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2016/07/26(火)17:54

JAソーラー、単結晶太陽電池出荷量が過去10年で7GW突破

JAソーラー(晶澳太陽能)(79)

 JAソーラー(晶澳太陽能)は、7月中旬に過去10年間の単結晶太陽電池製品の出荷量が合計7GWに達した。同社は、単結晶太陽電池セル製品の研究開発に焦点をあて、同領域で豊富な経験を蓄積しており、高水準の出荷は同社の高効率太陽電池製品の開発に対する絶え間ない取り組みの成果によるもの。  同社は2005年に設立され、2006年3月に太陽電池製品の生産を開始、2010年以来、世界有数の太陽電池の生産者でありP型単結晶セルメーカーの一つとなっている。同社の世界クラスのセル技術が、高変換効率、高出力と信頼性の高い太陽電池モジュール製造を可能にしている。  同社は、主力事業を太陽電池セルからモジュールに変換した後、単結晶モジュールの出荷量は2013年に500MWに達し、同社は世界最大のP型の単結晶モジュールのプロバイダとなった。2014年の単結晶モジュール出荷量は1GWを突破し、2016年出荷量は2GW近くに達すると見込んでいる。  主力製品として2013年10月に発売Perciumは、JAソーラーが開発した高効率単結晶モジュールで、過去3年間に変換効率の継続的改善を実現している不動態化エミッタおよびリアセル(PERC)技術と、同社のPERCセルを組み込んでいる。  2014年6月には、量産ベースでP型セルで20%以上の平均変換効率を達成し、Percium高効率セルの量産を開始、Perciumファミリー製品は今日までに21%の平均変換効率を有し、60セルのモジュールの平均出力は295Wを超え、72セルのモジュールは345Wを超える。  Perciumモジュールは、優れた低照度性能、低温度係数、低光減衰および優れたPID耐性を備えおり、従来の単結晶モジュールに比べてわっと当たり2%以上の発電効率が改善されている。  JAソーラー(晶澳太陽能)の基本情報と関連記事

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