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2015/05/27(水)13:57

ガイアパワー、鹿児島で92MWと国内最大級のメガソーラー建設

京セラ(47)

 ガイアパワー、京セラ、九電工および東京センチュリーリース(TC-Lease)の4社は、太陽光発電事業を行う事業運営会社「鹿屋大崎ソーラーヒルズ合同会社」へ共同出資し、鹿児島県鹿屋市と大崎町にまたがる土地で、国内最大級となる発電出力約92MWのメガソーラー「鹿屋大崎ソーラーヒルズ太陽光発電所」を建設、運営する。総投資額約350億円で、2015年度下期着工、2017年度中の稼働開始を目指す。  ガイアパワー、京セラ、九電工、TC-Leaseの4社は、2014年1月より同発電事業の検討を開始した。事業用地は30年以上前にゴルフ場建設計画が中止された土地で、地元で有効活用が望まれていた。今回の事業では、合計約200万平方メートルの事業用地に、京セラ製太陽電池モジュール約34万740枚を設置する計画。年間発電量は約9,923万kWhと一般家庭約3万500世帯の年間電力消費量に相当する見込み。また、年間CO2排出削減効果は約3万5,730トンとなる予定。  同事業は、鹿屋大崎ソーラーヒルズ合同会社が事業運営を行い、九電工・ガイアパワーJVが発電所の設計・施工・維持管理を行う。また、京セラが太陽電池モジュールの供給、TC-Leaseがファイナンスとそのアレンジメントをそれぞれ担当する。事業運営会社の鹿屋大崎ソーラーヒルズ合同会社は、ガイアパワー72.7%、京セラ9.1%、九電工9.1%、TC-Lease9.1%出資。  同事業は、鹿屋市および大崎町における雇用創出、税収の増加などで地域社会に貢献できるもの。また、2015年4月に林地開発申請手続きを行い、環境への影響調査(1年間実施)も完了させている。今後も事業化に向け鹿児島県、鹿屋市、大崎町および地元関係者などの協力を得ながら、事業スキームおよび自然環境に配慮した工法などについて検討し、再生可能エネルギーの普及を促進するとともに、地球環境保全、持続可能社会の形成への貢献を目指す。  京セラの基本情報と関連記事

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