の襲来に、外来と事務所を何往復してことだろう。。。制服のポケットに忍ばせておいたスマホが、余裕で一万歩を示してるってんだから。もう、へとへと。それが2日続けてだなんて。。。恨むぜ、外来ドクター達め！！あー、ほんと疲れた。

  2011年10月29日

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• 講習会に参加する

  妙に忙しい月末。。。もう、電話がジャンジャンなのに、そんなときに内線まであちこちから。。。しかも、午後は事務所のメンツが少なくて、あーもう、一人であっちもこっちも無理！！さてさて今日は、業務終了後から講習会があった。ちょっと興味のあるものだったので、参加しようと思っていた。と、看護部長から内線が。部長：「館内放送で時間と場所を流して！職員に参加させて！」館内放送っすか。。。そういやあ、事務長とか先輩がたまーにやってるけど・・・・、おいら未経験。。。ま、元放送部（小学生だけど・・・）としては、やってやれないことはない。ってなわけで、講習会10分前に館内放送を。先輩：「ちゃんと声とおってた。合格合格！」先輩から合格点を頂戴する。はははっ、当然ですってば！！！東京のとある病院から副院長先生をお招きしての講習会。ま、製薬メーカーの後援だから、きっとお薬の処方数増加につなげたいんだろう・・・なんて思っていたら、あれ？このメーカーの製品、まだ採用してないじゃん！！でも、その疾患の治療薬のＰＲだけじゃなく、ちゃんとその疾患に対するいろんなお話が聞けて、おいらとしたらとても有意義な講習会だったなぁ。前職では勉強することがいろいろ多方面にあり、いろんなところにアンテナ張り巡らして、情報収集して、いろんな人達に教てもらっていたけれど、今の職場にきて、なんだかそんな機会もあんまりなかったから、こういう院内研修というカタチの講習会は良かったな。また機会があれば出たいものだ。

  2011年09月27日

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• 時給5千円

  医療事務職ってのはね、病院の中では多分1、2を争うほど給与が安い！！！これはまぎれもない事実だ。だからって、病院という組織の中で一番の高給取りのドクターから、『バイトしません？』って勧誘されちゃったらさ、そりゃ心グラグラ揺れちまうのも仕方ないよな。月末月初めの今週、ドクターチェックを依頼すべく、外来レセプトを持って医局へ行くと、帰り支度中のせっかち先生が、おいらが手にした大量のレセを見てポツリと言ったんだ。せっかち先生：「きむぽんさん、良かったらバイトしません？」おいら：「え？バイト？割のいい話なら心動くかもしれませんが？」せっかち先生：「その、今手に持ってる外来レセのチェック。」おいら：「い、いかほどで？？？」せっかち先生：「5千円でどーです？」・・・・せ、せこっ！！おいら：「5千円っすかああああ。もう一声欲しいーーーー。」せっかち先生：「5千円じゃダメですかぁ。」おいら：「はい。もちっと値上げしていただけませんと、ご期待にはあああ。」このときはそう思った。でも、医局を出て冷静になって考えてみた。常勤医師達に配分し、一人の医師がチェックする外来レセは、大体数百枚ずつ。外来レセだってことを考えると、一枚に掛ける時間は然程ではない。さすがのおいらも、その枚数ならば１時間程度でとりあえずのチェックは可能だ。難しいく悩むレセだけせっかち先生に相談すりゃいいんだから、そう考えると、時給としたら5千円、悪くないな。うーーーーーん、医事屋の魂、うっかり売りそうになっちまったよ。。。

  2011年09月03日

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• パンパン

  日直当番だった本日は、朝から暑い一日だった。先週は体調不良をおして二連チャンで飲みに行ったのだけれど、なんとか乗り切ったようで、いつの間にか喉の痛みも治まっていた。今日の日直当番の相手は、飲み友達の事務所の後輩なので、気楽だなぁ。朝から二人で、まったり仕事をするとしよう。。。。ま、おいらは溜まった仕事が大量なので、少しずつ処理していくとしようかね。後輩さん：「これ、どっち飲みます？」とコンビニでコーヒーを買ってきてくれた後輩さん。うう、朝から嬉しいぜ！おいら：「おいらも今日はおやつがあるじょん。」後輩：「マジっすか！どんなおやつです？」おいら：「ハーゲ○ダッツのアイスクリーム。3時のおやつだぜ！」なーんて、ああ、こういうのも楽しいね。と、今月から産休に入った事業部の仲良しYさんがひょっこり現れた。Yさん：「残した仕事を片付けに来ました。あ、これ差し入れ！」おおっ、美味しそうな和菓子の差し入れだー。Yさんも交えて3時のおやつで堪能したよ。特に急患もなかったまったりの日直。さぁ、後30分で終わりって時間に医局へ行くと、今日の当直医のセクスィー先生が白衣を脱いでまったりネットサーフィン中だった。おいら：「ういーっす。今日は意外と平和でしたねぇ。」セクスィー先生：「ま、オレはまだ夜があるからな。」おいら達は日勤帯だけの仕事だけど、セクスクー先生は日当直だからね。確かにまだまだ油断は禁物だね。医局で用を済ませて、山積みされてたカルテを回収し、医局を出ようとすると、セクスィー先生がおいらの顔を見て、こう言うのだ。セクスィー先生：「おい、今度こそ飲んだ後だろ？（7月2日の日記参照）」おいら：「お！するどい。昨日は飲んでないけど、その前日、前々日は飲んだよー。」セクスィー先生：「やっぱりな。今日は顔パンパンだぞ。」・・・・え？ま、マジで？？？？？セクスィー先生：「パンパンに加えて真っ赤だし。どうしたんだそりゃ？」・・・・そこまで言われるほどじゃないと思っているのだが。。。おいら：「飲んだことは飲んだが、そこまでヒドイかぁ？？？」セクスィー先生：「鏡見てないのか？」おいら：「・・・いつもと同じ顔だと思った。。。。だって丸顔だもん。」セクスィー先生：「代謝落ちてるんだからほどほどにしたほうがいいぞ。何時まで飲んでた？」おいら：「金曜は二軒行ったから2時半くらいかな。。。でも、然程飲まなかったもん。」セクスィー先生：「よく二軒目とか行けるなぁ。オレもう無理だぞ。」おいら：「折角飲みに行くのに一軒で終わりじゃ勿体無いもん。」でもさ、でもさ、そんな顔がパンパンって言われるほど飲んじゃないのに。。。マジマジ言われると結構ショックだ。美顔とか、小顔になるような何か、探そうかしらん。。。

  2011年07月10日

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• 立つ鳥跡を・・・

  先週末、折角誘われた飲み会を断ったのには理由があった。勿論、突然だったこともあるし、月初めで残業だったこともあった。それに、翌日も仕事だってこともあったが、一番の理由は、前夜寝不足だったことと、気分的に落ちていたからだった。そういう気分であるのなら、本来なら飲んで飲んでストレス発散といきたいところだけれど、なんとなく、そう思えなかったのだ。ストレスの理由は、職場の先輩の一人が退職することになったことだ。・・・先輩が辞めることがショックだったわけではない（・・・って、おい！）。その先輩は、明らかに仕事が出来ない人だった。年齢的に限界だともいえるが、とにかく、元々おいらの指導係りでありすでに退職してしまった先輩が、今まで守ってあげていたことが問題だったのだと思う。もともと、能力のある人ではなかったのだろう。。。医師でもなく、看護師でもなく、薬剤師でもなく、医事なんて、資格も要らない仕事ではあるけれど、それでも、診療報酬は二年に一度改正がある。それなりに、ちゃんと勉強しなきゃ置いてきぼりを食らう、そういう仕事だとおいらは思っていた。なのに、この職場に来て驚いた。それなりの規模の病院なのだから、それなりに優秀な人材がいるのだろうと思っていたのは間違いだと気付いた。人員だけはいるから、一人一人の責任感が希薄なんだろう。他人任せの仕事の仕方にうんざりした。それでも、ここに来た以上、おかしいと思ったことは変えていかなきゃ。。。そう思った。でも、今までそれでよしとしてやって来た人達を変るのは難しかった。せめて、自分は今までのとおり、自分がやって来たやり方で、自分が正しいと思うやり方で、仕事をした。そして、いつの間にか、おいらよりも十年以上ここにいる先輩が、おいらに仕事を訊いてくるようになった。結局おいらは、おいらの指導係りだった先輩の代わりになってしまった。でも仕方なかった。。。そんな先輩だから、辞めることに特に異存はないのだけれど、でもだからって、退職する2週間前に事務部長からその事実を聞かされるってどういうことだよ！？仕事の引継ぎってもんもあるだろう！！今月15日で退職するのに、まだ有給消化もしたいらしいのに、それを先月末に聞かされたって、みんなで仕事の割り振りを考える時間の余裕もないじゃないか。そもそも事務部長に『退職』を切り出したのだって、事務部長がおいら達に伝える2週間前だったっていうし。。。事務部長も事務部長だ。2週間も自分だけであたためておいて、もっと早くおいら達に伝えるべきなんじゃないの？皆7月の公休も組んでしまってるし、業務のシフトだってそう。業務分担だって、月末に言われて、はいわかりました、来月からどうしましょうって、月初めでレセ業務真っ只中に、どう決めろっていうんだ！！んとに、ワケわかんねぇよ。そりゃ辞めてく人には、いやな思いをさせずに、きれいに辞めていただきたいけれど、皆が憤慨して感情的になってしまうのもわからなくないって。辞めてく人間として、どうしてこの先輩は、残る人間に対する配慮ってもんがないのだろう。。。立つ鳥跡を濁しまくりじゃんかよ！！結局、未だに業務分担は決まっていない。皆で宙ぶらりん。はぁ、そりゃストレスも溜まるってんだよ。

  2011年07月04日

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• 浮腫み

  昨日のランチの時間に、食堂の隣のテーブルで院長と食事をしていたセクスィー先生が、突然声を掛けてきた。セクスィー先生：「おい、昨日飲みに行ったのか？」おいら：「へ？」セクスィー先生：「飲み会だったんじゃないのか？」おいら：「違うけど。何で？」セクスィー先生：「なんだ、違うのか。」おいら：「どこ情報だよ？質問の意味がわからない。」セクスィー先生：「違うんならいいんだ。」おいら：「・・・・はっ！？おいら、ひょっとして浮腫んでる？顔パンパン？」セクスィー先生：「・・・い、いや。」おいら：「いつもと同じだもん。いつもこの顔だってんだい。」セクスィー先生：「そんなこと言ってないだろ。」おいら：「おいら今禁酒宣言中だから飲んでないの。」セクスィー先生：「なんで禁酒宣言してんだ？」おいら：「いやぁ、ちょっとマズイことしてもうて。。。来週には解禁予定だけどね。」はて、ホントにどうしてそんなこと訊かれたのやら。。。ホントにおいら、浮腫んだ顔してたんだろうか・・・。ショック。。。でもって、そんな日に、またしても飲みのお誘いメールが来ると、残業に加えて前日寝不足で体調不良なことを差し引いても、誘いにのる気になれないのは、言うまでもないってか！はぁ、浮腫み解消グッズでも買おうかな。

  2011年07月02日

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• 怒り

  昨日は久々にムカついた。それと同時に、なんて小さい野郎だったのかと、厭きれ返ったぜ。そう、副院長という要職であり、医師という職業人にあるまじき言動に、厭きれるを通り越して、軽蔑したね。しかも、自身のそういう地位を利用して、圧力じみた言動するとは何事だってんだ。おいら達医事課の仕事を何だと思ってるんだ、あの副院長は。そんなに医者が偉いのか？医者なんて、患者がいなけりゃタダの人だろ！おいらに電話で言ったその台詞を、患者の前で正々堂々と言えるものなら言ってみやがれ！そんな言葉でおいらが納得すると思うなよ。自分の考えが正当だと思うのなら、そんな感情的な物言いをしないで、いつものように冷静に話せってんだ。ほとんど恐喝じゃねえか。病院において、治療に関しては医局の領域だ。だが、診療報酬に関しては、医事課の領域だ。医師だからって、医事課に理不尽な命令をするのは、越権行為だ。副院長だからって、そんなの許されることじゃねぇ！！・・・・あーもう、めちゃくちゃムカついた。でも、ほんとにムカついたのは、、、明らかに感情的な副院長に、理路整然と意見し切れなかった、立ち向かいきれなかったおいらの無能さだ。電話を切った後で、言いたいことが噴出してきたってことだ。・・・なんで、その場でちゃんと言い切れなかったんだろう。。。『いつも冷静沈着な副院長が自身のことを「オレ」とまで言って感情的にお話になることが、副院長の主張が正論でないことの証明なのではないですか？』と、、、、。どうして言えなかったんだろう。。。あーーー、情けないったらないや。しかし、この怒り、どう決着つけたらいいのやら。。。

  2011年06月11日

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• 笑顔の仮面

  ホントの自分と、仮面の自分。それは、自分で使い分けているというか、当然、職場では仮面をつけている。そして、ホントの感情には蓋をしている。仮面の下の顔は、自分だけが知っていればいい。ただ、たまにその蓋をこじ開けられそうになると、焦る。一生懸命、笑顔の仮面で誤魔化そうとしているけれど、仮面の笑顔が、ひょっとしたら剥がれかかっていて、相手にそれを気付かれたら・・・って。。。そして、おいらの蓋をこじ開けようとする、相手のその笑顔も、実は仮面で、その仮面の下の顔は、おいらのように別の感情を隠すだけのものだとしたら・・・。今のおいらに、それを確かめる術はない。だったら、仮面だろうと、おいらに見せる顔を、そのままを信じるしかないんだろうな。でもって、避けて、逃げて、素通りするより、これはおいらの試練だと思って、あえて、おいらも笑顔の仮面でいよう。。。いつか、ほんとに、仮面が剥がれても、同じ顔でいられるように。。。ドクター：『アルコール性じゃないですか？飲みすぎってことですよ。』・・・この前の健康診断で、初めて肝機能が経過観察となってしまったおいら。ドクター：『ま、そのうちエコーでもやったらどうです？』・・・・愚痴ったら、うちの医者に言われてしもうた。。。確かに、ゴールデンウィークには酒を飲みました。潰れるまで飲みました。でも、おいら自宅では一滴もアルコール飲まないんだよ。つまり、健診直前には飲んでないのに、、、。なのに、肝機能が異常値だなんて。。。そりゃ確かに、肝臓はそんなに丈夫とは思わないけど。お酒だって、ホントはそんなに強くないさ。すぐ赤くなるし、酔っ払うし。。。・・・てやんでぇ。いーや、別に。気にするもんか！ドクター：『ま、肝機能の数値は酵素の数で、激しい運動した後なんかでも高値になりますよ。』そ、それだ！！おいら、健診前に頑張ってジョギングしたもの！バドもやって、雨の中も走ったもの！！なんだ、それだそれ！心配して損した！良かった。これで懲りずにまた飲みに行こうっと！

  2011年05月28日

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• トラブル続出

  折角の半休の火曜日。久々に前職で仲の良かった看護師さんとランチでもしようかなと、前夜にお誘いし、仕事終わりに待ち合わせを約束した。ちゃんと着替えを持って仕事に行ったのだが・・・、なんだか今日は朝からトラブル続出。朝一番で、5病棟の師長から突然のお小言と思ったら、師長：『別の病棟でオムツの在庫を隠していたのが発覚したんだけど、どうするつもり？』・・・・あ゛？それって初耳だけど。確かに先月棚卸しがあったのは知ってるけれど、あのね、師長、お言葉を返すようですが、確かにおいらはオムツの発注担当ではあるけれど、それは言葉通り、発注を担当しているだけなのですが。。。それぞれの病棟から必要量を事務所に報告してもらって、おいらは決められた日に発注するだけなんですけど。。。だから、それぞれの病棟がそれぞれで管理しているオムツに関しては、おいらは関与していないのですが。。。。それを突然、師長：『オムツの倉庫以外のところに隠してたの知ってたの？』とか言われて、師長：『今から見に行ってみたら？』とか言われましても、、、。。。結局事務長に相談し、病棟師長からのあらぬ誤解は解けたけど、、、なんていうか、病棟管理ってどうなってんの？。と、今度は、そのオムツの使用量の報告書に関するトラブル発生。病棟が患者さんに使用したオムツの枚数は、書類にして事務所に報告してもらうのだが、その報告書がヘルパーさんたちの負担になっているっていうのだ。・・・なんで突然？今までやって来たことなのに！？しかも、数ヶ月前に、事務所の先輩とヘルパーさん達と相談会があって、それで今の方式に落ち着いたところだったのに。。。もう、ワケわからんから先輩に○投げしといたさ。すると今度は、本日の受付会計担当の後輩と派遣さんコンビにそそっと手招きされた。なんだ？と思ったら・・・、後輩：『お金が払えなくて未収になってるはずの患者さんが居るんだけど、コンピューター上では入金になってしまってるんです。』なんで？お金払っていない患者さんの請求兼領収書は、当然領収してないんだから、それぞれの患者さんのカルテの中に保管していて、コンピュータ上では未収金となっている。お支払いいただいたときに、領収印を押して領収書の半券は倉庫に保管され、コンピュータの未収金は入金となる。そして、毎日日計表をプリントし保管している。で・・・、カルテの中にまだ領収書が残っている、つまり、まだお支払いしてもらってない患者さんの未収金が、コンピュータ上では入金されたことになっている。・・・つまり、誰かがコンピュータの出納を操作したってことなんだ。。。。誰だよ？え？先輩の一人？どしてそれが解かるのかって？だって、担当なんだもの、その患者さんの。しかも、患者さんの保険情報を操作しているみたいだから。。。なるほど、保険情報を操作した際に出納も触ってしまい、未収金を入金にしちゃったってことなんだ。・・・どうしてこういうイージーミスをするのやら。。。しかも、かなりの高額な未収金がめちゃくちゃな日に入金したことになってしまってる。こ、こりゃ一つ一つ裏を取ってから出納を元に戻さなくては。。。んとに、なんて面倒な。おいら、今日はランチの約束があるんだから。。。ざ、残業したくないんだから。。。。でも、結局、、、15分ほど残業する羽目になってしまった。・・・・もう、勘弁してくれよーーー！！！結果、着替えもそこそこで、待ち合わせの場所へ行く羽目に。だからってわけじゃないけど、折角初めてのお店にランチに行ったのに、デジカメにメモリーカード入れてくるの忘れてしもうたじゃんか。画像が撮れなーーーい！！美味しいエビフライのランチだったのになぁ。ランチの後は、カフェにケーキを食べに行き、先輩と、まぁ喋ったねぇ。2時間以上居たよ。。。。・・・一応それなりに、ストレス発散出来たかな。

