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テーマ:ニュース(99441)
カテゴリ:市場動向
太陽光発電関連事業に関するコンサルティング業務を行う資源総合システムは、世界の太陽光発電システムの2015年の導入量は51GW(DC)以上との分析結果(速報値)を発表した。導入量は、同社が加盟するPV Market Alliance(PVMA)と共同で分析・発表したもので、各地域の系統連系形太陽光発電システムの導入量は、中国が15GW以上で、日本約10GW、米国約9.8GW、欧州約8.5GW、インド約2GW、その他米州1.5GW、オーストラリアを含むアジア・パシフィック2.5GW、アフリカおよび中東が計1GWと見込まれていスる。
中国は、電力事業規模太陽光発電所の設置が全体の70%を占め、市場拡大を牽引した。2015年は、累積導入量でもドイツの43GWを超え、世界第1位の太陽光発電システム導入国となる見通し。日本は、固定価格買取制度のもとで2015年9月までに7.4GW(AC)を導入しており、通年では約10GW(DC)が導入される見通し。 米国は、投資税額控除(ITC)の延長決定が2015年12月であったため、それ以前の駆け込み需要と住宅向けのリース市場の成長により市場が前年比で56%拡大した。欧州は、英国が4GW、ドイツが1.4GWを導入し、合計の導入量が8.5GWとなる見通し。インドは2GWを導入しており、今後数年間は大きな成長が見込まれている。 その他、多くの新興国が世界の市場拡大に貢献しており、米州では1.5GW、オーストラリアを含むアジア・パシフィックでは2.5GW、アフリカおよび中東が合計で約1GWを導入する見通しと報告されている。 市場動向の関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.01.21 16:41:46
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