World PV Watcher　世界の太陽電池メーカー

　ハンファQ セルズジャパン（東京都港区）は、新たに東北以北の顧客に対するサービス強化のため、3月13日に仙台支店（宮城県仙台市青葉区中央1-3-1 AER19 階、022-217-6950）を開設し、業務を開始した。仙台支店は、福岡、大阪、名古屋に続く国内4カ所目の販売拠点となる。

　仙台支店の開設は、震災以降、東北エリアでは再生可能エネルギーの導入が推進されており、顧客ニーズが大きいことなどが背景。同支店は、 主に東北五県に対する地域密着のサービスを提供し、迅速に対応できる体制を整備する。

　仙台支店は、東京本社およびアフターサービスを日本で行うことができる「つくば技術センター」を合わせ、 日本における外資メーカーで最多の6カ所の拠点で、日本全国の顧客にQ セルズブランドを提供する。

　ハンファQセルズジャパンは、1984 年に韓国最大手企業であるハンファグループの日本法人として設立。 2014年3月に設立30周年を迎えた。化学品、鉄工、機械・設備、自動車部品、IT関連機器など、多分野にわたる基幹産業のアジア諸国間での輸出入業務と日本市場での販売事業を展開している。

　2011 年より太陽光市場に進出し「Qセルズ」「ハンファソーラー」の2つのブランドで展開、3 年半後の2014 年12月現在で日本で約1.2GW の導入量となった。モジュール・システム販売以外に発電所事業も展開し、 3 月より合計32MW の売電を日本で行っている。

　その他地域企業の関連記事