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カテゴリ:市場動向
太陽光発電協会(JPEA)がまとめた日本における太陽電池出荷統計によると、2016年度第1四半期(4~6月)の日本におけるモジュール総出荷量は1,366MWで前年同期比21%減少し、セルの総出荷量は 459MWで37%減少した。日本企業のモジュール総出荷量は791MWで前年同期比32%減少し、セルの総出荷量は459MW で37%減少した。
太陽電池モジュールの総出荷量は、2014年度をピークに依然減少傾向にあり、四半期ごとのモジュール総出荷量は2012 年度以来第1四半期が最も小さく、第4四半期が最も大きい傾向が変わっていない。各年度の第1 四半期モジュール総出荷量を比較してみると、2014 年度2,008MW、2015 年度1,737MW(前年同期比87%)、2016年度1,366MW(前年同期比79%) となる。 モジュールの総出荷量における日本企業と外国企業、国内生産と海外生産の比較では、日本企業/外国企業の比は58:42、国内生産/海外生産の比は37:63。今期は日本企業の占める割合が 58%と低くなったのが目立つ。前年同期比で、外国企業のモジュール出荷量には変化がないが、日本企業のモジュール出荷量は31%減少し、日本企業/外国企業の比が動いた。 日本企業の占める割合は、2015年度第2四半期(60%)を除けば、2014年度第1四半期以来66~71%で推移してきたが、今期はその平均より約10%低くなった。海外生産比率は、2015年度第4 四半期(52%)を除けば、2014 年度第1 四半期以来60~66%の範囲で推移しており、今期も平均的な値となった。 モジュールの国内出荷量は1,185MWで前年同期比26%減少し、用途別で見ると住宅用途(267MW)、一般事業用途(303MW)は、前年同期比でそれぞれ65%、54%と大きく減少したが、発電事業用途(615MW)は前年同期比3%減少と堅調だった。 市場動向の関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.01 20:56:52
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