  2011年04月26日

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• 連休明け

  三連休明けで仕事に行くと、・・・先週木曜に退院したばかりの担当患者さんがまた入院していた！！・・・院長（←担当医師）！どういうことだよ！またすぐ入院するんだったらどーして退院させたんだよぉ！！でも良かった、退院処理してから連休に入って。もう、入退院処理って面倒なんだよおおお。院長だって、退院サマリーとかいろいろ書類が増えるんだよ。いくら患者さんが退院したいって言ったって、まだ治療が必要だったのならちゃんと止めてよね。はぁ、連休明けはやっぱりデスクがぐちゃぐちゃだよ。まぁそれでも、今週は外来が意外とヒマみたいでね（予約が偏ってるんだよねぇ）、お陰で午前中に溜めてた仕事がある程度片づけられた。昼過ぎ、受付で仕事していると、先週一緒に飲んだ後輩に責めめられちゃった。後輩：「きむぽんさん、酷いじゃないですか！」おいら：「なにがでしょーか？」後輩：「ほんとにあたし達を撒きましたね！あたし達追っかけたんですよ。」おいら：「え？そうだったの？」後輩：「そうですよぉ。きむぽんさんが歩いてった後をついていったのに、角曲がったらもう姿がないんだもん。」おいら：「普通に歩いてただけだぜ。」後輩：「結局、あの後どこに行ったんですか？」おいら：「え？えっと、○町の新しく出来たレストランバーかな。」後輩：「マジっすか？そこめっちゃ行ってみたかったんですよ。どうでした？良かったですか？」・・・良かったかどうかと聞かれてもなぁ、二階の個室に入っちゃったし。でも、店員さんの対応はとっても良かったし、おいらがお連れさんを待ってるときも、『お連れの方が来られるまでお水かお茶でもお出ししますか？』って気を遣ってくれたし、お連れさん希望で個室をチェンジしてもらった時もすんなりだったし。料理は、お通しレベルをお連れさんが『美味しい』って店員さんに褒めてたし、おいらは、サワーっていうか、ロングカクテルっていうかを一気に飲んだ後はワインをチビチビやって、料理はほとんど食べなかったから、料理の味は良くわかんないや。あ、でも自家製チップスは美味しかったよ。後輩：「お酒そんなに強くないのに、食べずに飲むからヘベレケになるんですよ。」・・・わ、分かってるよ！ってか、一軒目の後でキミ達を撒こうとして歩いたから、余計お酒がまわったんだよぉ。後輩：「じゃ今度はそこで飲みましょうよ。」オッケオッケ！おいらも料理食べなかったから、今度は食べたいもんな。そして、午後は薬剤師さんのところへ。先週飲みに行くとき、おいら薬剤師さんのお宅へクルマを停めさせてもらったんだ。そのお礼を兼ねて、ちょっとした情報提供を・・・。おいら：「あのさ、最近って薬剤の納入価格って落ちてる？」薬剤師さん：「どういうことです？」おいら：「えっと、ジェネリックではなくて先発品に限ってのことなんだけど、ちょっと変った話を聞いたもんだから。最近価格合戦になってるって。」薬剤師さん：「どこ情報ですか？あんまりそういう話は聞かないというか。」おいら：「えっと、情報源は話せないのだが。うちは価格交渉は事務部長しかしないの？」薬剤師さん：「ですかねぇ。薬剤部長がたまにすることもありますけど。」へー、ここは価格に関しては甘いっていうか、ザルなのかぁ。実は、先週飲んだMRのTくんから聞いた話なんだけどね、どうも最近薬の問屋のとある会社が、やたらと価格を下げているという話でねぇ、おいら、前職のときはそりゃ院長が価格には厳しかったから、結構あこぎな手をつかったりして値引き交渉してたけど、それでも、、、、Tくん：「きむぽんさん、あの頃とは比べ物にならないくらいの下げ方ですよ。あんなことされたら他社も・・・ってことになって、業界じゃかなりマズイことになってます。」ありゃぁ。しかもそれが、おいらが仲良しのMSさんの会社だっていうから、こりゃ困ったもんだ。おいら：「そういやぁ、最近MSさん見ないんだよねぇ。あんまり営業に来なくなったっていうか。」Tくん：「MSさん、仕事はしてますよ、会いますから。でも、あの価格で売ってたら絶対利益でない。このままじゃ、そのうちあの会社潰れちゃいますよ。」・・・・うーん。MSさんに真相を聞きたいけど、おいら、このネタ知ってちゃいけないことだし・・・、本音を言えば、うちの病院だってもっと価格を下げて欲しいけど、でも、そうしたら、MSさんの会社にダメージを与えちゃうことになるし。。。聞かなければ良かったかもなぁ。。。

  2011年04月19日

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  3月の備忘録

  ・・・サボりグセが最高潮の3月だった（あと一日あるけどね）。確かに、3月は大震災があり、おいらはまったく被害を受けることなく日常を送れているのだが、義援金に協力し、個人で出来る節電をし、買い占めることはせず、日々仕事し、遊ぶときは遊び、がっつり外食し、おいらはおいらなりに日々を生きている。寒い夜にも、エアコンを我慢して、だからなんとなくパソコンの前に座る気にもなれず、ブログの更新が滞ってしまったが、おいらの周りもいろんなことがあった3月だった。だから、備忘録的に書いておこうと思う。あ、実は一番のニュースは、2月に（3月じゃねーじゃん！）ミスチルライブの初日に参戦したってことかな。書く機を逸していたんだよなぁ。大震災でミスチルの3月のライブも中止・延期になってしまったけれど、おいらは名古屋での初日に参加出来たんだ。あの頃はいろいろとあった時期だったのだが、ちゃんと楽しんだよ。『不幸のどん底のときのライブは、良い席をゲット出来る！』なーんてのがおいらの持論だったのだが、結構いっぱいいっぱいだったはずなのに、あんまり良い席ではなかったけれど、でも、ちゃんとメンバーを肉眼で観られたから、まぁ良しとすっかな。さて、3月初旬は風邪を引いたために突如公休を変更したりして乗り切ったのだが、中旬には急遽有給申請をしたりした。ワケは、職場の後輩の結婚式があったのだが、『サプライズメッセージビデオを作成して披露宴でながしてもらおう！』なんてことを思いついちゃって、そのビデオ作成に相当の時間と労力を費やしたからだった。おいら、動画なんて扱ったこと初めてなのにさ、結構頑張ったよ。職場の同僚達からメッセージを・・・ってことで、機材を借りてきて、場所をセッティングして、撮影して、・・・ある人は、突然消えたと思ったらメイクしてくるし、・・・ある人は、小道具を持ってきてくれて、・・・ある人には、7テイク撮り直しさせられて、それを編集して、不要な部分を切って、ＢＧＭを入れて、なんども投げ出したい衝動に駆られたけれど、なんとか作成し、無事に後輩の披露宴でご披露出来たんだ。大震災の後だったから、披露宴の招待客のキャンセルもあり、実はだんなさんの仕事の関係で新婚旅行は延期になってしまった後輩は、式の直前に体調を崩してしまったのだが、なんとかお式をあげることが出来、その後輩がおぃらのつくったサプライズビデオレターに爆笑してくれて、ホッとした。医局だったり、トイレだったり、職場で全て撮影し、セクスィー先生には『ラブ注入』をさせ、せっかち先生には医局で可笑しなメガネをかけさせ、副院長のミステイクを採用し、総勢31名の参加したビデオレターだったのだが、一緒のテーブルの事務部長も爆笑してくれて、院長も笑ってくれて、『良く撮影しましたね。』と、一応お褒めの言葉を頂戴し、怒られなかったことに胸をなでおろしたのだった。あ、ちなみに後輩の披露宴のメニューはこんな感じ。。。フォアグラやコンソメスープも美味しかった。披露宴の後に二次会にも参加して、ビンゴでちゃんと景品もゲットしたおいらは、その後同僚とワインバーでもう一飲み。。。地元での披露宴だったのに、おいらってば、調子に乗ってホテルに泊まってしまったよ。飲んで帰ったから夜中の2時過ぎだったのに、翌日はちゃんと起きて、朝食バイキングでたらふく食べたなぁ。久々のシティホテルだったから、気持ちよかったぁ。。。さて、翌週は東京。計画停電のこともあり、泊まりをやめて日帰りに切替。ただおいらの行った日は計画停電が無かったのだが、東京駅から有楽町、銀座、新橋と歩いて移動した。照明が消えていたり、お店が閉まっていたり、時間短縮の営業だったり、多少の不便はあった（土産買いそびれたし・・・）けど、問題ないよ、この程度なら。新橋でちゃ～んと飲んで帰ってきたよ。泊まりのつもりで有給申請もしていたのだが、日帰りしたため、翌日は、古本屋へ本を売りに行き、あんなに沢山持ち込んだのに、ランチ代くらいにしかならず、だったらパーっとランチに使おうと、いつものカレー屋でいつものランチ。一緒する予定だった友達は、家族の具合が悪くなってしまいドタキャンになってしまったが、お店の人とたっぷり話してパワーを注入してもらった。その他、車の保険の更新もし、相変わらず花粉症は絶好調で、披露宴での衣装で金属アレルギーをおこし掻痒が未だ治らず、そして相変わらずバドミントンでは走りまくり、また体重が右肩上がりで、、、まぁこんな感じの3月。。。さてと、明日は月末最終日、残業が待っているか。

  2011年03月30日

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• 年齢不詳

  『おい、話題だったぞ。』ニヤリと笑ったセクスィー先生からその話を聞いたのは、仕事終わりに医局へ立ち寄った時だった。そもそも、仕事が終わる直前に院長から押し付けられて病棟へ行った帰り、看護部長に用があり部長室へ行った際、同じタイミングで医局へ戻ってきたセクスィー先生とバッタリ。と、看護部長に声を掛けて部長室へ入るおいらの後を追ってきたセクスィー先生。。。・・・な、なんでついてくるんだよ。。。看護部長室でセクスィー先生を交えひとしきり話した後、一緒に医局へ行くと、セクスィー先生：「おい、そういやあなぁ。」と笑いながらこう言ったんだ。セクスィー先生：「話題だったぞ。」おいら：「何が？」セクスィー先生：「年齢が。」おいら：「は？年齢？」セクスィー先生：「いくつなんだ？って。」おいら：「誰の話？」セクスィー先生：「・・・。」ニヤっと笑い、おいらを指差すセクスィー先生。おいら：「誰が？」セクスィー先生：「副院長。」おいら：「副院長が？おいらの年齢がいくつだって？」セクスィー先生：「そう。言ってた。」おいら：「で？なんて答えたんだよ？」セクスィー先生：「え？えっと・・・。」おいら：「20歳って言っといてよ。」セクスィー先生：「そりゃ無理だろ。」・・・。。。おいら：「しかし、おいらってばなんて人気者なんだろうなぁ。」セクスィー先生：「ある意味な。」・・・・ま、まさか、副院長までおいらの年齢に興味（？）があるだなんて。ってか、おいらってそんなに年齢不詳なのか。。。そういやぁ、医局にある電子カルテでセクスィー先生も職員の検索なんてしてたし、ってことは、今の職場でカルテを持ってないおいらは、確かに年齢不詳ってことなのか。。。・・・・うーん、おいら、病気になってもこの職場でカルテつくれないやん。。。

  2011年03月09日

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• 解消

  『人の心がそんなに簡単に分かるわけない。』以前、非常勤のＩ先生がメールに書いてきた言葉。ボクもそう思う。ほんと、人の心は理解しがたいものだ。そしてボクは、そのせいで結構大事だったかもしれないものを失ったみたいだ。それは、ボクのせいなんだろう。理解していたつもりだったのに、全然理解してあげられなかったのだ。『Ｉ先生、貴方を理解してあげられなくて、ごめん。』インフルから復活した一昨日、日直当番だったボクは朝からため息を連発していた。ワケは、仕事終わりに医局へ行こうと決めていたからだ。それは、この日の当直医がＩ先生だったからだ。三週間前・・・、『別の病院から誘われて悩んでいる。』というメールをＩ先生から貰ったボクは、てっきりＩ先生が病院を去るものだと思い込み、そしててっきり背中を押して欲しいのか、と思ってメールした。と、『辞めるつもりはない。深読みしすぎ。』と返されて、だったら何を悩んでいるんだ？とムカついたボクは、辛辣な言葉とともに、『ワケが分からない！』と突き放すようなメールをしてしまった。それから、Ｉ先生からメールが来なくなった。ボクも一切メールをしなかった。病院内ですれ違っても、挨拶しかしなかった。とはいえ、もともとボクとＩ先生は、院内で、そうそう会話しているわけではなかった。ボクとＩ先生がメル友なことは、病院内では誰も知らない秘密だった。当然、飲み友なことも、飯友なことも、誰にも言ったことはなかった。昨年秋からＩ先生がバドサークルに参加するようになったことが始まりなのだが、それは、Ｉ先生の置かれた状況が変化したからだった。初めてＩ先生がバドに参加した日の帰り、飯に誘われお供のつもりで付き合った。後日、メール交換したら、バドと関係ない日にお誘いがあった。まあそれなりに面白かったしと、誘いにのって飲みに行ったら、これがなかなか有意義だった。妙に懐っこいのか、ボクにそんなことまで話してよいの？ってくらい、自身のことも話す人だった。そしてある日、突然泣き言メールが来た。ボクが以前返したメールの言葉を引用されて、『アナタの目には、僕はそういうふうに見えるのですね。ホントの僕は、寂しさと虚しさに耐えられずどうかしそうなのに。』ボクとＩ先生の間には、歴史が無い。ボクとＩ先生の間には、信頼たる基盤も無いはずなのに、どうして、病院外で逢ったのはまだたった2回しかないボクに、こんな自身の心情を吐露してきたんだろう。ただ、Ｉ先生が孤独な事情は知っていたから、無視することも出来ず、『どうにかなってもよいんじゃない？自身が招いたことだもの。それでも寂しさと虚しさでどうしようもなくなったのなら、いつでもメールをして。ボクはいつでもメールを返す。もっともこれは、弱ってるヤツに手を差し伸べる自分の自己満だったりするけど。』もし、ボクとＩ先生の間に歴史があり、もし、ボクとＩ先生の間に確固たる信頼関係があったなら、ボクは決してこんなメールを返さなかった。ボクは泣き言をいうＩ先生を突き放しただろう。『自身のまいたタネだ。独りで耐えぬけ。でも、ボクはいつもそばに居て見てるから。』こう言うことが、ボクの思うほんとの愛情だった。でも、ボクは出来なかった。ボクはまだ、Ｉ先生を信用しきれていなかったから。Ｉ先生の強さを、量れなかったから。だから、中途半端で上っ面なやさしい言葉を、『自己満足』という言葉で誤魔化した。が、Ｉ先生からは、『いろいろとありがとう。』と返事があった。『時間が解決してくれるということは分かっている。そして、病院内では医師である顔を崩すことは絶対しない。だから大丈夫です。』『じゃボクの役は、Ｉ先生の演技にまったく気づかない、鈍感な医事課員だね。』ボクとＩ先生との約束だった。でも、一昨日ボクは、その約束を破った。ボクは日直終わりで、Ｉ先生は日当直医で、医局には誰もいなかったから、破ってもさして問題は無かったからだけど。ボクは、はっきりさせたかったのだ。『病院を辞めるかどうか、副院長に相談しようと思う。』と言ってから3週間経ったが、ボクにその答えをくれなかったのはどうしてか。結局、どういう決断をしたのか。ボクは訊きたかったのだ。そして、ボクの役目は終わったのか？ボクはもう必要なくなったのか？Ｉ先生は、話してくれた。ボクの質問に、答えてくれた。副院長に相談したら、『非常勤の今の状況よりは常勤で勤めるほうが良い。誘いにのるのもありだと思う。』つまり、引き止められなかったこと。でも、今春から確保できると思っていた非常勤医を確保出来ず、Ｉ先生がまだここに居ても医師過剰ではないから、当面は残ることにしたこと。ただ、非常勤という状況はとても危ういということ。でも、Ｉ先生は非常勤という道を選んでいること。それは、Ｉ先生がある種の爆弾を抱えて生きているということ。研修医時代にも、以前勤めていた病院でもその爆弾を破裂させてしまい、多大な迷惑を掛けてしまったこと。『以前話さなかったっけ？』と言われた。確かそんな話を聞いた気がしたが、当時のボクはあんまり理解していなかった。今回誘いがあった病院は、その当時の師匠にあたる人が副院長をしていて、でも、その病院も問題がないわけではなく、だから、然程魅力的というところではないということ。うちの病院は、今春から常勤医が一人増える。なのに病院の経営はかなりヤバイ状態だ。経営において、一番の問題は人件費、ターゲットは医師の給与だ。もう一人非常勤が増えた場合、どうなるか。3週間前、Ｉ先生はそういう状況の渦中にいた。でも、病院から条件を提示されることもなく、宙ぶらりんでいた。だったら、自ら引くこともありなんじゃないかと。誘われているところもあるし。でも、言い出せなかった。ボクにくれたメールは、そういう意味だったらしい。ボクは、Ｉ先生のことを、全然理解していなかった。プライベートの悩みだけでなく、非常勤としての危うさを抱えるＩ先生の不安な心を、ボクは、まったく理解出来ていなかった。ボクとＩ先生は、一昨日メル友の関係を解消した。『3週間メールくれなかったのは何故？』と問うと、Ｉ先生はこう答えた。『（心が）弱っている僕に、アナタの言葉は、きつかったから。』『だったらボクの役目はもう終わりだね？』Ｉ先生は答えなかったが、答えなかったことが答えなんだね。Ｉ先生は、ボクに『優しさ』だけを求めていたのだろうか。あの時ボクは、確かに初めてＩ先生に対しイラっとした。だから、その気持ちを正直にメールに書いた。確かに、辛辣ではあったけれど、でも、そのままを書いた。それが、『きつかった』というのなら、ボクは、メル友ではいられない。メル友でいるためには、Ｉ先生の望むボクにならなければならない。それは、ボクの心を殺すことだから。ボクは、Ｉ先生を責めなかった。そう決めていたからだ。でも、今になって思う。例え責めることになったとしても、ボクの本音を言えば良かったって。『Ｉ先生は、貴方にとって都合の良いボクだけを求めた。そしてＩ先生を理解せず、Ｉ先生に答えられなかったボクを拒否したけれど、だったらＩ先生、貴方はボクを理解しようとしてくれましたか？』ただ、ボクは分かっている。Ｉ先生が、この病院で唯一、本音を話せる相手がボクだったってことを。どうしてだか分からないけれど、Ｉ先生が、ボクを信用してくれていたことを。医師の仮面を外した顔を、ちゃんと見せてくれていたことを。今ボクは、こんな唄を聴いている。実は、昨日Ｉ先生のデスクの上にも、CD-Rを置いておいた。　口がすべって君を怒らせた　でも間違ってないから謝りたくなかった　分かってる　それが悪いこと　それが僕の悪いとこ　・・・・　誰もがみんな大事なものを抱きしめてる　人それぞれの価値観　幸せ　生き方がある　「他人の気持ちになって考えろ」といわれてはきたけど　想像を超えて　心は理解しがたいもの

