|
テーマ:ニュース(99798)
カテゴリ:トリナソーラー(天合光能)
トリナソーラー(天合光能)は、 社内の中国太陽光発電技術国家重点研究室が、 高効率p型単結晶シリコン(c-Si)太陽電池セルの変換効率22.61%を記録し、世界記録を更新した。243.23平方センチメートルの太陽電池セルは、総面積における変換効率で記録を達成したもので、この成果はドイツのフラウンホーファー研究機関(Fraunhofer ISE CalLab)により検証された。
記録を更新した太陽電池セルは、ボロンを添加した大型のCz-Si基板上に、低コストの産業用プロセスによる高度なPERC技術を用いて製造している。この高度なPERC(PERC:Passivated Emitter and Rear Cell)技術は、裏面パッシベーションと表面高度パッシベーション、そして光誘起劣化(LID: Light Induced Degradation)防止技術を統合している。 トリナソーラーは、 2014年に大面積p型単結晶シリコンPERC太陽電池セルが21.4%を記録し、その後2015年に22.13%で記録を更新した。2016年7月には、2015年に達成した変換効率からわずか1%しか変わらない21.12%の平均変換効率で、同種のPERC太陽電池セルを量産ラインで製造可能とした。今回、同社は、前回の記録を0.5%上回ることができ、大面積p型単結晶シリコン基板における低コストの量産化プロセスを用いたPERCセルでは 現状最高レベルの変換効率になる。 トリナソーラー(天合光能)の基本情報と関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.22 18:39:56
コメント(0) | コメントを書く
[トリナソーラー(天合光能)] カテゴリの最新記事
|