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テーマ:ニュース(99426)
カテゴリ:トリナソーラー(天合光能)
トリナソーラー(天合光能)は、中国の補助金政策調整前に太陽光発電開発者が急に発注した反動で、中国の需要が減速する一方、供給過剰と市場の太陽電池モジュール在庫水準の上昇したことから、2016年第3四半期のモジュール出荷量が1,361.2MWと当初見通しを下回る水準で、前期の1,658.3MWに比べて17.9%減少、前年同期の1,703.2MWに比べて20.1%減少した。
第3四半期のモジュール出荷量は、売上高ベースの外部出荷量1,340.6MWと自社の川下発電プロジェクト向け出荷20.6 MWを合わせた1,361.2 MWで、外部出荷量は米国向けが30%を占めた。また、1~9月出荷合計は、外販量が4,330.0MWと前年同期比33.4%増加したが、自社の川下プロジェクト向けが112.8 MWと84.2%減少し、合計4,442.8MWと12.2%の増加にとどまった。 なお、同社の2016年9月30日現在の社内の年間生産能力は、シリコン・インゴット約2.3GW、ウエハ約1.8GW、太陽電セル約5.0GW、モジュール約6.0GWで、第2四半期末から変化はない。 同社は、第3四半期売上高は7億4,110万ドルで前期比22.9%減少し、前年同期比6.5%減少した。売上粗利益は1億2,560万ドルで前期比28.8%減少し、前年同期比9.1%減少、売上粗利益率は16.9%で前期の18.3%および前年同期の17.4%に比べて低下した。 売上高は、自社の川下の太陽光発電プロジェクトにより発電された電力収入6,060万ドルを含む。売上高の減少は主に、平均販売価格(ASP)の全体的下落と、6月30日までの補助金政策の調整を見越した受注の急増による中国の出荷減少によるもの。 トリナソーラー(天合光能)の基本情報と関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.11.24 20:49:42
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