  2011年02月13日

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  インフルＡ型

  先週の木曜日、事務所の同僚（派遣さん）がインフルエンザに罹患。ちょうど一緒に受付担当していたおいらは、いやな予感がしたさ。翌日の夜、風呂上りに湯冷めしたのか突然の悪寒と咳で、こりゃヤバイと急いで布団へ滑り込んだ。次の日の土曜、やぱり喉が痛くて痒い。鼻もムズムズ。花粉症とのダブルパンチに、マスクをして出勤。外来と事務所のメッセンジャー役だったこともあるが、この日の外来がこりゃまた大混雑で、入院が重なりまくり、外来ドクターもこれまた担当の擦り付け合い。。。体調不良も吹っ飛ぶようなめまぐるしさだった。その夜、微熱を感じたがとにかく寝るしかなかった。日曜は、大事をとって自宅にいた。咳がおさまらなかった・・・。月曜日、午前で帰ろうと思い出勤すると、先輩から電話が入った。先輩：「インフルエンザだったー。」・・・事務所から二人目の罹患者。。。。くわえて、病棟患者からも罹患者が出た！！大部屋患者さんだったため、急いで隔離。同じ部屋の患者さんも、疑いが。。。。さて、そして問題のおいらだ。。。咳が出る。喉痛い。熱はない。検査技師さんから、技師さん：「帰る前にサンプルで検査してあげるから。」強制連行され、キットで鼻をグリグリ。。。ううっ、めっちゃ痛いやん。涙出るぜ。運命の瞬間まで10分、、、、果たして・・・・、インフルＡ、出ちゃったああああっ。。。。事務長に報告だな。。。。おいら：「すいません、インフルＡでした。午後から帰ります。」状況を話し、金曜夜から体調不良、微熱があったこと、今は熱がないことを話すと、事務長：「熱はないのか。うーん、どうしよう。」・・・あれ？ちょっとまって、事務長。確か、感染委員会で決まってたよね？インフルに罹患した場合、解熱してから2日は出勤停止だよね？さすがに今日熱がないけど、今日は帰って良いよね？ってことで、明日も休ませてくれるよね？咳は出るんだもの。おいら、休ませてもらえないわけ？？？？事務長：「明日まで休んでもらって・・・。」おいら：「はい、すいません、明日連絡します。」結局、インフル判明してからも30分仕事して、ちゃんと仕事して帰宅した。その後、地元も内科に受診（どうして自分の病院で薬を処方してもらわなかったかといえば、おいら、カルテ作ってなかったし、ちゃんとした内科に行きたかったんだもの）、受付でインフルであることを告げ、すぐさま隔離される。内科先生：「いつ罹患したか分からないけど、タミフル出しときます。」おいら：「あのー、発症してから48時間以上の可能性が高いのですが、それでも良いのですか？」内科先生：「うーん、まぁ飲んで問題あるわけじゃないから。」そんなもんなのかぁ。。。。内科先生：「喉は赤くて炎症起こしてるから、そりゃ咳は出るよね。」おいら：「仕事、どうでしょう？」内科先生：「うん、熱ないしね、自分が辛くなければ水曜からでも良いかもよ。」・・・・マジ？内科先生：「まぁ、大事をとって木曜でも良いですよ。そっちがかたいかね。」おいら、まるで重症患者には見えないらしい。。。あっさりしたもんだな。しかし、タミフルの効果は凄いね。今日なんて、まるで元気なんだもの。家に居て、寝てるのも暇だ。。。。暇だよーーーーーっ。明日から仕事行きたいなぁ。。。。でも、インフルは罹患してから3～7日間はウイルスを撒き散らすって言うし、、、事務長に電話すると、事務長：「明日まで休んでもらって良いですよ。」とのことで、まぁね、まだ咳が出るのは事実だし、誰かにうつしたくないからね。大事をとって、明日まで出勤停止となりました。あー、明日何しよう。。。お出かけしたいけど、ダメだよなぁ。。。。先週読書してないから、読書にするかな。

  2011年02月08日

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• インフル出た！

  受付当番だった本日は、前夜のバドの負傷が痛い。。。なにせ、約一ヶ月ぶりに復帰のせっかち先生に思う存分走らされましたから。『病み上がり』だったくせに、やっぱりせっかち先生はすげえや。せっかち先生とマジで打ち合うと、おいらの体力なんて5分と持たないもんな。それでも一応宣言しておいたもんね。おいら：「今年の目標！せっかち先生を打ち負かすこと！」が、たぶん今の実力の差では到底無理そうなので、『スマッシュをマスターする。』に変更させていただきました。さてさて、今日サブ担当だった派遣さんが、昨日から体調不良著しいようで、大丈夫かなと思っていたら、やっぱり午後までは持たないようで午前で早退したところ、夕方事務長宛にお電話が入ったよ。事務長：「インフルだったそうだよー。」わちゃちゃちゃちゃあああああ。おいら、受付でず～っと一緒でしたけど。。。。予防接種も諸事情にてやってないし。先輩：「お願いだから、レセの仕事全部やってから罹患してよね。」・・・分かってまんがな。月初めですからね、自分の仕事はちゃんとやり切ります。うがい、手洗い、睡眠、ちゃんとしよっと。さてさて、最近ちょーっと凹み気味のおいらでしたが、今日は嬉しい報告があったよ。仲良しのTさんから、嬉しい報告。でも、Tさんは夏になったらお休みすることになるんだねぇ。さびしくなるなぁ。困ったときに相談したり、愚痴言ったり、出来なくなるのかぁ。それでも、おめでとうなんだから、お祝いしてあげなくっちゃね。

  2011年02月03日

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• 何を悩んでるんだか分からない。。。

  『知り合いの先生からうちに来ないかと頼まれて、悩んでいます。ここを辞めないと引き受けることは出来ません。』昨夜、友達のバースデーディナーに出掛ける直前に入ってきたメール。それは突然のことだった。だってメールの主は、この日の外来でも会ったし、ランチのとき食堂でも一緒になり、午後に医局でもすれ違ったのだから。。。『ここは来春から常勤医師が増えます・・・。過剰な医師は不要です。』まるで、自身が不要だといわんばかりのメール。。。それは、非常勤のＩ先生からのメールだった。『頼まれた所はかなり困っているよう。さてどうしようと思うのですがなかなか言い出せず…』こんなメールをもらったからって、さてどうしたらいいんだよ？おいら、今から出掛けるんだから、友達待ってるんだから。。。勿論、Ｉ先生もこの日の夜は、別のクリニックの新年会のはずだ。たぶん、クリニックの新年会に向かう道中か、始まる前の時間でメールをくれたのだろう。だから、すぐ返信が欲しいわけじゃないはずだ。おいらはとりあえず、返信せずに自宅を出て友人と合流した。・・・が、当然だけど、おいらの気持ちはブルーだったさ。バースデーディナーだからお初のイタリアンへ行ったは良いが、美味しい料理を前にしたって、どうやってもテンションは落ちていたよ。だって、Ｉ先生がうちの病院を辞めるって知ったんだから。来月か再来月かは分からないけど、でも、誘いを受けるにはうちの病院を辞めなきゃならないって言ってるんだから、、、両立は無理なんだから。非常勤だから、毎日勤務してるわけじゃないけど、昨年秋からバド部に参加するようになって、メル友になり、たまに飯友になり、そしたら妙にウマがあった。いつも、仕事の話は白熱した。患者の話、看護の話、事務所の話、医局の話、病院の話、問題点も、良いところも悪いところも、それこそいろんな話をした。そしてＩ先生の仕事は、医事課のおいらからすると、いつも完璧だった。医事課としてこうして欲しいと依頼すると、完璧にこなしてくれ、文句の付けようが無かった。反面、自身のプライベートで悩み多きＩ先生は、結構泣き言を言う、ウジウジ系だった。直接は言えないのか、メールが泣き言のオンパレードだったこともあった。お頭は元来お利口さんだから、答えはいつもちゃんと分かっているくせに、悩んだり、立ち止まったり、孤独に耐えられない寂しがり屋さんのようだった。内心は、『アホだなぁ』と思いつつも、江戸っ子じゃないけど江戸っ子気質のおいらは、そうそう無下には出来ず、どんなメールにもちゃーんと返信をしていた。気休め程度だろうけれど、それでも、一方通行じゃないんだぞと、おいらだって、こんなことあったしあんなことあったし、だけど、こうやって今は笑っているんだぜって。。。だから、今回のこの突然のメールにも、おいらは真摯に答えたさ。深夜、バースデーディナーから帰って、それこそ一時間掛けてメールを打ったんだ。『悩んでるってことは、もう決めたんだよね。どんな結論だろうと、おいらは支持するよ。』そりゃ正直、うちの病院は相当な痛手だよ。だって、ドクターとしてはホントに有能なんだから。おいら医事課から見てもだし、患者からしてもだ。わがまま患者にピシッと物申すし、他の先生の治療にも疑問を投げかけることも多かった。それ故、同僚から煙たがられることもあったらしく、でも、『嫌われても、患者に不利益がでなければ問題ない。』と強がっていたこともあった。春には常勤医が確保出来るうちの病院、医師過剰は不要かもと言うＩ先生に、『過剰な医師が不要なんじゃなくて、無能な医師が不要なだけだ。Ｉ先生は無能じゃないだろ？』と問いかけた。『最近、様子がおかしいと同僚から聞かされてたよ。異様なテンションのときがあったって？もしかしてずっと悩んでたのなら、気づいてやらなくて悪かった。』後輩が、先週のランチのときのＩ先生の様子を、おいらに話してきたことがあったからだ。でも、『夜勤明けでハイテンションだったのかな？』くらいにしか思わなかったのだ。本当は、『辞めんなよ。』とメールしたかった。でも、それは出来ない。誘われた病院がどのくらいの規模で、どんな待遇かは分からないが、それでも問題だらけのうちの病院よりは、望まれての新天地は、きっと遣り甲斐があるだろうから。だから、、、『おいらの希望はひとつだけど、それは言わないでおくよ。』って、メールに書いた。『くだらない感情に流されて判断を謝るな。そんなに悩まないことだ。今と未来の自身にとってのベストな選択をしたら良い。』ほんとに一時間費やしたよ、おいら。。。今日も、連れに誘われて朝っぱらから初詣の予定だったのに、深夜に頑張ってメールをしたためたんだから。送信して、おいらは暫しの眠りについた。朝、早々に迎えにきてくれた連れの車に乗って出掛けたところ、目的地に到着した朝の９時にメールが入ってきた。『まだどうするか決めたわけじゃないけど・・・。』・・・・え？『深読みしすぎです。』・・・・はぁ？『基本的にはこのまま続けようと・・・。』・・・・なんで？？？『週末副院長に相談しようと思うから。』・・・・ワケわかんねぇし。。。。『有能か無能かで言えば、ボクは無能なほうです。』・・・・バカじゃねぇの？『異様なテンションって…、職場では本性出さないように演技してるつもりなのになぁ。』・・・・分かってなかったんかい！？おいら、初詣で、うっかりこう思って手を合わせてしまったよ・・・『昨夜のおいらの貴重な時間を返してくれ！』ってね。結局、なんだったんだ、あのメールは・・・。何悩んでんだ？ワケがわからねぇよ。当面、無視しようと決めました、おいら。メール来たって返信するものか。独りで勝手に悩めよ。勝手に無駄な時間を費やしやがれってんだ。おいらの貴重な時間を取るなよ。今朝のメールに返信したら、後は無視しちゃる。そう、これだけは言っておかなくちゃ！今夜、送信したメールの最後の一言・・・『大根役者！』あー、すっきりしたぜ。

  2011年01月23日

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• バド忘年会の真相・・・

  怒涛の12月が終わろうとしている。昨日が仕事納めだった。ほんとに今年もいろいろあったが、体調不良を起こさず乗り切れたのは、さすがだおいら。誕生月だからどうしてもいろいろとイベントがあるし、くわえて今年は職場全体での忘年会がワケあってなくてねぇ、、、、・・・実は看護部の反乱が秋にあって、その後10人以上が退職してしまったのだ。そりゃ、病棟はめちゃくちゃさ。秋からバドに参加し始めたことでメル友になった非常勤のＩ先生から、いろいろとメールで情報がもたらされるおいらだけど、元々おいら情報通じゃないから、Ｉ先生の質問（病棟の人間関係とか）に答えられるはずもなく、でも、さすがに、、、Ｉ先生：「病棟の崩壊、ちょっとヤバイよ。だけど事務長さんとか危機感ないね。」なんて言われると、心配になってしまうんだ。だからって、おいらがどうこうできる問題じゃないってのは分かってるけど、それでもいざってときのために情報は必要だから、Ｉ先生には頭が上がらないよ。下っ端だろうとそれなりの準備して、ホントにどうしようもなくなる前になんとかしないとね。ってことで、例年はホテルの宴会場で職場全体の忘年会があったのに、今年は流れた。。。だったら、我らがバドサークルで、自分達だけで忘年会を企画しないとな。当然、名ばかりの幹事を仰せ付かるおいら。。。仕事の合間にいろいろ調整して、他部署に顔を出し忘年会への出席をお願いし、バド部のエース、せっかち先生をして、せっかち先生：「え？そんなに大勢来るの？もっとこじんまりした忘年会かと思った。」というくらいの人数を確保した。が！！問題は、会場だった。日が良いばかりに、すでに一ヶ月前には目を付けたお店の座敷はどこも予約で一杯。『座敷でまったり希望！』のせっかち先生や、『もう年だから和食がいいわ。』というババサマ軍団には申し訳ないが、おいらの行きつけのビストロの姉妹店でお願いすることにした。街中にあるお店で、なかなかの人数だったためおいら達がお願いした時間は『満席』としてくれていた。幹事のおいらが一番乗りしたのだが、2分もしないうちに二番で現れたのは、バド部のエースせっかち先生。。。先生、エースなんだからもっとどっしり構えてのんびり来てよ。。。。しかも、その後薬剤部の部長が登場、そして４番手が、これまたドクターだよ、非常勤のＩ先生だった。Ｉ先生なんて前夜は当直で、しかも25時に救急搬送があったんだって。おいらは朝出勤して守衛さんからそれを聞いたんだけど、実は、その救急搬送があった1時間前までおいらとメールしてたんだよねぇ。たしかＩ先生からの最後のメール、23時50分くらいだったもの。・・・・寝てないはずなのに、忘年会の日の外来もめちゃくちゃ混んでさ、Ｉ先生：「一回意識が遠のくのを感じましたよ。」なんて夕方医局で言ってたはずなのに、、、、どーして下っ端じゃなくてドクターや大御所が時間よりも早く来るんだよ！！ま、それでも最後に登場は、時間にルーズなセクスィー先生だったから、いつもどおりってことだったのかな。この忘年会の写真はね、とてもじゃないがアップ出来ないシロモノばかりなのだが、一番の話題は、バド部のエースせっかち先生が、この日一夜にして、“バド部伝説のオトコ”として後世に語り継がれるであろう称号を手にしたってことだ。だってだって、一時間で目がトロトロになったせっかち先生は、暴走の限りを尽くし、おいらなんて何度も拉致されて、せっかち先生：「おい！○○（←おいらのあだ名）、この後の二次会はどうするんだ！」って何度も迫られ、最初は適当に相槌を打っていたのに段々腹が立ってきて、席を移動すると、今度はおいらの席に座り、隣の若い女の子達にちょっかいを出す始末。おいら：「Ｉ先生、同じ医局員なんだから、あいつをなんとかしてくれよ！」Ｉ先生：「何言ってるんですか。彼はまだ正常です。若い女性に迫ってるんだから。あれがオトコやばあさんに行ったら僕も止めますけど、今はまだ大丈夫。普通ですから。」・・・・どういう理屈だよ！！まぁ確かに、若い子っちらもちゃんとあしらい方は分かっているので大丈夫ではあるけれど。そんなこんなで、最後には店の外でバック転だか側転だかをやり始め、当然転倒し、セクスィー先生：「こいつはもうだめだ。タクシー呼べ。」との診断により（診断でもなんでもないか・・・）、おば様達に担がれてタクシーに押し込まれ強制送還となったのだ。しかもしかも、おいらは知らなかったのだが、おいらが最後にお会計をしている時、お店の棚においてあったとあるボトルのお酒（中身はたぶんブランデーかウイスキーか）を、勝手に自分のグラスに注ぎ込み、それを一気飲みしていたんだとか！！・・・そ、そりゃバック転するって！それがトドメだったんだねぇ。翌週、職場の食堂で逢ったせっかち先生は、大変恐縮し、せっかち先生：「記憶がありません。」と繰り返すだけだった。。。が！！Ｉ先生いわく、Ｉ先生：「僕にも『別の人格が一人いる。そいつが出てくるんだ。』っておっしゃってましたけど、ほんとに記憶がない人が『別人格が一人』とは言えないものなんですよねぇ。たぶん、相当抑うつというか、いろいろと抑えているものがあるんでしょうねぇ。」・・・・どういう分析だよ！ま、せっかち先生が伝説のオトコになったことは揺ぎ無いわけで、幹事としては大変でしたが、まぁ楽しかったからよしとするかね。この忘年会以外でも、楽しいことが一杯あった今年の12月。おいら、この年齢しにて、意外とイベント好きなのかしら。。。おいらなりの楽しみ方だから、良いよね。さてと、今日はこれから最後の忘年会へ繰り出します。ホントはさ、一昨日Ｉ先生から、Ｉ先生：「空いてたら一杯どうです？」ってメールがきたんだけど、ごめんなさい、さすがにダブルブッキングは無理だよ。Ｉ先生との飲みは来年までお預けだな。今夜はいつものビストロで飲みまくり食べまくりだい！！

