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2016/03/22(火)11:28

米国の太陽光発電、2015年新規導入量は7.3GWと16%増加

市場動向(268)

 米国の2015年の太陽光発電導入量は、7,260 MWと2014年の6,247MWに比べて16%増加し、年間導入量が史上最高を記録した。2016年はさらにユーティリティ市場の牽引により、新規導入量は2015年の倍以上になる16GWと前年比116%の成長が予測されている。GTMリサーチが太陽エネルギー産業協会(SEIA)と共同で発表した、米国太陽光発電市場インサイトレポートで明らかになった。  2015年の住宅用太陽光発電導入量は初めて2GWを突破し、2014年に比べて66%成長、再び米国の太陽光発電市場で最も急成長している分野となった。ユーティリティ市場も4GWを上回り年間導入規模で最高記録を達成、2014年に比べて6%成長し、さらに開発段階にあるプロジェクトが20GW程度ある。  太陽光発電の導入量が100MWを上回った州は、2014年の9州から2015年に13州に増加した。さらに、太陽光発電の新規導入量は2015年に米国で稼働を開始した全ての新しい発電能力の29.4%を占め、初めて天然ガスの発電容量の増加を上回った。  市場動向の関連記事

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