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2018.07.30
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【100円クーポン配布中!】若冲/澤田瞳子
価格:1,728円



「世に二つとない絵を描く」画人、その名は伊藤若冲―池大雅、円山応挙、与謝蕪村、谷文晁、市川君圭…絵師たちの運命が京の都で交錯する。著者渾身!至高の芸術小説。


今年、生誕300年を迎え、益々注目される画人・伊藤若冲。

緻密すぎる構図や大胆な題材、新たな手法で周囲を圧倒した天才は、いったい何ゆえにあれほど鮮麗で、奇抜な構図の作品を世に送り出したのか?

デビュー作でいきなり中山義秀賞、次作で新田次郎賞を射止めた注目の作者・澤田瞳子は、そのバックグラウンドを残された作品と史実から丁寧に読み解いていく。

底知れぬ悩みと姿を見せぬ永遠の好敵手――当時の京の都の様子や、池大雅、円山応挙、与謝蕪村、谷文晁、市川君圭ら同時代に活躍した画師たちの生き様も交えつつ、次々に作品を生み出していった唯一無二の画師の生涯を徹底して描いた、芸術小説の白眉といえる傑作だ。




以下のカスタマーレビューのように、賛否両論ある本です。

色々な賛否両論ですが、微妙な受け取り方・・・それぞれに納得出来ます。




妻の自死の記憶から逃れるために、若冲はあのような天才的な絵の数々を描いた、という設定には無理があると感じました。当時の世相や絵師たちの日常は、よく分かる小説ですが、あの若冲がそんなメロドラマな感情から絵筆を執っていたとは思えない。そしてそれゆえ若冲は、自分の絵には生命がなく、後世に残せるのは、「樹花鳥獣図屏風」だけと述懐しているのですが、これはいくらなんでも作者の美的感受性を疑わざるをえませんでした。全体的に通俗的な時代小説の域を出ていない。正直イライラするばかりでした。




友人から、澤田瞳子著「火定」を勧められたが、売り切れ。
並んでいた本作に目が止まった。
久しぶりの一気読み。
ページを捲る手の何たるもどかしさ。
文句なく面白かった。
そして、後悔しきり。
平成28年に開催された展覧会。
この本を手にしていたら、どんなに並んでも、若冲の絵を見ただろう。
しかし、妻、そして、妻の弟に関することは、事実なのだろうか?





2016年 東京都美術館 若冲展に行き
若冲の絵を三時間以上かけて全部見たんですが、 いったい 若冲って どんな人だったんだろう?と ずっと気になっていました。

孤独で 偏屈で変わり者?と言われていたらしいけど
小説の中の 若冲は コミュ障でもなく
優しい心を持ち 友人や 慕ってくれる弟子や
面倒見のいい妹もいて
好きな絵を生業とし なかなかの幸せ者。羨ましいくらいです。

しかし 人から恨まれ 妬まれ 自殺した妻のことも生涯悔やみ ‥…。

自分は 江戸時代の 人情溢れる小説は 大好きなので この小説は 読んでいてとても楽しかったですし ラストの方では
目頭熱くなりました。 江戸時代の小説って
こういう人と人の人情があっていいですよね。

できれば これ ドラマ化か 映画化して欲しいです。





ここまで見る者を圧倒する絵を描く人は
いかなる精神構造だろうと期待しながら読みましたが、
描かれているものは少々期待外れでした。

若冲の絵に向かうエネルギーの原点が
妻を自死に追いやった自責の念だった
という仮説に基づいた物語の展開。

大店の跡取りでありながら絵に没頭するあまり、
家業も顧みず、姑にいびられている嫁の苦悩も理解せず
ついには自殺に追い込んでしまった。
苦しむ兄の心境を
妾腹の妹志乃の目線で描写されています。

同時代の円山応挙や与謝蕪村などが登場して、
「なんでも鑑定団」でよく聞く名前だな 
などとずぶの素人目線で楽しめた部分も
あったのですが、

肝心の若冲のキャラクターがぼんやりしてました。
人付き合いが苦手で厭世的に書かれているかと思えば、
家業の窮地を救うべく立ち上がり奮闘する姿が描かれていたり、
本当はどんな人だったんだろうか?

澤田さんの本にしては面白くなかった。







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最終更新日  2018.07.30 11:08:52


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