  2010年12月30日

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• 昨日はバドの日

  今月は、有給を取り過ぎた。。。まあそれって、自分が悪いんだけどさ。しかも運悪く、日直もないってんで、そりゃ仕事が溜まりまくってる。昨日は普通に公休だったし。。。あー、困った。。。でも、仕方ないか。来週残業だな。。。さてさて、昨日は公休だったけどバドサークルの日だったので、夜はちゃんとバドに行くつもりで、朝から行動を開始していた。そう、映画に行きたかったんだ。朝一番の上映だったから、いつもの早番と同じ時間に家を出て映画館へ。映画の前に三週間ぶりにバドに参加予定の非常勤のＩ先生にメールもしておいたんだ。おいら：『今日バド来れるなら、車回すよー。』ってね。おいらはこの日公休だったし、Ｉ先生は、非常勤だからつねに職場で逢えるわけじゃないから。それに、実はＩ先生、どうやら10日ほど前にラグビーで傷めた右胸部が未だに痛いらしくてね、前日のメールでもそれを訴えていたのだ。しかも、それが、先週末のバドサークルの忘年会で、おいらがトドメを刺した気もしなくもなく。。。・・・えっと、酔った勢いで、確か確実にその痛いという右胸部を指圧したのがおいらだったんだなぁ。。。。『痛い！』ってＩ先生が言うまで指圧した記憶があるんだ。。。。だから、一応メールで謝っておいたわけだが、ま、まさか、それなりに楽しみにしていたはずのバドまでキャンセルするほど傷めているとは思っておらず。。。Ｉ先生：『腕があがらないことと、くしゃみをすると痛むくらいで、日常生活に支障はない。』・・・Ｉ先生、腕があがらないって、十分日常生活に支障をきたしているんじゃぁ。も、申し訳ないことをしてもうた。明日すれ違ったら謝らんとなぁ。Ｉ先生は来れなかったバドだけど、昨日は初めて参加の人がいたよ。事務所の派遣さんだ。今月に入って『やってみようかな。』って話になり、そりゃお誘いしたのだが、派遣さん：「せっかち先生がいない日だったら行きます。」・・・ど、どしてせっかち先生はイヤなの？？？派遣さん：「・・・なんとなく。」理由がよく分からない。。。ただ、昨日はせっかち先生は当直だから、バドには来ないことがはっきりしている。ってことで、派遣さん初参加となったわけだ。バスケットサークルに参加していた経験もあり、スポーツは好きそう。しかも、若いしね。うう、若い子が参加してくれるってとっても嬉しい。Ｉ先生が参加しないから、サークル終わりに送る手間もないし、おいらもガンガン打って汗かいたよ。スポーツって、やっぱ楽しいな。

  2010年12月23日

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• 日頃の恨み辛み

  バドの水曜日。『12月は皆勤賞を狙いますから。』と張り切っていたはずの非常勤のＩ先生は、先週に引き続き今日もお休み。Ｉ先生：「別のクリニックの食事会というか、契約交渉で・・・。」あんまりおおっぴらにしてはいけない話らしいが、Ｉ先生はメインの仕事のほかに、おいらの職場での非常勤の仕事がもう数年続いているのだが、今年の秋からまた新しいクリニックで非常勤の仕事をしているんだとか。Ｉ先生がバドに参加するようになってから、何度かバドの帰りにご飯を一緒する機会があり、そのときにこそっとそういうＩ先生の事情を聞かされたんだなぁ。そういう事情ならば、致し方ないねぇ。Ｉ先生：「まさか、12月8日～12月18日までに忘年会やら食事会が5つも6つも入って、しかも当直もあるとは考えてなかった。」だそうだ。・・・意外と、読みが甘いヤツだぜ。。。さて、そんなわけで、今日のバドは誰が参加するんだい？？？おおっと、おいらが体育館に到着すると、すでに居た居た、せっかち先生。外来の看護師さんも居たよ。少人数だなぁ、今日は。。。。でも、今日もこれならせっかち先生にしごいてもらえるよ。なんせおいら、先週末に医局でせっかち先生に言ったんだ。おいら：「もっとしごいて欲しいっす。おいらもっと上手くなりたい。もっと拾いたい。もっとスマッシュ決めたい。」せっかち先生：「打つのはある程度出来てますよ。問題はやっぱりフットワークですね。」・・・・フットワークか。。。なるほどね。が、最初せっかち先生とペアを組んでしまったので、どうしても余裕になってしまってね。フットワークとか鍛えるためには、やっぱりせっかち先生は敵でいてもらわなくては。。。すると、少し遅れてセクスィー先生登場。やっぱり来た来た。今日の外来診療の合間に誘っておいたからね。人数が奇数になったので、一人が得点係りとなりゲームをすることに。さて、そりゃおいらとしたら、勝つためにはせっかち先生と組みたいが、いやダメだ、鍛えてもらうためにはせっかち先生とは敵でなくっちゃ。まあ固定しないでペアは交代制ってことにした。ってことで、外来看護師さんとペアを組んだところ、、、あれ？相手ペア・・・、せっかち先生とセクスィー先生の医局コンビだ。こ、こりゃ負けらんねぇぜ。おいら：「日頃の恨み辛み、思い知れーーーー！」スマッシュにも力が入るってもんさ。せっかち先生：「日頃の恨みって何？」セクスィー先生：「力入りすぎだぞ、お前！」何とでも言えってんだ！！！おいら：「ぜってー負けないもん！」そして、医局コンビに立ち向かったおいらと外来看護師さんペアは、、、相手の自滅と、コンビネーション不良もあり、何とか一勝致しましたああああ！！！うおーーーい！やったぜ！！！ああ、気持ちいいぜ！スポーツって、楽しい。普段は口に出来ないこと（いや、おいらにしたら結構言ってるか。。。）、スポーツにかこつけて、叫んでコテンパンにやっつけてやったからな。ただ、その後おいらとペアを組んだせっかち先生が、せっかち先生：「きむぽんさん、日頃の恨み吐き出してしまえ！」おいら：「はい？」せっかち先生：「早く書類書けよ！とか、診察もっとさくさくやれよ！とか。」・・・・あれ？それって、誰に向かって言ってんだよ！？対戦相手、セクスィー先生ですが。。。。や、やはり、『書類が遅い』とか、『診察さくさくやらない』とか、、、、せっかち先生も、セクスィー先生に対してそう思ってるんだぁ。。。・・・・そうだよなぁ、セクスィー先生が書類早く書かないばっかりに、誰でもいい書類がせっかち先生に回ること多数だし、診察も遅いばっかりに、せっかち先生が急患を引き受けることが多いんだよねぇ。ははは、せっかち先生ってば日頃の恨み辛み、バドで吐き出しちゃったよ。困ったもんだ。

  2010年12月15日

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• 忙しい月初め

  はあー、今週は疲れたよ。。。月末～月初めだからなぁ。いつにもまして疲れた。日曜に日直があったことから始まったのだが、その日、深夜まで日曜大工に勤しみ寝不足全開！実はその間にヘビーなメールを受信してしまい、手が止まってしまったんだな。翌日、寝不足のままテレビ搬入、その後はランチを食べに行き、銀行やカーショップへも行った。次の日は月末最終日、当然残業。でも、CDショップへ行きたくて早めに切り上げた。翌日発売のミスチルのニューアルバムをゲットして、駐車場で車のHDDに録音した。夜中までずっとCDをリピートし、またしても寝不足。月初めの1日、バドミントンがあった。非常勤のI先生を体育館まで送らなくてはならない。何しろ、他県からの新幹線通勤だからね。車がないからおいらが送ってあげないと。。。しかし、おいらには月初めの残業が待っていた。ってか、せっかち先生、医局でボケッとしてたんだから、一緒に行ってくれてもいいのに。非常勤で年下のI先生からじゃ、お願いできないのに。。。ちなみに、セクスィー先生も前夜に参加表明していた今回のバドサークル。ん？ってことは、今回はせっかち先生、I先生、そしてセクスィー先生と、医局の三バカトリオ勢揃いってヤツですか！！こりゃ、おいらもなんとしても参加したいーーー！！ってことで、とりあえず時間になったらI先生を体育館まで送り、再度病院に戻り残業し、適当なところで切り上げて、遅れておいらも体育館へ向かった。短い時間しか出来なかったけど、久々に人数も集まったバドサークルは、凄い盛り上がりをみせていた。バドが終わり、I先生を駅まで送る道中、I先生が、I先生：『さてと、今日は何食べる？』・・・や、やっぱり晩飯付き合えってか。。。。おいら、自宅で仕事したいのになぁ。。。。やりかけの仕事、持ち帰ってきてるのになぁ。でも、断れなーい。せめて断れないならおいらの食べたいものを食べようと、おいらの行きつけのビストロに行ってたらふく食べて、I先生なんてしっかり一杯飲んでるし。。。。なんだかおいら、完全にI先生の飯友になっているような気が。。。駅までI先生を送り、一息つく間もなく自宅へ帰り、急いで持ち帰ってきた仕事を開始するも、睡魔との闘い。。。次の日、これまた寝不足で、なのに、とある事情で精神的にナーバスになっていたおいらは、またしても寝付けなかった。なのに、金曜は早番。しかも、忙しいし。。。そして今日、やっとこ仕上げた入院患者の請求・領収書の一括発行日。細かい仕事に、目がショボショボっす。あー、もう、なんでこんなに寝不足が続いてしまってるんだ！？やっぱりこれが師走ってことなんか？来週も、おいらそれなりに忙しいかもしんないな。

  2010年12月04日

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• 今のままが良い・・・

  あーあ、せっかく新しく関係構築して出来た職場の飲み友。。。その関係がもろくも崩れちゃうかもしれないや。。。それっておいらに原因があるのだろうか。それとも相手か。ううん、どっちが悪いってことじゃないのだ。どっちが原因か？ってそういうことでもないんだ。事務所の人間には言えないこと、他部署なのに理解してくれて、おいらの考えとかスタンスを尊重してくれて、『間違ってない』って、今のおいらを後押ししてくれた。相手も、『仮面取っ払って本音で話せる相手が出来た。』って。。。お互いお酒の力で饒舌になっていたとはいえ、嘘じゃないって思えた。だからおいら、対等でいたかったんだ。そうありたかったんだ。だって、ホントに救われたから。楽しかったから。そうしてずっとこの関係が続けば良いと思った。この関係を続けるために出来ることはちゃんとしようって思った。ただ、その為のおいらの行為を、『優しさ』と捉えられたんだとしたら、おいらの判断ミスってことなのか？読み誤ったってことなのか？今日の夕方、メールがあったんだ。お互い朝から仕事していたけれど、すれ違うだけだったから。会話はしなかったから、一言も。夕方、きっと向こうは仕事が一段落したところだったんだろう。『もしも・・・』って過程の話ではあったけど、そのメールの最後の一言が、おいらには重かった。。。だから、返信をするのに迷った。傷つけたくない。無視も出来ない。まったくそのことには触れないでおこうかとも思った。正直、それも出来たから。。。それに、メールってやっぱり気持ちが解かり辛いから。相手の真意が、ひょっとして違うのかも知れないから。単なるおいらの勘違いかもしれないから。でも、、、とりあえず当たり障りないようなネタで返信した。そのおいらの文面を、相手はどう捉えるんだろう。。。。傷ついてほしくない。おいらは、今のままが良いって・・・。分かってくれるだろうか。。。明日は会わない。たぶん相手は公休だから。でもメールは来るだろうな。分かって欲しい。今のままが良いって。都合のいい話かもしれないけれど、今のままが良い。

  2010年11月24日

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• 出る杭は打っとくべし！？

  朝一番で医局にあがると、おおっと居た居た、バド部のエース・せっかち先生。今日はどうしてもお話したいことがあったんだよねぇ。そう、これはおいらから話したいことだったんだ。それなのにさー、おいらが挨拶した途端、ネットをしていたせっかち先生が、せっかち先生：「昨日、カレがデビューしたらしいじゃないですか！」おいら：「え？せっかち先生、なぜそれをすでに知っているのですか！？」せっかち先生：「いえ、まあわたしの情報網もなかなかってことですよ。」おいら：「それはおいらから報告したかったのに。も、もしや？」そう言って振り返り、奥のデスクに目をやると、あちゃちゃぁ、遅刻常習犯のカレがすでに出勤してきている模様。。。椅子の上に荷物あるじゃん！！実は昨日、今まであんなに何度も誘っても拒否っていたセクスィー先生が、突然バドサークルに参加することになったのだ。しかも、自発的な参加だった。そもそもおいら、最近はもうセクスィー先生にバドサークルのスケジュールを渡してはいなかったんだよね。なのに、昨日の往診から帰った後、突然事務所のおいらのところにやって来たと思ったら、セクスィー先生：「おい、今日ってあったよなぁ。」おいら：「何の話だ？」セクスィー先生：「バドミントン。」おいら：「ほい、あるよ。それがどうかしたんかい？」セクスィー先生：「オレ、今日行こうと思って。。。」おいら：「へ？マジ？良いよ良いよ！是非おいでませ。１８時からだから。」ホントに仕事が終わってからやって来たセクスィー先生。靴もウエアもない有様で登場したよ。まあラケットはおいらのを貸してあげたけどさ。。。せっかち先生：「で？どうでした？カレは？」おいら：「それが先生、驚きでしたよ。」せっかち先生：「どんなふうに？」おいら：「元々、スポーツいろいろやってたみたいだから動けるんですよ、これが意外と。テニス打ちではあるんだけれど、なんと言ってもバック・フォアがウマイんだな。」せっかち先生：「へー。」おいら：「男性だからそれなりに力もあるし、コートの端から端までとばせるし。」せっかち先生：「ふむふむ。」おいら：「大振りして空振りも多いんだけど、あんだけ反応早ければ、上達も早いと思うし。こりゃ強敵現るですよ。おいらも途中からマジになりましたから。」せっかち先生：「ほほー。」ネットしながらおいらの報告を聞いていたせっかち先生、と、突然立ち上がり、ニヤリと笑うとこうおっしゃるじゃないですか。せっかち先生：「それでは、出る杭は早めに打っておかないといけませんねぇ。」・・・・出る杭・・・セクスィー先生、出る杭にされちゃったし。。。そして勿論、そのせっかち先生のお言葉は、おいらの口から“出る杭”こと、セクスィー先生に伝わることとなり、セクスィー先生：「オレ、消されちまうのか！」爆笑と相成りましたとさ。いやぁ、しかしバドサークル、またまた楽しくなってきたねぇ。

