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テーマ:ニュース(99440)
カテゴリ:市場動向
中国に主要生産拠点を置く太陽電池メーカーの自社プロジェクト向け出荷を含めた2015年モジュール出荷量は、トリナソーラー(天合光能)が5,737.3MWと前年に続いてトップを維持し、カナディアンソーラー(阿特斯)が4,676.0MWで2位、ジンコ・ソーラー(晶科能源)が4,511.6MWで3位、JAソーラー(晶澳太陽)が3,672.9MWで4位と続き、インリーグリーン・エネルギー(英利緑色能源)は2,447.0MWで2013年の第1位、2014年の第2位から6位に後退した。
![]() 2015年出荷量が前年に比べて大きく増加したのは、カナディアンソーラーで前年比伸び率は66.2%を記録した。また、韓国のハンファグループ傘下のハンファQセルズは、江蘇省南通市の主要拠点にマレーシア、韓国を含めた経営統合により、2015年出荷量は3,306.0MWと統合前の2014年に比べて60.1%増加している。 さらに、EGing PV(億晶光電科技)が前年比58.1%増加したほか、世界トップメーカーのトリナソーラーが56.6%増加、ジンコ・ソーラー(晶科能源)も53.3%増加、JAソーラーは52.6%増加した。これに対し、インリーグリーンは資金調達難による減産の影響もあり27.2%もの減少を記録し、レネソーラも18.9%減少、HT-SAAE(上海航天汽車機電)も1.4%と僅かながら前年を下回った。 なお、2016年出荷見通しはトリナソーラーが6,300~6,550MWとトップを維持し、ジンコ・ソーラーが6,000~6,500MWで2位、カナディアンソーラーが5,400~5,500MWで3位、JAソーラーは5,200~5,500MWで4位につけている。また、ハンファQセルズは4,500~4,700MWで2015年同様に5位、インリーグリーンも2,600~3,000MWで6位にとどまる。 市場動向の関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.08 09:44:31
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