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2023/03/16(木)09:26

サンフロンティア、営農型太陽光発電でノータスソーラーと提携

その他日本企業(2935)

 サンフロンティア不動産は、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)の企画・コンサルティング・架台システムの提供を手掛けるノータスソーラージャパン(大阪市)と資本業務提携に関する基本合意を締結した。今後は、全国の自治体・民間企業等に向けてソーラーシェアリングの利活用を提案し、2030年までに400haの農地に合計200MWの「ノータスソーラーシステム」を設置し年間3億kWh以上の発電を目指す。  太陽光発電設備の設置に適した土地が徐々に減少する中、432万5,000haにものぼる全国の耕地面積を有効に活用した営農型太陽光発電は、これからの再生可能エネルギーによる脱炭素への取り組みをさらに推進することに加え、農業とその地域の活性化にもつながる取り組みとして注目されている。  ノータスソーラージャパンは、農地上空に太陽光発電設備を設置し、農作物を栽培しながら、再生可能エネルギーの発電を両立させる営農型太陽光発電事業を通じて、日本のエネルギーと農業、そして地域の未来をつくることを目指し、イタリアのREMTEC社が国際特許を有する3次元追尾太陽光発電技術「アグロボルタイコ」の国内独占展開権を取得して、農業に最適化した「ノータスソーラーシステム」を設計、提供することで、再生可能エネルギーの利活用を促進し、農業の活性化へつなげている。  サンフロンティア不動産は、不動産のバリューアップを通して持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進しており、ノータスソーラージャパンと資本業務提携を締結することで、より一層の脱炭素化と農業の活性化を促進する。 ​その他日本企業の関連記事​​

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