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カテゴリ:市場動向
太陽光発電協会(JPEA)がまとめた日本における太陽電池モジュールの2015年度第3四半期(10~12月)総出荷量は、2,076MWで前年同期の2,461MWに比べて16%減少し、セルの総出荷量は733MWで前年同期比20%減少した。これにより、2015年1~12月のモジュール出荷合計は8,629MWと2014年の9,821MWに比べて12.1%減少した。
国内市場が後退する中、モジュールの海外出荷量の増加が顕著となっており、2014年度は4~9%で推移していた海外出荷比率は、第1四半期7%、第2四半期10%、第3四半期15%と徐々に増加している。とくに目立つのは対米輸出量の増加で、対米輸出はセルの輸出量も大きく増加している。 日本企業の10~12月のモジュール総出荷量は1,368MWで前年同期比18%減少、セルの総出荷量は732MWで20%減少した。モジュールの総出荷量における日本企業と外国企業、国内生産と海外生産の比較では、日本企業/外国企業の比は66/34、国内生産/海外生産の比は40/60で、前期と比べて国内生産比率が6%、日本企業の占める比率が6%上昇した。 国内出荷の10~12月のモジュール出荷量は1,765MWで前年同期比21%減少した。用途別では、前期は好調だった500kW以上の非住宅(発電事業)は前期比13%減少、前年同期比32%減少と低調。住宅用および500kW未満の非住宅は前期より増加したが、前年同期比ではそれぞれ12%減少、9%減少した。 市場動向の関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.02.24 17:19:37
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