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カテゴリ:市場動向
米国の2016年第3四半期の太陽光発電の新規導入量は、4,143MWと2016年第2四半期に比べて99%増加、2015年第3四半期に比べて191%増加し、米国で四半期導入量としては史上最高を記録した。GTMリサーチと太陽エネルギー産業協会(SEIA)がまとめた米国の太陽光発電市場インサイトレポートによると、2016年第3四半期に平均して32分ごとに新しいメガソーラーが送電網に接続され、2016年1~9月期に太陽光発電は、米国で新たに導入された全ての新発電容量の39%を占め、新発電容量の供給源として天然ガスに次ぐ第2位にランクされた。第3四半期の太陽光発電の新規導入量は、全ての新発電能力増の60%を占めた。
![]() 2016年第4四半期実績は、4.8GWを超えるユーティリティ規模太陽光発電の送電網接続が予想されるため、第3四半期の導入記録を破る見通し。しかし、2016年を予定していたユーティリティ規模太陽光発電パイプラインの50%以上が2017年以降の相互接続を予定して進められている。これは、2015年12月に議会が承認した連邦投資税額控除の延長により可能となった。 第3四半期の新規導入量を分野ごとにみると、住宅用は2016年第2四半期から10%減少したが、2015年第3四半期に比べて2%増加、非住宅用は2016年第2四半期より15%増加し、2015年第3四半期に比べて37%増加した。また、市場成長を牽引するユーティリティ規模太陽光発電は、4四半期連続で1GWを上回り、契約されたパイプラインは現在合計19.4GWに達している。 2016年の米国の太陽光発電市場について14.1GWの新規太陽王発電設備がオンラインで稼働し、2015年に比べて88%増加するとGTM Researchは予測しており、ユーティリティ規模太陽光発電は新発電能力の70%以上を占めると予測されている。 市場動向の関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.14 18:23:53
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