  2010年11月19日

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• 外来デビュー！

  滅多に取らない・・・ってか取れない土曜日の公休。珍しく今月は土曜日の公休を入れさせてもらったんだ。それなのに、、、、今週おいらの担当病棟が、怒涛の入院・退院・転棟のあらしーーーっ。。。どないなってんねん！！ってことで、少しでも仕事をすすめようと、公休を振り替えて午前のみ仕事に出ることにしたんだ。とにかく退院を全部処理したかったんだ。あと一人だったんだ。嗚呼、それなのに、それなのに、、、、看護部長からご指名が入ってしまったよ。公休を振り返ると決めた前日、夕方に医局へ行き用を済ませ、看護部長室の前を通った際、呼び止められて・・・、看護部長：「お願い、明日の外来業務、手伝って欲しいの。」・・・・え゛？？？外来看護師さんの一人がお休みで、看護部長が外来の応援に出ることになっていたんだけれど、３０分程看護部長が不在になるんだって。看護部長：「面接が入ってしまって抜けなきゃいけないの。３０分だけだからお願い。」そりゃ看護師の採用面接に看護部長が同席にないわけにはいかんよなぁ。午前の３０分だけって言うし、まぁそのくらいなら。それに、事務所の中で外来の業務を一番分かっているのはたぶんおいらだし。ってことで、１０時半から３０分の約束で外来のお手伝いをするはずが、１０時１５分には呼び出され、結局おいらは、１２時過ぎまで外来業務に従事することに。や、約束違うし。。。。しかも、その時間帯は外来ドクターがフル参戦中。外来の廊下には一気にカルテが放出される。事務所受付から届けられるカルテの数が、電子カルテに受付された数と合わないは、本来は病棟業務のはずの副院長の患者さんの急変で緊急入院はあるは、せっかち先生からの電話はじゃんじゃん入る。。。外来処置室に電話を掛けたはずなのに、連続でおいらが電話に出るから、一瞬沈黙するせっかち先生・・・・、おいら：「医事課員、本日は外来のお手伝いをしております。」と自己申告しといたさ。はぁ、これじゃぁ、外来のお手伝いじゃなくて、完全に外来デビューだな。。。結局、退院処理は、出来なかった。。。。何のために公休振り替えたんだか。。。。

  2010年11月13日

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• 引導を渡す時期・・・

  昨日、仕事終わりでもう一度医局へ行く用があったのに、それをしなかったのにはワケがあった。今週事務所のトップの先輩と何度か話したことなんだけど、もう一人の先輩（仮名ばあば先輩とでもすっか・・・ってそのままやん！）の仕事のミスが多すぎるということに、今度どう対処すべきか・・・。それを、その現状を、やはり事務長に知ってもらうべきではないか、ということだった。なぜそういう話になったかと言うと、今回、ばあば先輩は家庭の事情で月末月初に２回休みを取った。ということは、必然的に仕事が押せ押せになっていた。皆がすでに入院処理を終えた後も、黙々と自身の仕事に没頭していた。何とか間に合いはしたが、同時に、ミスは無いのか？という心配も頭をもたげた。だから、トップの先輩がこっそりおいらに耳打ちしてきたのだ。先輩：「彼女が担当している３病棟のレセ、一度チェックしてくれない？」と、、、。トップの先輩が４病棟のレセをチェックしてくれて、おいらはこっそり３病棟のレセをチェックしてみた。すると、予感は的中した。ミスだらけだ。どうしたらこんなことになるんだ？？？そもそもの解釈が間違っているもの、入力すべき薬の名前が間違っているもの。保険点数も違ってくるもの。。。こ、こりゃ大事じゃないか。。。。イージーミスで請求点数が変わらないものは、こちらで修正してしまえるけれど、保険点数が変わるものに関しては、こちらでこっそり直すわけにはいかない。やはり、本人に伝えて本人に訂正してもらわなければ。。。。だから、同じく３病棟を担当している派遣のＭさんをこっそり呼び出し、事情を話し、おいら：「今回のレセの３病棟に関して、おいらが全部チェックさせてもらったってことで口裏あわせをお願い。間違いが多すぎてそういう理由にせざるを得ないんだ。」派遣さんを隠れ蓑にして申し訳なかったが、派遣さんはまだ新人で、だからおいらが責任を持ってチェックするということに、角が立つことはない。そして、ついでに３病棟を全部チェックしたことにすればと。。。で、意を決してばあば先輩に、レセを渡して間違いを指摘し訂正をお願いした。いやな仕事だった。。。おいらの指摘に対し、ばあば先輩は、ばあば先輩『ありがとう。すぐ直すわ。』殊勝な態度・・・。。。自分の力量を解かっているはずだから、こういう言葉をすっと言えるのだろう。間違いを真摯に受け止める。そういう部分は認める。が、仕事は、結果が全てであって、間違いを認めてはくれないのだ。やはり、事務長に言うしかない。トップの先輩が、ばあば先輩以下、事務所の面子が去った後で事務長に事の次第を話した。おいらも、なんとなく同席してしまった。。。微妙に浪花節気質な事務長は、思ったとおり逃げ腰というかなんというか。。。トップ先輩：「彼女の仕事量を少し調整したほうが良いと思うんです。」という発言にも、事務長：「ちょ、ちょっと待って。もうちょっと待ってて。」本来だったら９月で退職するはずだったばあば先輩を、事務長が残ってもらうよう口説いて、一年契約で再雇用したのだ。そりゃ事務長にしたらねぇ。。。事務長：「僕は正直いうと、派遣のＭさんを正社員で引き抜こうと思ってるんだよね。」やっぱり。。。来年の８月くらいまでが契約期間の派遣のＭさん。派遣契約が切れてから正社員として採用すれば、来年９月までの契約のばあば先輩とスイッチ出来るってことか。事務長：「でもって、今産休のＹさんも来春には戻ってくるし。だからそれまでは何とか現状を保ちたいっていうか。。。」そりゃそうだろう、気持ちはわかる。でも、今のままではマズイんだぜ。事務長：「僕も彼女の仕事はチェックするようにする。」結局、３０分ほど事務長と話した結果、おいらが派遣のＭさんに仕事を少し回すようにして、代わりに、手が空いたおいらがばあば先輩からいくつか仕事を引き受けるように仕向けたらどうだ？という結論にとりあえずは落ち着いたのだが・・・。。。はたしてそれで、上手く事が運ぶのだろうか。。。。皆、年を取るのだ。能力が落ちること、仕事の能率、正確性、全てが落ちることは仕方ない。老化するのは宿命だ。皆、それを経験とか実績とか、はたまた人柄とかで補っていくわけだけど、、、それがないばあば先輩は、事務所の若い連中からも、毛嫌いされている。いつも、悪口（陰口）の対象になってしまっている。もうちょっと可愛げがあれば・・・とか思うが、仕方ないかぁ。はぁ、おいらが引導を渡すしかないのかなぁ。。。もうちょっと、良い方法がないかなぁ。。。

  2010年11月07日

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• 欲しいもの？

  院長がお休みだった土曜日の外来は、さほど混まない予定だったのだが、何せ入院料の支払いが多かったのに加えて、電話がジャンジャンなるは、先輩方二人が至急の仕事があってだねぇ、おいらと派遣のＭさんと二人だけで外来を捌くしかなかったんだな。ってことで、午前中はそれなりに忙しかったりしたのだった。そもそも、土曜はいつも事務所は人が少ないんだもの。。。。まして昼休憩は交代で入るから、その時間帯は受付も後方業務も一人ずつ、それぞれ全てをこなさなければならない。そんなとき、自分の会計とお薬を取りに来たせっかち先生。当直明けだからか、むくみ顔というかなんというか、、、。せっかち先生：「直明けって調子が出ないんですよ。」と、なんとも殊勝なことをおっしゃるし。。。受付の後輩さんが、入院料のお支払いの対応をしていたので、後方業務のおいらがせっかち先生のお会計をすることに。おいら：「はい、では700万円になりますぅ。」毎度の一言。もう動じることないせっかち先生は、ちゃんとお財布から700円を取り出し、せっかち先生：「釣りはいらねぇぜ。」とおいらの手の中に小銭をチャランと置いていった。おいらとせっかち先生にとっては、普通の会話。普通の光景。なのに、入院料の対応をしていた後輩さんの耳には特別な響きとなっていたらしく、、、せっかち先生が去り、入院料の支払いの対応を終えると、ダダダっとおいらのところに駆け寄ってきたと思ったら、後輩さん：「せっかち先生、さっきなんて言ったんですか？」おいら：「はぁ？」後輩さん：「さっき会計に来てたじゃないですか？釣りはいらないって言ってませんでした？」おいら：「ああ、あれのことか。」後輩さん：「ほんとに、釣りはいらないって？いくら貰ったんですか？」・・・後輩さん、本気にしちゃってたよ。。。あははっ、せっかち先生ってば罪作りなことを。。。なので、その後せっかち先生から所望されたカルテを医局へ届けに行った際、ちゃーんと報告しておいたさ。おいら：「後輩さん本気にしちゃってましたよ。先生が“釣りはいらねぇ”なんて言うから。」せっかち先生：「ほんとに？」おいら：「目をランランさせて聞いてきましたもの。『いくらくれたんですか！？』って。だから次回はホントにお釣りを頂戴ませね。」これにはせっかち先生と、医局に居た非常勤のＩ先生も大笑い。ほんと、後輩さんってば妙なところで純粋なんだよなぁ。でもって、頂くと言えば・・・、夕方、せっかち先生を捕まえに再度医局へ行くも、せっかち先生の姿はなく、非常勤のＩ先生のみだったのだが、おいらを声を聞くなり、座っていた奥のデスクから出てきてくれたＩ先生から、Ｉ先生：「はい、これプレゼント。」と言って、とあるものを手渡されたよ。昼に事務所の廊下で話していたものだったんだけど、これが今のおいらにとっては、ためになるものかどうか、ホントに欲しいものかどうか、今のおいらにはちょっとまだ分からないが、まぁ、貰えるものはありがたく頂戴するとするか。Ｉ先生、何気に心配してたけれど、、、おいらもしお金に困ったとしても、決してこれを売り飛ばすことはしないから、そこまで悪党じゃないからね、安心してくれ。

  2010年11月06日

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• 日直はカレーパーティー

  文化の日の今日は、日直でした。実は、先月から職場の食堂に電子レンジが設置されたんだ。って、今まで無かったってのが、なんとも福利厚生の偏った職場だったのだが、院長夫人の好意でついに、ついに登場したわけで、これでやっと温かいお弁当を食べられるし、それこそ、前夜の残りのカレーだってお弁当にすることが出来る！ってことで、今日はまさしく、カレーランチを決行したのだ。仲良しの日直ペアのＴさんがサラダを持ってきてくれて、おいらが前夜、大好きなカレー屋さんからテイクアウトしてきて、日直のときは事務所を不在に出来ないので事務所でランチしないといけないので、おいらが食堂のレンジでチンして事務所へ運んだ。二人分なのに、カレーは三種類、そう三人前だ。ライスのかわりはこれまたカレー屋さんからフォカッチャをチョイス。加えて、「ラッシーの代わりね。」と、Ｔさんがヨーグルトドリンクを持ってきてくれた。うっひょー、これはまさしくカレーパーティーだね。あー、幸せ。おいちい！！休みの日に仕事だけれど、こうやって楽しく仕事するための努力って大事だよね。

  2010年11月03日

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• 内密に。

  今月もまた月末がやって来た。。。今週はあんまりついてなかったな、おいら。お家の事情で急にお休みなってしまった先輩のせいで、人数が足りない状態で外来入力に奔走しなければならなかったから、当然病棟も行けず、やりたい仕事も時間内には終われず、最終日でない日にも残業しなければならなかった。。。ま、家庭の事情だから仕方無かったんだけれど、でも、だったら全員集合の今日くらいは、もう少し協力してくれればいいのに、自分も休んで仕事がキツキツだからか、一人だけ自分の仕事に没頭するのを目の当たりにすると、なんだかなぁ・・・・って思うよ。さて、そんなわけで午後は自分のデスクを離れて外来入力に精を出していると、今日は朝から外来勤務のＩ先生が事務所に入ってきた。水曜日にバドミントンをご一緒してから、おいらははじめて顔を合わせる。というか、３階の医局と１階の外来を往復するドクターとは、事務所の本来のデスクでおいらが仕事をしていれば、顔を合わすことはない。午前はずっと自分のデスクだったし、勿論、外来の廊下に出たりすることもあったけどすれ違うことはなく、また、ランチタイムも時間帯が違ったから、Ｉ先生においらは今日出勤していないと思われてもおかしくなかった。が、Ｉ先生の新患の処方データがおかしいかも・・・と薬局から情報が入り、まだ電子カルテが起動している状態だったため、処方を確定される前にＩ先生に問い合わせるべく内線をコールし、事情を話し確定前に処方を変更してもらったこと、また、カルテ記載の傷病名に漏れもあり、次の診察をしているＩ先生にカルテバックした為、外来診察が終わると、Ｉ先生がわざわざ事務所に顔を出されたのだった。Ｉ先生：「さっきは処方チェックありがとう。あの時点で電子カルテの情報が見えるんですか？」おいら：「薬局の薬剤師さんが電子カルテを開いていて、そこからの情報だったんです。ここ（事務所の医事コンピューター）でも確認は出来ますが、普段はあの時点ではしません。」Ｉ先生：「助かりました。もうちょっとここの電子カルテも使い勝手が良くはなりませんかねぇ。」おいら：「一応、以前おっしゃっていたことは医事コンディーラーに伝え対応をお願いしました。それと電子カルテ担当のセクスィー先生にも話してはおきました。もうしばらく対応するにはかかるかなぁ・・・って思います。」非常勤の先生にとっては、とくに使いづらい電子カルテの弱点、それを前回の日直のときにおいらがＩ先生から指摘され、改善策を模索するも、なかなかどうして、おいらが電子カルテ等の実権を握っているわけではないから、大っぴらに踏み込めない状況もあり、やっと最近セクスィー先生を味方につけ、動き出さなきゃと思っていた矢先だった。厄介といえば厄介なんだけれど、今日まさしくその弱点によって処方のミスがあり、また同じ様に、非常勤のＨ先生も今日の外来で同じミスがあり、そういうことで診察が中断することってホントに不本意だから、なんとか改善したいよなぁと、改めて思ったりもしたのだった。そんな話を事務所でしていると、Ｉ先生が右肩をクリクリ回しながら、Ｉ先生：「そういえば、ばっちりきましたよ、筋肉痛。」おいら：「え゛？」Ｉ先生：「全身です。バドミントンのおかげで。」嬉しそうに笑いながら水曜のバドミントンの感想と筋肉痛を報告してくれるＩ先生。が、反対に、一瞬にして凍りついてしまったおいら。。。やばい！これ以上この話を続けられると！！適当に相槌を打ち、別の話題にすり替えつつ席を立ち、そそっと事務所から出たおいらだった。あ～、危ない危ない。いやね、バドミントンの話だけならいいんだどさ、バドの後で、Ｉ先生と二人でご飯を食べに行った話をされちゃったら、洒落にならないっての。事務所には皆居たんだから。目の前にはこういう話には絶対飛びつく後輩さんが居たんだから。おいら、誰にも話してないんだから。秘密にしてんだから。おいらだけゴチになっただなんて知られた日には、どんなに恨まれるやら。まさか言わないとは思ったけれど、でも、もしものこともあるし、、、ちゃんと口止めしたわけじゃないし。。。そもそも、Ｉ先生とは事務所では仕事以外のことは話したことはなく、バドのことなど、仕事以外のことは全部医局で話していたから。。。はあ、マジで焦った。勿論、ご馳走になってしまったお礼は言いたかったから、その後ちょっと時間を置いて医局へ行くと、運よく部屋にはＩ先生だけだったので、ゴチになった御礼を言い、おいら：「一応、ご内密に。」とさらっとお願いしておいた。『内密にしたい』理由は分かってくれるとは思うけど、ここの職場ってホントに根も葉もない噂されたり、足引っ張られてたりするからさ、世の中、生きてく為には必要なことだよね。・・・・ちなみに、、、バドといえば、、、、水曜日のせっかち先生の様子がおかしかったことで、昨日と今日と、検査技師さんと話し込むことになってしまった。ま、この話は、また後日に。なんていうか、ドクターって人種は、やっぱどっか、面倒だなぁ。

