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　ファーストソーラー（First Solar, Inc.）は、オーストラリアのクイーンズランド州北クイーンズランド州にある140MWのDC Sun Metalsソーラーファームのモジュール供給契約を受注した。これはオーストラリア最大のソーラープロジェクトで、初年度には約17万MWhのエネルギーを生産するため、116万7,000枚を超えるファーストソーラーの先進的薄膜太陽電池モジュールを利用する。タウンズビルの南15kmに位置する同プロジェクトは、韓国亜鉛グループの一員であり、金属加工技術の世界的リーダーであるSun Metals製錬所に電力を供給することになる。

　ファーストソーラーは、オーストラリアの太陽光バリューチェーン全体で実証済みの実績を持ち、大規模なソーラープロジェクトのための国をリードするモジュールサプライヤー。RCR Tomlinsonは、プロジェクトのエンジニアリング、調達および建設（EPC）を管理し、建設は2017年4月に開始される予定。

　ファーストソーラーの技術は、低い温度係数、線形シェーディング応答および優れたスペクトル応答のために、オーストラリアにおける結晶シリコン技術よりも高いエネルギー収率を有する。この利点は、Townsvilleのような暑く湿気の多い気候では特に重要で、プロジェクトの運用期間中にSun Metalsのエネルギー生産量が増えることになる。同プロジェクトが完了すると、年間約24万8,000トンのCO2排出削減効果が見込まれている。

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