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カテゴリ:市場動向
太陽光発電協会(JPEA)がまとめた日本における2015年度第4四半期および2015年度の太陽電池出荷統計によると、日本における2015年度第4四半期のモジュール総出荷量は2,164MWで前年同期比24%減少し、日本における2015年度のモジュールの総出荷量は7,956MWで前年度比19%減少した。
![]() ![]() 日本におけるモジュール出荷量は、2014年度までは増加をたどり、2014年度までは毎年度第4四半期の出荷量が非常に大きかったものの、2015年度第4四半期は第3四半期と大差ない出荷水準にとどまり、2015年度合計が減少に転じた。 日本における2015年度のモジュールの国内出荷量は、7,137MWで前年度比23%減少した。日本におけるモジュールの用途別国内出荷量は、非住宅用途は2014年度の出荷量がピークで、住宅用途では2013年度がピークとなり、2015年度第2四半期以降は非住宅用途は2013年度の出荷量を、住宅用は2012年度の出荷量を下回っている。 ![]() 2015年度第4四半期の日本におけるセルの総出荷量は、867MWで前年同期比42%減少した。日本企業のモジュール総出荷量は1,454MWで前年同期比23%減少し、セルの総出荷量は867MWで34%減少した。 モジュール総出荷量における日本企業と外国企業、国内生産と海外生産の比較は、日本企業/外国企業の比が67:33、国内生産/海外生産の比が47:53となった。日本企業/外国企業の比は2013年度以来あまり変動していないが、国内生産の比率が高まる傾向が明らかとなってきた。 ![]() ![]() 国内生産比率は、2014年度第4四半期35%、2015年度第1四半期34%、第2四半期34%、第3四半期40%、第4四半期47%と推移している。日本企業のモジュール総出荷量は1,454MWながら、国内生産量は1,005MWで前年同期比100%であるのに対し、海外生産量は449MWで前年同期比49%減少しており、モジュール生産量の調整を海外生産で行っていることになる。 モジュールの用途別国内出荷では、住宅用が18%、非住宅用が82%を占めた。前年同期に比べて、住宅用が26%減少、非住宅用が28%減少した。モジュール出荷量の住宅用セグメントは、2013年度をピークにして減少しており、2015年第4四半期は365MWと2011年度のレベル(第4四半期は331MW)に後退した。 市場動向の関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.26 10:01:51
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