  2010年10月30日

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• 新人現る！

  いやはや、めっきり寒くなったなぁ。。。もう半袖じゃきついよ・・・。って、バドミントンのときのウエアですがね。今日は週一のバドミントンサークルの日。水曜日はせっかち先生が参加する日、そりゃ、当然しごいてもらわないと！！と、根っからの“Ｍ”人間なおいら。さてさて、今日は初参加する新人さんがいたよ。非常勤のＩ先生だ。たまたま先月の日直のとき、その日が初めての日曜日の当直だったＩ先生に医局で捕まったことが発端なのだ。どうやらその日は病棟から呼ばれるような急変等がなく、医局のテレビでのんびりまったりゴルフ中継なんぞを観ていたＩ先生、おいらが夕方、仕事が終わる直前に医局へ書類をおきに行った際、なんとな～く人恋しそうな雰囲気を感じ、『Ｉ先生が日曜の当直をされるの、初めてですね。今日はいかがでした？』と話しかけると、ぽつぽつと話し始めたＩ先生。やはり、暇を持て余していたらしく、話し出したら止まらなくなり、また、事情にてＩ先生から志願した当直だったとのことで、その志願した理由がなんとも納得のいく事情だったわけで、Ｉ先生は、微妙な想いを抱えながらの当直だったらしかった。そんなとき、運よくなのか運悪くなのか、声を掛けてしまったのがおいらで、元々おいらがこの職場に就職する以前からここで非常勤をしていたＩ先生なのだが、以前は週一回の非常勤だったこともあり、あまり接点が無かった。が、今年から週二回の勤務となり、また一ヶ月前から夜勤も担当するようになり、尚且つ、昨年度まで勤務していたバドサークル仲間だった伊達めがね先生の先輩にあたり、だからおいらとしたら、あまり交流が無かったのに、垣根を感じたことは無かったのだ。で、普通に会話の中でおいらがせっかち先生達とバドミントンをやっている話をすると、食い付いてきたＩ先生、『是非参加したい。』との申し出で、そりゃ来る者は拒まぬ我がバドサークルは、喜んで受け入れたのだった。『未経験』って言ってたわりに、３０分もするとコツを掴み、いやらしいところにシャトルを打ち返すようになったＩ先生、さすが、スポーツをこよなく愛するドクターだ。最初こそ、ちょっと遠慮してスマッシュは外していたおいらだけれど、Ｉ先生の動きを見ると、ああ、こりゃ上達が早そーう！！なんせ最後のほうには、あのせっかち先生も、遠慮せずにスマッシュを打ち込んでるってんだから。・・・せっかち先生、新人相手に、オトナゲナサスギ（凹）。。。ま、それでもＩ先生も結構楽しんでくれたようで、また都合がつくときは参加してくれそう。良かった良かった。お誘いした甲斐があったってもんだね。ちなみに、ここだけの話。バドの後、Ｉ先生に“ディナーをご馳走になってしまったよ。ま、ディナーといってもね、おいらの行きつけのカレー屋さんだけどね。『どこでも良い。』って言うし、『どうせ家帰っても何もないし、奢るから付き合ってよ。』って言うから、あんまり高価なお食事もなんだし、、、そもそも、おいらなんてバドの後だから汗だくだし、ジャージだし、とても知らないお店には行けないもの。ってかおいら、今の職場に来て、ドクターに奢ってもらったのって初めてかも。。。この職場のドクターってみんなケチくさかったけど、いやぁ、Ｉ先生ってば、良い人だぁ。ラッキー！！！あっ、一応これは、ここだけの話。皆には内緒にしとこっと！

  2010年10月27日

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  公休を譲る

  『雨で子供の運動会が順延したの。その振り替え日が１６日の土曜日でね。』同期さんのお願い、子供が理由じゃイヤとは言えないよなぁ。１６日の土曜に公休申請していたおいらだけれど、おいらの都合は変更できることであったから、今月唯一の土曜の休みを、易々と譲ってしまった。ま、こういうときもあるさ。同期さん：「ごめんね、せっかくの土曜の休みだったのに。お詫びにこれ。。。」といって、同期さんがくれたんだけど・・・↓や、焼鳥缶・・・しかも、同期さんがあんまり好まないお味・・・、ガーリック味、ゆずこしょう味、塩味。。。おいらの公休って、この程度の価値なのね。

  2010年10月16日

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• キャラが濃い・・・

  バドミントンがある日の半休は、ほぼ外食ランチが定番のおいら。だって、夜運動するんだから、ランチくらいがっつり食べたっていいじゃないか！ ・・・その考え方がいけないのはわかっているが、やめられないのだ。 さて、昨日は半休で、夜はバドサークルだったわけで、朝から『ランチはどこに行こうかな。』なんて考えながら仕事してたわけだが、、、、そんな日に限って、外来診療中の院長からのお電話がジャンジャン！！向かい合って仕事する派遣の新人さんが電話を取ると、決まって相手は院長で、こう言うのだとか。。。院長：「あ、○○さん（←新人さんの名前）、近くにきむぽんさんは居るかな？」 ・・・ご指名ですか。。。 新人さんから受話器を受け取り電話に出ると、院長：「きむぽんさん、すいませんねぇ、あなたベテランさんだからちょっと教えてくれるかな。」  ・・・・  院長、おいら、ここに就職してまだ、2年と５ヶ月ですが。。。。もう、ベテランなんでつか。。。。 確かに、20年以上居るベテランの先輩はお休みですが、だからって、15年居る先輩を差し置いて、2年半でベテランって。。。。間違ってませんかねぇ。。。。 結局、その日おいらは昼で仕事を終えて、中華ランチに向かったわけだが、おいらが帰った後も、院長からの電話は何度かあったらしく、後輩さん：「受付やってたあたしが院長の対応したんですよ！きむぽんさん帰っちゃったから！」 ・・・だって、しょうがないじゃん、おいら半休とってたんだからぁ。  当然、この話を今朝ベテラン先輩に話すと、、、ベテラン：「ぎゃはははっ！！あんた、どんだけキャラ濃いのよ！」  ・・・・やっぱしね。。。。 

  2010年06月09日

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• 休みてぇ・・・。

  日直で日曜に仕事だと、月曜から調子が狂うよ。休めば良かった。。。昨日の日直は、朝っぱらから当直のセクスィー先生が、自ら医局に提出していたカルテを事務所に届けてくれたのは良かったのだが、わざわざ事務所に届けてくれた理由は、、、セクスィー先生：「オレが書いた年金書類で参照したい箇所があるんだけど。。。」・・・・・だから？おいら達に、その参照したい書類を探せと！？そもそも、誰の書類がそれに該当するかもわからないのに。。。。セクスィー先生：「誰に書いたかなぁ。。。」と、一人でボツボツ言いながらカルテラックを眺めるから、手伝わないわけにもいかないし。せっかく穏やかな日直の予定だったのに・・・。雨だから訪問者も少ないかと思ったら、これが入院患者さんの面会が多いこと多いこと。ま、それでも、予定していた仕事は終わったし、定時で終われたし、良しとしなきゃ。でもって、月曜の仕事は、朝から某先輩が暴走しまくってるし。。。最近目に付くんだよなぁ。。。一人で盛り上がってさ、周りを巻き込むんだもん。こっちは前日の日曜も仕事してんだから、疲れてるんだって。その仕事って朝一番でやらなきゃならないこと！？？？ってか、外来の患者さんの会計とか、入院処方のデータ送信とか、決められたルーチンやらなきゃならんって、思わないのか！？あーもう、休みがほしいや・・・。。。今週一応公休があるけれど、もう一日有給でも取ってしまおうかなぁ。人間、休むことも必要だもんな。

  2010年05月24日

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• もうすぐ月末・・・

  春だというのに寒いからか、またしてもさぼり病が発病し、ブログ放置気味。それなりにネタはあったのにな。。。。。日遅れで書こうにも、もう忘れてもうたし。ま、いっか。思い出したらまた書こう。４月から診療報酬改定があり、自宅に帰るとそれなりに勉強しているのだが、如何せん、まだ資料も揃ってない状態だから大変だっつーの。なのにもうすぐ月末。。。。はぁ、ヤバイぜ。っつーかさぁ、今おいらは返戻査定の担当をしているのだが、　注）医療保険とは、患者さんから窓口で支払ってもらうのは一部負担金だけで、　残りはそれぞれの保険者にレセプトという診療報酬明細書で請求している。　が、レセプトは直接保険者に送るのではなく、審査する機関があり、その審査が　通って初めて保険者にレセプトが送られるのだ。　審査というんだから、当然審査に通らないものが出てくる。　それが、査定（有無を言わさず認めないと突っぱねるもの）とか、返戻（これって　どうなの？といってレセプトを差し戻してくるもの）というのだが、多いと結構な　額になるのだ。　特に入院レセプトなどで何十万の請求が戻ってきたり、実際に患者さんに対し実施　した検査なり処方なりという治療を、色々な理由で認めてもらえないのだから、　・・・・医事課としての面子がたたない！！これがほんとに、どうしてこういうミスをするんだか！！ってことが多くてねぇ。特に、最近どうも疑問に思うのが、某先輩・・・。。。。しょっちゅうミスをしてくれるのだが、凡ミスなのよね。有り得ないミスなんだな、これが。診療報酬の解釈を把握してないばかりか、オーダーのない検査を請求しちゃってたり。。。もうワケが解からないったらありゃしないよ！！この先輩が今まで仕事をしてこれたってことが摩訶不思議。査定や返戻に関する報告書は、月に一回おいらが作成して医事課にて回覧するのだが、なぜだか前任者のときから、副院長にも報告書を届けることになっている。・・・これが結構プレッシャーなのだ。。。。副院長、自分にも厳しいが、他人にももっと厳しいし。。。加えて、どうも最近院長にもおいらがこの仕事を担っていることがばれたのか、やたらとご指名で電話が掛かってくる始末。・・・それって他の医事課の面子でもわかることなのに。。。。おかげで今日は、自分の仕事一切出来ず。。。げ、月末なのにーーー。。。来週は、自分の仕事しなきゃ片付かないや。

  2010年04月24日

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  いろんな人生

  昨日、受付にいたおいらに視線を送りながら正面玄関から病院に入ってきた医薬品卸さん。以前の職場からの知り合いだ。な、なんか話があるんだよね。。。ってことで、後輩さんに受付をお願いしてそそっと席を外して廊下に出ると、卸さん：「あ、特に用はないんだけどさぁ。」・・・・をい！だったらあんな視線送ってくんなよ！！卸さん：「あのね、Ｔ社の★さんが会社辞めちゃったんだよ。」うぞ！！★さんが！？？？前職でのお顔見知りのＴ社のＭＲの★さん。おいらは正直言うと嫌いなタイプだった。だって、優秀なヤツだったから不要な新薬とか売り付けてくるんだもん。前職の院長なんて単純な人だから、コロッと買っちゃうんだよね、処方もしないくせに。当然不良在庫となり、困り果てるおいらだったのだ。数年おいらの前職の医療機関を担当した後、後輩に担当をバトンタッチした★さんは、大学病院の担当になった。後任の後輩ＭＲくんは、おいらからみるとあんまり優秀な人ではなくってね、しょっちゅうおいら相手に愚痴るようなタイプだった。もっともそれが後輩くんのスタイルだったわけだけど、ただそのおかげで、おいらとは良く話すようになり、後輩くんから会社の話を聞くことも多く、当然★さんの噂も聞いたりしてたのだ。だから、おいらは★さんとはもう何年も会っていないけれど、当時のことは鮮明に覚えているのだ。おいら：「どして辞めちゃったの？あんな優秀な人なのに！？」卸さん：「カレ、この地に骨を埋めたかったんだって。」転勤がある営業職、、、今までずっとこの街で仕事してきた★さん。確かに、通常ではいつ転勤を命じられてもおかしくない状況だった。おいら：「だから辞めたの？で？どうしたの？」卸さん：「○○って会社に行ったんだよ。」・・・それは、正直驚くような会社だった。あの、新薬を扱う一流企業から、まさかそういう会社に転職するだなんて、、、、聞いたことが無いよ。。。。そんな人生の選択があったんだ。。。。卸さん：「たぶん、給料だって半分くらいになるんじゃない？それでも辞めちゃったんだよ。」お金よりも、そっちを選んだんだ、★さん。。。きっと、いろんな葛藤があったんだろうね。でも、家族と決めたんだろうね、新しい人生。。。その話を聞いて、最近ご無沙汰してたＴ社の後輩くんに今日メールしたら、おいらがランチをしてるときに電話が掛かってきたよ。久々に話したけど、こいつはあんまり変わってなかった。。。。★さんのこともあって、ちょっとは心境の変化とか、成長とかしたかなぁなんて思ったが、ほとんど変わってなかった。でも、変わってないことが、なんとなく嬉しかったりした。はぁ、いろんな人生があるんだなぁ。いろんな選択があるんだなぁ。そんなことを思ったおいらはといえば、夜バドミントンがあるからと、まだ本調子でない胃腸のくせに、こういうランチを食べて、また胃腸不良に陥るのであった。（ちょっと食べ過ぎたぜ。）★さん、新しい職場はどう？がんばってるかな。うちの病院に営業に来ることがあったら、挨拶くらいはしたいなと思うおいらだった。

  2010年04月13日

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• 新たな派遣さん！

  もうすぐ産休に入る医事課の先輩の代打として、２月から来てもらっていた派遣さんは、１ヶ月勤め上げることなく、２月で辞めてしまった。・・・・もちろん、辞めたのは、ここ（医事課）の問題じゃあない。家庭の事情と、自身の体調不良が原因だった。彼女の旦那さんが犯してしまった事故のせいで、彼女自身も体調を崩してしまい、無断欠勤があり、派遣元でも連絡が取れない日があった。結局、連絡が取れたときには、彼女の退職の意思は固く、派遣元のスタッフさんが、派遣元の書類だけを取りにきて、彼女の私物等は、後日体調が回復したら彼女自身がここに取りに来ることになっていた。が、それもかなわず、新しい人材の派遣が決まり、面接という名ばかりの挨拶に同行した派遣元のスタッフが、彼女の荷物も回収していってくれた。そして、先輩が産休に入る日が、もう１ヶ月半を切った今日、新たな派遣さんがやって来た。当然、またしても、医療機関未経験者というではないか。・・・んとに、ここの派遣元って、人材不足すぎだっつーの！それでも、まったくの未経験者の方がいいのかもなぁ。。。。って思いもなくはないと思う最近のおいらだ。というのも、同期さんは後輩さんと接して思うことが多々あるのだが・・・。。。彼らは、医事の仕事の基本つうか、医事とは何たるか！ってことを、解かってないんだなぁ、、、、。。。以前はどちらも基幹病院に勤めていたはずなのに、なーんも指導してもらってなかったんだなぁって。。。この仕事の基本姿勢といえばいいのか、根幹とでもいえばいいのか、、、。。。それが無いから、だから普段の仕事が半端なんだよ！なんでも他力本願で、自身で勉強しようとしない後輩さん。なんでも自分が主体で、患者だろうがドクターだろうが、相手を悪者にする同期さん。嫌いな先輩のアラばかり探して、不平不満の後輩さん。ミスを連発し、レセが査定されても、『聞こえない！』と反省の色すらみせない同期さん。そりゃ、おいらだって、そんなに褒められた人間じゃないけれどさ、、、でも、同僚と群れて、楽することが仕事じゃないことくらい解かってるし、不平不満言って他人のアラ探して、仕事を押し付けあうことはみっともないことだと知ってる。有資格者ばかりの医療機関で、その仕事でコストを生み出してくれるドクターや看護師等等の中で、事務職であるおいら達は何が出来るのか、何をすべきなのか・・・。患者のために医療や看護を提供している同僚達のために、もちろん、医事としての側面から患者のために何をすべきなのか・・・。そういうことを最初に教わったり、自身で考えなかった経験者に、いまさら何を言っても遅いんだってこと、、、解かっているから、最近、ここにいるのがいやになることがある。だから、、、、医療機関勤務未経験の新しい派遣さんが、新しい風をこの医事課に吹きこんでくれたら・・・・な～んて、ひそかに無謀な期待をしているおいらなのだった。

  2010年03月24日

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• 独壇場

  エースだった伊達めがね先生が去った後のバドミントンサークルは、せっかち先生の独壇場と化す！！ま、まさか、倒れこんでいるおいらに、トドメの一撃をお見舞いしなくてもいいじゃないか！ 二回までは拾ったさ。そりゃおいらだって、転がりながらも二回まではせっかち先生のショットを拾ったよ。でもね、でも、そのスピードで、しかもジャンピングショットだよ！それをおいら目がけて打ち込むだなんて。それ以外にも、３回続けざまにおいらにスーパーショットをお見舞いしてきてさぁ。 さすがにもう拾えない。さすがにもう走れない。 ・・・せっかち先生、本気なんだからーーー！！！ でも、悔しいよ。負けたくないよ。こんなことで、こんなことで。 伊達めがね先生は、おいらのことを一度も褒めてはくれなかったけれど、っていうか、伊達めがね先生：「コロコロ転んでばっかやんか！それじゃアカンわ！最初の一本は拾えたかもしれんけど、そのまま転んでたら次はトドメが来るんだぜ。」って、けなされまくってたけれど、でも、サーブの仕方を教えてくれて、ショットのフォームを指摘してくれて、いっぱいいっぱい指導してもらったんだから、、、 こんなことで、こんなことで、へこたれてたまるかい！ 外来看護師さん：「そーやって向かってくから、面白がってせっかち先生に打ち込まれるのよ。」ぐぐぐっーーーっ。。。外来看護師さん：「完全に楽しんでるんだから、せっかち先生は。嬉しそうに打ち込んでるわよ。」ううううううっ。。。う、うれしくなーいっ！おいら、全然嬉しくないーーーーっ！！ こ、このまま負けてなるものかっ！！ 絶対絶対、この次は、せっかち先生のショットを拾ってやるんだい！

