|
テーマ:ニュース(99440)
カテゴリ:市場動向
太陽光発電協会(JPEA)がまとめた日本における太陽電池モジュールの2015年度第1 四半期(4~6月)総出荷量は、年度初めの不需要期で1,737MWと、年度末で需要最盛期となる1~3月の2,837MWに比べて39%減少したほか、前年同期の2,008MWに比べても13%減少した。セルの総出荷量は732MWで前期比51%減少、前年同期比12%減少した。
太陽電池出荷量は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度が2012年7月1日に導入され、住宅用太陽光発電、産業用太陽光発電、なかでもメガソーラーの導入計画が相次ぐ中、2012年度第3四半期から2014年度第4四半期まで確実に前年同期を上回ってきたが、今期はモジュール、セルともに前年同期比で10%以上の減少となった。 日本企業のモジュール総出荷量は1,162MWで前期比38%減少、前年同期比16%減少した。セルの総出荷量は732MWで前期比44%減少、前年同期比12%減少した。セルの出荷量から分るように、外国企業のセルの出荷はなく、すべてのセルが日本企業から出荷された。 モジュール総出荷量における日本企業と外国企業、国内生産と海外生産の比較をみると、日本企業/外国企業の比率は67:33で、国内生産/海外生産の比は34:66であった。海外生産比率は2014年度第1四半期61%、第2四半期63%、第3四半期65%、第4四半期65%で、徐々にではあるが海外生産比率が拡大している。 市場動向の関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.09.01 14:10:03
コメント(0) | コメントを書く
[市場動向] カテゴリの最新記事
|