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テーマ:ニュース(99627)
カテゴリ:市場動向
インドの2017年の太陽光発電新規導入容量は9.6GW(9,629MW)と2016年設置量4.3GW(4,313MW)に比べて2.2倍に増加し、2017年末のインドの太陽光発電累積設置容量は19.6GWに達した。国際コンサルティング企業のメルコム・キャピタル・グループ(Mercom Capital Group, llc)が明らかにしたもので、逆に2018年導入量は保障措施や反ダンピングなど貿易紛争による不確定な問題を抱え、7.5GW(7,504MW)と22%の減少を予想している。 インドの太陽光発電市場は、インドの太陽光発電の新規導入量は2013年の1,044MWから2014年は985MWと微減に終わったが、2015に2,313MWへと倍増し、2016年および2017年に倍々に成長している。メルコム・キャピタルによると、2018年はマイナス成長にとどまるものの、2019年に2017年のレベルを上回る成長への回復が予想され、将来はインドが引き続き世界の3大太陽光発電市場になると見込まれている。 2017年の太陽光発電はインドの新設発電容量の45%を占めた。増加した太陽光発電容量のうち、8,634MWがユーティリティ規模システムで995MWが屋根設置型。もっとも、電力網への接続の遅れから、多くの完成プロジェクトが年末までに使用開始できないという結果に終わっている。なお、インドで2017年末までに公益企業による開発中の約10.6GWの太陽光発電プロジェクトがあり、さらに4.3GWの入札募集待ちのプロジェクトがある。
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Last updated
2018.03.01 14:14:15
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