  2010年03月18日

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• エール！

  春は別れの季節だ。その別れが、寂しいことだとしても、旅立つその人にそんな顔を見せはしないさ。もう、感情をコントロールすることも、容易く出来る年齢なのだから。『伊達めがね先生の勤務は１７日までです。』月曜に回ってきた業務議事録には、そう書いてあったが、それが間違いだということは知っていた。おいら：「ねぇ、最終勤務日１７日になってるよ。辞める日延ばしたの？」伊達めがね先生：「違う。１２日で終わりだけど。」伊達めがね先生が辞めることは、本人から詳しく聞いていた。伊達めがね先生：「新しい病院は４月からなんだけど、引継ぎもあって３月は大学の外来がめちゃ混みなんだ。」しかも、新しい病院はなかなかハードなところらしく、、、伊達めがね先生：「医局でくじ引きする日の前日に、ちゃーんとお参りに行ったんだ。あの病院には当たりませんように！って。そしたら当たったんだよ。」伊達めがね先生のくじ運の無さは、以前から聞いていた。そもそも、この病院に来たのだって、伊達めがね先生：「診療部長には、（この病院は）医局の中で（の人気は）４番目です。って答えておいたけど、実際は１２番目だったの。」おいら：「それって何人中？」伊達めがね先生：「１６人中。」おいら：「下から４番目か。そりゃ診療部長には内緒だね。」大学の医局は派遣病院をくじ引きで決めるのが慣例らしく、２年前この病院に来たときも、くじ運が無かったからここになった、、、というのが真実なのだとか。そして今度も同じように、最後まで売れ残った病院に派遣されるのだという。おいら：「どしてその病院は不人気なの？」伊達めがね先生：「病床数ではここと同じなんだけど、患者がさぁ。」おいら：「患者？」伊達めがね先生：「急性期を扱うんだよ。つまり相当病状が悪い患者ばかりってこと。」おいら：「めっちゃ経験つめるじゃん！同期に差をつけるチャンス！」伊達めがね先生：「僕はま～ったりと仕事したいクチなの。そんな頑張りたくないの。」おいら：「だからだ。」伊達めがね先生：「え？」おいら：「伊達めがね先生、専門医になった暁には、そうやってのほほーんと自分のペースで仕事していくタイプだから、だから神様が『今のうちに苦労しろ！』ってことでそういう病院に派遣される運命にしたってことだよ。」クチでは『まったりと仕事したい。』って言ってる伊達めがね先生だけど、時間があると、相当勉強していることは知っていた。単なるネットサーフィンじゃなくて、ちゃんと文献や資料を探していたり、同じ科の先輩医師のブログを読んでいたり（これがおいらも読んでるブログだったのは驚いた）、ソファでも図書室の専門書を読んでいたり。。。セクスィー先生と談笑していると思いきや、薬の臨床での効果を指導してもらっているなんて場面にも遭遇した。前夜に大学で当直をし、ここの病院での勤務に突入した日は、目が真っ赤だったこともある。そしてそのまま、またここで当直をし、次の日の朝、一番で医局で会うと、伊達めがね先生：「夜中に急変があって、まだシャワーも浴びてない。」と、ひどい顔だったときもあった。最後の当直も、医事コンピュータにデータが飛んできていて、おいら：「患者の○○さんのデータが入ってきてるけど、昨日の夜に電話再診があったの？」と朝コールすると、伊達めがね先生：「５０分電話切ってもらえなかった。」おいら：「５０分？深夜だよね？」伊達めがね先生：「２３時だった。」おいら：「最後の当直でそりゃまたお疲れ様ですた。」最後の最後まで、ついてない伊達めがね先生だった。そんな伊達めがね先生と、こんなふうに話をするようになったのはいつからだろう。２年前の１月末に就職したおいらから遅れること３ヶ月後の４月、非常勤としてやって来た伊達めがね先生。同じ医事の仕事とはいえ、今までとは違う診療科で、しかも医事課の一職員として働くことになったおいらは、入職後この職場に馴染めずに居た。表面上は馴染んだふりをしていたが、ずっと気持ちの中でこの病院の医事課を否定していた。この病院のやり方や、方針を、、、医事職としての姿勢を、、、否定し、決して染まるまいと思っていた。辞めたい。でも、逃げたくない。だからといって、この医事課の今の現状を変える力もない。ストレスで体調まで崩すくらいだったおいらだが、この職場では誰にも相談できなかった。事務所に居ることが苦痛だった。そんなころ、ひょんなことから医局で伊達めがね先生と二人になった。たまたま医局に行ったのが、伊達めがね先生が夜勤明けで一人きりのときだった。どうしてそういう話をしたのか思い出せないが、おいらのレーシックの話から、伊達めがね先生が『伊達めがね』であることを知った。そして、研修医だと思いきや、『もう研修医じゃない。』ことも知った。一度話してしまえば、お互い話やすい存在になった。病棟で遭えば、医事課に関連した仕事のことで解らないことを訊かれるようになった。おいらからしても、業務上いろいろと訊ける相手が出来た。病院という組織の中では、そのトップにいるドクターと普通に会話できる関係を築くことは、仕事をする上で有利だということは、重々計算していた。媚びるのではなく、対等に話せる関係を構築することは、医事課の先輩との関係構築より、仕事をする上では得だと考えていた。だから、忙しい常勤医にはなかなか訊けないことを、伊達めがね先生に質問するようになった。伊達めがね先生は、おいらの質問にいつもちゃんと答えてくれた。もちろん、脱線話もした。名古屋に住む伊達めがね先生に、レーシック後の検診で名古屋に通っていたおいらが、名古屋情報を聞くのも当然だった。その後、医事課の先輩が『バドミントンサークル』を立ち上げたことが転機になった。病院には総務課長が仕切るバレー部がある。だから、『医事課とその周辺でこっそりスポーツしよう。』と始まったバドミントンサークルは、積極的な勧誘はしなかった。なのに、それはほんとに偶然だった。ダイエットに余念がなかった当時（いつもだけど）、サプリに手を出しても痩せられないことを嘆くおいらに向かって、伊達めがね先生：「食事制限やサプリだけじゃだめ。運動しなきゃ。」おいら：「運動してるもん！」伊達めがね先生：「何やってるの？」おいら：「バドミントン！バドサークルを立ち上げたんだ！まだ一回だけだけど。」伊達めがね先生：「僕も学生のときバド部だった。」そうして、伊達めがね先生はおいら達のバドサークルに参加することになったのだ。おいらの車で病院から体育館まで行き、おいらのラケットを使い、バドの後はおいらが車で駅まで送った。伊達めがね先生：「（バドの後は）病院まで送ってくれたら後はタクシーで帰るよ。」タクシー券が支給されるドクターだから、確かにそれでも良かったのだが、車好きで、運転することが苦痛でないおいらが、一度駅まで送ってあげると、おいらの運転する車の助手席に座ることが苦痛でなかったらしい伊達めがね先生は、その後、『タクシーで帰る。』とは言わなくなった。バドサークルの体育館を押さえるのは、すでに退職した医事課の先輩なのだが、そのスケジュールを参加者に配布するのはおいらの役目で、バドサークルのある日で、伊達めがね先生が参加できる日は、前夜や当日の朝に、『今日はバドがあるよ。ジャージとシューズ持ってきてな。』とメールするのが定番となっていた。バド経験者の伊達めがね先生には、その若さや体格からも、当然誰も敵わない。おいらは、あっちに振られこっちに振られ、前後左右にコロコロと転がされ、完全に伊達めがね先生のおもちゃになっていた。それでも負けず嫌いで、がむしゃらだけが取り柄だから、バドの次の日は、いつも医局で、真っ赤に腫れ上がった負傷の膝を自慢していた。その後、天然女医やせっかち先生、病棟の看護師さんやヘルパーさんも参加希望者が出て、事務所数名から始まったバドサークルは、ほんとに大所帯になり、最後の日には、伊達めがね先生：「もっとやりたかったな。」と言わしめた。そして、おいらも同じだった。。。先週、医局で伊達めがね先生と二人で話したときだった。おいら：「来週が（伊達めがね先生が参加できる）最後のバドだね。参加できる？」伊達めがね先生：「もちろん。参加する。」おいら：「最後だものね。」伊達めがね先生：「（僕が最後で）寂しい？」おいら：「自分で言うな！」それは、ホントだった。寂しかった。もっとずっと、伊達めがね先生と、バドをしたかった。以前、そう初めて伊達めがね先生がバドサークルに参加した日、駅まで送る道中、伊達めがね先生：「（今から飯でも）奢ってやろうか？」と言われたことがあった。が、おいらは即座に断った。おいら：「いや、いいよ（悪いから）。」だって、奢ってもらう理由が無かったから。でも先週は、『来週の最後のバドの後、飯でも行こう。』と約束をした。伊達めがね先生：「どうせなら『朝までコース』にする？」おいら：「おいらは車だから飲めないよ。」みんなに内緒で、バドの後、二人だけで行く約束をしたのだ。だけど、その約束は、不可抗力で流れてしまった。伊達めがね先生との最後は、宅急便で送る荷物を取りに医局へ行った時になった。どうしても相談したかったことを、最後の挨拶をする前に口にした。おいら：「あのね、相談っつうか、訊きたいことがあんねんけど。」伊達めがね先生：「なに？」おいら：「○○○・・・・・なんでか解かる？」伊達めがね先生：「え？○○○・・・・なの？」ガチャ！！その相談を投げかけた理由を言おうとしたところで、医局のドアが開いたと思ったら、副院長が入ってきて、その相談は投げかけただけで終わってしまった。伊達めがね先生が菓子折りを持って事務所にやって来たときも、おいらはちょうど不在だった。白衣を脱いで、着替えて、最後に事務長のところに鍵を返却に来たときも、おいらは受付で患者さんの対応中だった。今までのお礼も、別れの挨拶も、せずに終わってしまった。裏口にタクシーを待たせているのは解かっていたから、追いかければ間に合っただろう、そうしたら、最後の挨拶が出来ただろう。でも、しなかった。伊達めがね先生は、昨日で、この病院を去った。伊達めがね先生、今までありがとう。バドサークルに参加してくれて、ありがとう。いつもおいらの愚痴を聞いてくれて、助けてくれて、ありがとう。おいらの愛車で、普通にくつろいでくれて、ありがとう。おいらのわがままを、怒ってくれて、叱ってくれて、ありがとう。前職で、ドクターという人種に嫌気がさすほどの想いをしたおいらは、ドクターという人種を軽蔑していた。すべてのドクターを一纏めにして、憎悪していた。それが間違ったことだと解かっていても、どうしようもなかった。でも、伊達めがね先生とここで出会って、もうその想いに鍵をかけて、心の奥に閉まってもいいんじゃないかって思えるようになれた。最後の中途半端な相談は、自分だけで解決するよ。伊達めがね先生が、新しい職場で、医師としていっぱい経験を積んで、ここの常勤医に負けないくらいの専門医になることを、心から祈っています。

  2010年03月13日

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• ＫＹなドクター

  ・・・『ＫＹ』って未だに言ってもいいのかちら。。。おいら、こんな『ＫＹ』なヤツだとは思っていなかったから、ほんとにびっくりだったよ。あり得ない！ってか、何がしたかったのか、もうワケが分からなかったぜ。事の発端は、伊達めがね先生からもうすぐこの病院を去ることを聞いた時だった。伊達めがね先生：「まだ診療部長にも言ってないんだけどね。」なんて頃だから、まだ公にはなっていなかった頃だ。昨年の春、バドミントンサークルを立ち上げたとき、偶然伊達めがね先生がバドミントン経験者だということを知り、おいら：「じゃさ、うちらのサークルに参加しない？」とスカウトしたのがおいらだった。最初は『なんでそんな経験者をスカウトしてくるのよ！あたし達はど素人なのよ！』なんて、先輩に怒られたものだった。が、やはり経験者とのバドミントンはこの上なく楽しく、その後、天然女医が参加したり、これまた経験者ということが発覚したせっかち先生までもが参加するようになり、バドサークルはなかなかの大所帯となった。そんなバドサークルのエースである伊達めがね先生が病院を去る。そりゃ、なんかバドサークルで企画したいよね！！ということで、とりあえず医局とかぶるといけないと思い、セクシィー先生にお伺いをたてたのだった。おいら：「ねね、伊達めがね先生がもうすぐ病院を辞めるでしょ？医局でなんかするの？」セクスィー先生：「ああ、そうか、そうだなぁ。」おいら：「バドサークルでなんか企画しようと思うのだがね、それとだぶると嫌だから。どう考えてる？」セクスィー先生：「そうだなぁ。じゃ、ゴルフコンペでも計画すっか！」おいら：「・・・伊達めがね先生がゴルフを嫌いなことを知ってて、そうくるか！？」セクスィー先生：「だからだよ！嫌がるぞー。楽しみだなぁ。」おいら：「バドでも飲み会したいけど、日はないし、金もないし。セクスィー先生がスポンサーにでもなってくれればなぁ。。。」セクスィー先生：「じゃ、医局で主催したらキミも来るか？」おいら：「え？お金もセクスィー先生出してくれる？」セクスィー先生：「安い居酒屋くらいだったらなぁ。」・・・せこい医者だこと。。。まぁ、結局この話はこの場だけの与太話で終わったのだが、、、どう考えても時間も日もないので、先輩と相談の結果、お餞別を贈ることにして、皆からカンパを募った。おいら：「それでだね、セクスィー先生、バドサークルでお餞別を贈ることにしたのだが。」セクスィー先生：「なんだ、ラケットでも贈るってのか？」おいら：「いんや、ゴルフボールにしようと思って。」セクスィー先生：「嫌がるだろ！？」おいら：「だからよいんだよ。だって、一応バドサークルからだからスポーツに関連したほうが良いし、ゴルフだったらこれからの医者人生で決して避けては通れないさ。ゴルフは医者の道楽だもの。次の病院の院長や医長に誘われて断れるわけないじゃん。」セクスィー先生：「まあなぁ。あいつは誘われたら嫌でも一回は参加するってタイプだしな。」おいら：「ついては、先生、ゴルフボールでお得なの教えて！」なにせ、おいらゴルフはどっ素人なんだから。何買っていいやらわからないもの。セクスィー先生にお願いして、医局のネットで良さげなゴルフボールを調べてもらった。そして、皆でちょっとずつお金を出しあって、なかなかお金も集まって、せっかち先生にもカンパしてもらい、バドサークルとは関係ないセクスィー先生にもカンパしてもらった。（←唯一お札をくれた。）セクスィー先生：「ほんとにゴルフボールにするんだったら、あんまり沢山は止めとけよ。」おいら：「なんで？だってほかに手ごろなのがないんだもの。お酒は荷物になるし、趣味のものは、コレクターだろうから持ってるだろうしさ。」セクスィー先生：「それでも、少なめにしとけ。」・・・ん？変なの。。。。ゴルフボールなんて、あっても困らないだろうに。。。が！！このときすでに、セクスィー先生は知っていたのだ。それを告白されたのは、おいらが週末にゴルフショップへ行って、お餞別を調達したことを週明けに報告したときだった。セクスィー先生：「ほ、ほんとにゴルフボールにしたのか？」おいら：「うん。ってか、なんでそんなに驚くのだ？」セクスィー先生：「いくつ買ったんだ？」おいら：「え？えっとねぇ、先生が調べてくれたメモを持ってって、店員さんに選んでもらった。」セクスィー先生：「まさか、１ダース買っちまったのか？」おいら：「種類は変えたんだよ。いろいろ買ったもん。だって、好みがあるだろうからと思って。」セクスィー先生：「そんな沢山買っちまったのかぁ。。。」おいら：「なんで？だめだった？」セクスィー先生：「ま、しょうがないか。そうか、わかった。もうオレが話しておいたから。」・・・・は？？？？・・・・・オレガハナシテオイタカラ？？？？？おいら：「どういう意味でっか？」セクスィー先生：「だから、オレがすでに話しておいた。『ヤツ等、よからぬことを計画してるぞ！』って、言っておいたから。」おいら：「は？誰に言ったの？それを。」セクスィー先生：「だから、伊達めがね先生に、『ヤツ等が、キミの嫌いなゴルフボールを餞別にあげる計画をしてるぞ。』って。」・・・・ど、どうして言うわけ？？？セクスィー先生：「嫌そうな顔してたぞー。まぁ、これでオレは自分の役目は果たしたからな！」・・・意味わかんねぇ。。。。内緒ですすめた『伊達めがね先生へのお餞別』なのに。。。。どうして、勝手に当人に話すかなぁ。しかも、ネタばらしまでされちゃって。。。『嫌な顔』したところを、皆で目撃したかったのに。どーしてセクスィー先生がその楽しみを奪うんだ！！な、なんでこんなに『ＫＹ』なんだよ、このすっとこどっこいは！！！！そんなわけで、すでにネタバレしてるけど、今週が伊達めがね先生が参加する最後のバドサークルです。

