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2023/01/19(木)14:06

JAソーラー、エジプト最大のPVに高効率モジュール供給

JAソーラー(晶澳太陽能)(79)

 JAソーラー(晶澳科技)は、アラブ首長国連邦最大の開発者の一つであるAMEA Powerとパートナーシップを締結し、チャイナエネルギーエンジニアグループ、チャイナエネルギーインタナショナルグループ、ゼジアン熱電力建設からなる団体と手を組み、AMEAが着手しているギガワット規模の風力-太陽光発電(PV)エネルギープロジェクトを共同でサポートする。  そのうち、発電容量560MWのエジプトのコムオンボアビドスプロジェクトは、完了時に国内最大の単一太陽光発電プロジェクトになる。JAソーラーは、同プロジェクト向けにディープブルー3.0プロ高効率モジュールを供給する。プロジェクトの建設は2023年1月上旬に開始され、19ヶ月以内に完了する予定。  エジプトのコムオンボアビドス太陽光発電プロジェクトは、AMEAパワーにより開発、所有、運営され、国際金融公社(IFC)、国際協力機構(JICA)、オランダ起業家開発銀行(FMO)により融資されている。完成すると、同プロジェクトは約100万人のエジプトの住民にクリーンな電力を提供する。  ディープブルー3.0プロモジュールは、JAソーラー独自のギャップレス・フレキシブルインターコネクション(GFI)技術を使用してプロジェクトに抜てきされた。21.7%のモジュールの変換効率、より高い変換効率、優秀な発電容量および高い信頼性といったこれらの利点により、ディープブルー3.0プロは、品質、効率、価格のバランスを備え、顧客に安定した価格のエネルギー(LCOE)を届け、PVプラントの寿命サイクル期間は継続的に高い電力出力を確実にする。  現在、伝統的な化石エネルギーは依然としてエジプトのエネルギーシステムを支配しており、全体の90%を占めている。カーボンニュートラルへの世界的流れに続き、エジプトは近年、再生可能エネルギーの開発と応用を積極的に推進し、2035年までに再生可能エネルギーからの電力供給を42%に増やすことを目標としている。 ​JAソーラー(晶澳科技)の関連記事​

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