  2010年03月09日

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  宴の全貌、そして後日談。

  2月最後の金曜日、大降りの雨の夜、仕事を終えると急いで帰宅した。この日は、街中のとあるホテルのレストランで、飲み会があったのだ。事務長と診療部長ほか数名が発起人となり開催することになった、セクスィー先生のお祝い会。趣旨は、『電撃結婚したセクスィー先生を肴に勝手に呑む会』。が、おいら、案内が回ってきたときは正直迷った。だって、会費が尋常じゃないんだもの！だからか、同期さんも後輩さんも不参加だった。でも、参加するってことがセクスィー先生への『お祝い』だと思ったおいらは、仲良しの薬剤師さんを道連れに参加を決めた。しかし、事務長が考えていたほど参加者は多くなかった。なぜかって！？その事情は、宴の数日前に伊達めがね先生から聞かされた。木曜にこちらの病院で夜勤をする伊達めがね先生は、金曜は大学での外来がある為、夜勤を終えて昼までしかここにはいないのだが、、、伊達めがね先生：「大学の外来を休むことにして夜まで居る。きむぽんさんも参加だよね？」おいら：「うん、お祝いだしね。」伊達めがね先生：「病棟の人は参加が少ないらしいよ。」おいら：「どうして？」伊達めがね先生：「お祝い会っていうかほぼ披露宴っていうか。」おいら：「そなの？ってか、普段着で良いんだよねぇ？」伊達めがね先生：「一応ジャケットくらいは着ようかな、ボクは。」あれ？単に『夫妻を肴に呑む会』じゃないの？？？？そして、当日の昼になって、病棟の主任から衝撃事実！主任：「ちゃんとスーツ着用だよ。ほとんど披露宴だもの。」おいら：「マジでー？」主任：「だって、ケーキ入刀はあるし、スピーチあるし、セクスィー先生も今日は午後から着替えて写真撮影するからって、早退するんだぜ！」おいら：「そ、そんな突然言われても着てく服がなーーーい！」主任：「だから病棟の連中が参加しないんだってば。服もないから！って。」こ、困ったぞ！！仕事が終わると同時に一目散で自宅に戻ったおいらは、クローゼットからいくつかのジャケットを引っ張り出し、みっともなくない格好を選んで、新しいブーツで会場に向かったのだった。おいらは　４病棟の師長と主任、それから３階の看護師さんと、もうすぐ産休に入る事務所の先輩との席だった。ひとつ前の席には、伊達めがね先生やせっかち先生が。宴は事務長の司会で、ほんとに新郎新婦の登場から始まった。セクスィー先生ってば、紋付袴・・・。し、七五三だっ（笑）！！診療部長の挨拶、院長の挨拶、病棟師長の乾杯と会は進んだ。ま、乾杯でお酒が入ってしまえばね、後は無礼講さ！ってことで席を立ち、写真撮影に余念のないおいら。施設課長が一眼で写真を撮っていて、おいらも一眼持ってくれば良かったと後悔しつつ、でも、おいらにしか撮れない写真を撮りたいなと思い、全部のテーブルを回って、参加者の皆を写真に収めた。・・・掲載したい面白写真をいっぱい撮ったが、個人情報の関係でさすがに載せられないので、いつもの如く、料理の写真を。院長夫妻の席も行ったし、診療部長や副院長の席も写真に収めた。当然、主役のセクスィー先生夫妻のところにも。おいら：「はい、主役、変な顔しない！ちゃんと笑いなさい！」セクスィー先生：「今日は俺が主役なのに、怒られたー。」すでにお酒が入っているので、おいら絶好調ーーー！そして、伊達めがね先生やせっかち先生のテーブルにも立ち寄ると、総務課長が退席したせいで席がひとつ空いていた。仲良しの薬剤師さんとも話したかったこともあり、本来の自分のテーブルとは違う席で、白ワインをグビグビ。それを見たせっかち先生は、突然自身のシャンパングラスを空にして、そこにビールを注ぐと強引においらに押し付けてきたよ。そ、そりゃこっちも呑むしかないっしょ！おいら：「いただきまーす。カンパーイ！」なんつって、酔っ払ってご機嫌なせっかち先生と意気投合・・・の振り。でもって、伊達めがね先生はといえば、大学の先輩にあたるＩ先生からお説教タイム。Ｉ先生：「ねね、聞いてよ。今説教してやってたんだよ。こいつってばさ、『草食系男子』とか自分で言っちゃってさ。結婚って良いもんなのになー。」伊達めがね先生：「勘弁してくださいよ。僕は慎ましやかな草食系なんですから。」おいら：「なーに言ってんだか。自分で草食系って言うヤツにほんとに草食系なんていないわい。十分ギラギラ肉食系のくせにねー。」Ｉ先生と一緒になって、若者ドクターを甚振るおいらだった。この会で一番面白かったのは、副院長のスピーチ。お祝いにかこつけて、遅刻魔セクスィー先生への甚振りの言葉も忘れないところが、大爆笑を誘っていた。そして、看護師さんのスピーチあり、ケーキ入刀あり、セクスィー先生渾身のスライドショーあり、最後はせっかち先生の挨拶で、宴は終わり。ちゃんと引出物もあり、新郎新婦がそれぞれ全員をお見送りしてくれた。会場の出入口でお菓子を配ってくれたセクスィー先生、おいらに手渡す際、セクスィー先生：「面白いヤツ↓（菓子）を探してきたんだからな。」よ、横浜限定かいっ！！さて、お祝い会の後は当然二軒目に突入する気満々の、おいらと仲良しの薬剤師さん。足の負傷でお酒は止めている外来看護師さんも誘って、二軒目に行くことにしたのだが、・・・奢ってくれそうなドクターはすでに無し。。。副院長と呑みたがっていた伊達めがね先生は、機会を狙っていたようなのだが、如何せん、副院長には、アルコールが入ると大虎に変身する強烈キャラの看護師さんが引っ付いていて、、、伊達めがね先生：「ねぇ、あの看護師さんも一緒なの？」おいら：「あの人は『副院長の愛人』とも噂されているだけあってだねぇ、絶対セットで呑みに行くらしいんだな。良いやん、あの人が一緒でも。行っといでよ。」伊達めがね先生：「いや、俺あの人は無理。」強烈キャラの看護師さんに強引に連行されそうになるのを、なんとか踏みとどまり難を逃れた伊達めがね先生と天然女医。おいら：「じゃ、うちらはこのまま飲みに行く。どうする？帰る？一緒する？」伊達めがね先生：「行く。」もともと、こっちに泊まることも視野に入れていた伊達めがね先生、だが、翌日も大学で仕事になりそうとのこと、一応最終の新幹線で帰ることにしたようで、伊達めがね先生：「後１時間半くらいは飲めるかな。」と、天然女医とともに、おいら達と創作ダイニングの店で飲むことになった。・・・が！！これがまた、おいらにとっては、意外な発見があったのだが。その壱、天然女医はやはりドクター。金銭感覚がおかしすぎる。。。その弐、ドクターに後日呑み代の請求をするのは、気が引ける。。。その参、壁に耳あり障子に目あり。二軒目に行ったことが早々に診療部長に知られていた。一番は、天然女医の天然ぶり。だって、最初の飲み会でちゃんとフルコースを食べたのに、二軒目で刺身盛を二皿も頼み、出し巻き玉子だつまみだと、６人用のテーブルがいっぱいになるくらい注文するくせに、自分は飲むだけで食べ物には手もつけない。・・・食べられるものだけ頼もうよ。薬剤師さん：「注文の仕方がドクターだよね。」先に帰った天然女医と伊達めがね先生、当然残った３人で時間をかけてたいらげるしかなかった。二番は、新幹線で帰るつもりで二軒目についてきた二人のドクター。いくら『精算は後日で良いよ。』とおいらが言ったからといったって、『じゃ適当に置いてくよ。』と言ってくれれば。。。後で精算するってさ、とても仲の良い間柄だったらよいけれど、職場程度の付き合いの相手にはしんどいよ。。。ましてや、腐っても相手はドクターだもの。案の定、おいらは自分から言い出せず。。。翌週の水曜と木曜が、二人のドクターの勤務日なのだが、水曜の昼前に医局に行ったら、天然女医は自身のデスクにうっつぶして爆睡中。伊達めがね先生は、その横の席で天然女医に気を遣いながら読書中。・・・請求できませんがな。結局、次の日天然女医のほうから申し出てきてくれたおかげで、事なきを得たのだが、伊達めがね先生：「あんな少ない額で良かったの？俺もっと払えるよ。」と言われたくらい、二人が飲んだ分程度しか頂かなかった。先に帰った人に、ちっきり割り勘では請求できないって。。。三番は、診療部長が情報通だったことだ。何しろ、翌日は公休を取っていたおいらと外来看護師さん。当然だけど、伊達めがね先生も天然女医も勤務ではない。なのに、翌日は朝から勤務で、そのまま当直に突入した診療部長が、日曜の日直で、おいらが医局へ出向くと、診療部長：「伊達めがね先生達と飲みにいったんですって？」おいら：「え？診療部長、な、なぜそれを知っているのですか？どこ情報ですか？」診療部長：「いや、まぁちょっとね。」・・・情報元を言わない。。。。な、なぜ？？？？診療部長：「で？どこに行ったんです？」おいら：「創作ダイニングっていうかんじのお店でした。」診療部長：「へー、どのあたりの？」・・・な、なぜそんな根掘り葉掘り聞く？？？加えて、伊達めがね先生も、伊達めがね先生：「僕も今日聞かれた。」木曜に、医局で診療部長から話を振られたらしかった。伊達めがね先生：「『外来の看護師さんも一緒だったんだ？』って言って、メンバー全員を知ってるんよ。で、『どこに飲みに行ったの？なんて店？』って。」調べてみると、どうやら飲み会の翌日の夕方に、薬剤師さんが事務長から、事務長：「二軒目に行ったの？誰と？」と、詰問されたとのことで、話の出何処は判明したのだが、それでもさぁ、診療部長にまですべて話す事務長ってのも、どういうことなんだ？職員のことをそこまで把握したいんかい！？この職場、怖すぎるかも。。。でもって、日曜の日直が終わるまで、デジカメを放置していたおいらは、仕事が忙しいにもかかわらず、月曜・火曜と睡眠時間を削って、デジカメの画像を補正処理し、ネットでプリントをし、やっと今日皆に写真を配り終えた。もちろん、昨日医局のドクターにも、それぞれレターボックスに写真を入れておいたところ、今日になって院長から事務所にお礼の電話が入った。ちなみに、、、Ｉ先生が撮ってくれた、せっかち先生と伊達めがね先生、薬剤師さんとおいらの４ショットが、最高に可笑しかったのだが、それをここに掲載できないのが辛い。。。なにせ、赤ワインを片手に上機嫌の女王（＝薬剤師さん）と、その従者三人（おいらと、伊達めがね先生、せっかち先生）が、満面の笑みを浮かべてピースしてるんだから。。。爆笑するしかないってば。そんなこんなで、セクスィー先生の祝い会とその後日談、あとは、セクスィー先生においらが撮った写真を全部まとめて差し上げたら、終わりかな。

  2010年03月06日

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• 怒涛の一週間

  月末月初めだからね、当然といえば当然なんだけど、2月終わりから3月始めは、ほんとに怒涛の一週間だった。まず、2月最終金曜日、新しい派遣の子がお休みしたのだが、理由は、彼女の旦那さんが出勤途中に事故を起こしてしまったから・・・ だった。自転車を巻き込んでしまったようなのだが、、、例え相手に非があったとしても、車 対 自転車 では。。。しかも、被害者が意識不明では。。。。事故と派遣の彼女は何も関係ないとはいえ、ご主人は当面運転が出来ない状況。よって、被害者のところに行くことなども含め、彼女がフォローしないといけない。だから、当面お休みすることになってしまった。そして、その日の夜、職場の宴があったのだが、途中退席した総務課長、家族からの緊急の連絡だったらしく、おいらが総務課長のご家族の不幸を知ったのは、次の日だった。どうやら、宴の終盤のころ、お亡くなりになったそうだ。当然、総務課長も数日のお休みとなった。おいらは、金曜の宴の次の日の土曜日、公休を取っていた。月末最終日で、本来なら外来レセプト出力の日なのだが、名古屋での芝居のチケットが取れちゃったもんだから、先輩を拝み倒して休みをもぎ取っていた。が、前夜の宴のおかげで体調は最悪。お連れさん：「きむぽんが電車でこんなに落ちてたの、初めて見た！」と言わしめたほど、ひどい状態だったらしい。。。ほんと、頭が完全に落ちてたね。しかも、前夜の雨がたたったのか、風邪がぶり返した感もあって、さすがに『酒断ち』した土曜日だった。名古屋から帰宅した次の日の日曜は、日直当番だった。出来ることなら一日中寝ていたかった体調だったが、仕事に行った。日直のパートナーが後輩さんだったのが、若干の救いではあったが、それでも、月末だからやることいっぱいで、アップアップだった。月曜・火曜は、仕事に追われた。総務課長がいないから、金庫がストップしてしまうこともあり、また派遣さんも、火曜・水曜・木曜は午前だけとはいえ、仕事に復帰したが、戦力になるわけでもなく、というか、反対に足を引っ張る程度の力しかなく、とにかく、忙しかった。しかも、月曜・火曜はまともに睡眠も取らずに、とあることに没頭してしまった。水曜は水曜で、バドサークルに参加、大人気ないせっかち先生のスパルタの餌食となった。もうすぐこの病院での非常勤の仕事を終える伊達めがね先生は、大学から派遣され次の病院で常勤医となるのだが、大学近くの今の住まいから引越しをするようで、が、仕事が忙しいのか、『引っ越し準備がまるで進まない！』と、バドサークルを欠席することになってしまい、おかげでおいらが、『せっかち先生の餌食』になってしまったのだった。。。滝のような汗をかかされ、くたくただったのに、月曜・火曜に没頭した用件で、バドの帰りに外出したおいらは、すっかりカラダを冷やしてしまい、またしても体調不良に。。。。ここ最近の寒暖の差がカラダに堪えた一週間だった。そして、派遣さんの旦那さんの事故から一週間、、、被害者の方が亡くなった。派遣さんは、また当面お休みになるようだ。外来と入院のレセ出し、入院請求書の一括発行、退院処理、レセプトの総括などなど、、、ああ、怒涛の一週間、、、月末月初は忙しい。

  2010年03月05日

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• あと２回

  夜になると微熱が続いていた。夜中に起きると、寝汗でびっしょりだった。おかげで朝になると熱は引くのだが、また夕方からは微熱が出ていた。喉も若干痛かった。だから、今週はずっと早寝していた。昨日は、午後から歯医者の予定で半休を取っていたが、喉の痛みのため、キャンセルした。そんな状態なのに、、、、夜バドミントンサークルに行った。・・・・あほだよなぁ。実は、事業部のＴさんがもうすぐ誕生日で、Ｔさんはおいらの誕生日の時にサプライズをしてくれたんだけど、だからどうしてもそのお返しがしたくってね、それが出来るのが昨日しかなくって。。。バドの時間の前に病院に寄って、こそっと駐車場でＴさんにお誕生日プレゼントを渡した。その後は、いつものように伊達めがね先生を拾って体育館へ向かった。昨日は、初めて参加してくれる病棟の看護師さんが二人いて、他のメンバーも結構揃ったから、コートが満員御礼だった。なんだか、ＴＨＥ 部活！！って感じ。。。おいらはさすがに、体調不良がたたって最後でへたったけれど、それでも、せっかち先生や伊達めがね先生のおかげで、いい汗かいたからか、帰りの運転は気持ちが良かった。今日は微熱も出ず、喉の痛みもかなり引いて、カラダが軽くなった気がした。バドミントン様様だね。ただ、この楽しいバドミントンサークルから、もうすぐ伊達めがね先生が去ることになる。来月で、この病院での仕事を終えるんだ。春から新しい病院に行くことになった伊達めがね先生。バド部のエースだったし、おいらにとっては、仕事の愚痴を聞いてくれたり、相談にのってくれる大事な存在だったんだが。。。残念だけど、伊達めがね先生にとっては新しいチャレンジだから、みんなで笑って送ってあげなきゃな。。。一緒にバドミントンが出来るのは、多分もう２回しかないけれど、、、バドの次の日に、お互いの膝の負傷を医局で見せあうのも、もう２回しかないけれど、、、、（って今日は、伊達めがね先生の方がおいらより若干赤くなってたのが可笑しかった。）あと２回、思う存分、楽しくやりたいね。

  2010年02月25日

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• とりあえず適当にやってみる。

  今週から、医事課に派遣さんがやって来た。もうすぐ先輩が産休に入るためにお願いしたのだが・・・・、一部では悪名高き、ニ○イさんからの派遣なんだよね。んとに、事務長も何考えてんだか。そもそも、経験者で派遣依頼したはずなのに、やってきたのは医療機関勤務経験なしの人。ニ○イ内の意味もない講座を終了したってだけなんだって。・・・どないなってんの！？それでも、きてもらったんだから、ちゃんと教えてあげて戦力になってもらわないとね。ただ、今月は担当病棟が怒涛の入退院ラッシュで月初めからずっとデスクがカルテの山のおいら。一人退院させたと思ったらまた別の人の退院。でもって入院も続くってんで、もうどうなってんだか！！こんな集中攻撃は勘弁してほしいぜ！！そんな状況なのに、ランチ休憩で事務所が手薄な時間帯に５病棟の師長からの内線。なんの用かと思ったら、師長；「５階の電子カルテの入力ができなくなっちゃったのだけど。。。」・・・・マウスあるんだから、自分でなんとかすれば！？と思ったが、聞いてみると、何々？原因は伊達ねがね先生とな！？師長：「ちょっとまってね。今先生と代わるから。」・・・おいおい、伊達めがね先生、その若さでパソコンが使いこなせないなんてないだろう。伊達めがね先生：「ローマ字の変換ができなくなっちゃったんだよねぇ。。。」・・・そんくらい、自分でなんとかしろよ。プロパティで設定直してよ。タスクバーとかになんかあるでしょ？伊達めがね先生：「それがー、いろいろやってみたんだけど、良くわかんないんだよ。」・・・んとに。。。。事務所は今手薄なのに。。。。それでも、５階ってことは、午前に副院長の代わりに入院させた患者さんの処理をしていたはず。ってことは、このままでは仕事が中断してしまうだろうし。。。。事務長に事務所の電話番を任せて、一気に５階へ。電子カルテが使えず、とりあえず電子カルテの横で種種の指示箋を書いている伊達めがね先生。電子カルテを覗いてみると、、、、なるほどね。努力の痕跡はある。確かに、タスクバーにはおいらが自宅で使っているのと同じようなアイコンがない。でもさ、こういうのは適当にクリックしてみたらなんとかなるだろうになぁ。とりあえず適当にクリック、適当にクリック、適当にクリック、、、はい！出来た！！！伊達めがね先生：「どうやったら直ったの？」おいら：「ん？適当ー！」伊達めがね先生：「さすがー。」おいら：「こんなことで褒められたー！」・・・しかし、、、、院長とか、医大からの教授みたいな高齢者ならいざ知らず、ま、まさかおいらより若いドクターが、電子カルテを使いこなせないだなんて。。。。困ったもんだねぇ。

  2010年02月10日

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