はじめのいっぽのてまえ

2017/10/11(水)13:26

蜻蛉 第3巻

まんが(1789)

蜻蛉 3 (花とゆめコミックス) [ 河惣益巳 ] ■レビュー内容   「我が汝の魂を止めている内にっ…」  またいいところで終わってしまった。続きが読みたい。今回は虯国の権力争いのような地味なお話。弥夜の振る舞いが他の姫たちに影響を与えている感じがいいねぇ。アマーラは頼りなかったのにちょっと強くなった感じがする。「証明しよう、明朝を待って」弥夜が凄むと怖い…。 ■あらすじ【ネタバレ注意】■ 一緒に後宮に囚われた王女の一人サロールが自害してしまう。弥夜はサロールのために祭壇を用意し、祝詞を唱える。  弥夜の後見地基は、皇城に上がり皇太后と会うと事情を話し助力を請う。皇太后は皇太子に使いを出し協力を約束する。  安寧国王太子韓正敬の悪行を知った皇太子是欣は、方宰相から尚和国の王太子陽弥が拘束されていることを聞かされ、禁軍をも勝手に動かしたのが韓正敬であることは明白、宰相と諮り韓正敬を排除する策を立てる。皇帝に拝謁し、尚和国の陽弥の話を始めると、そこには韓正敬がおり陽弥が病気で安寧の殿で休んでいると言い出す。是欣は、安寧の殿から陽弥を引き取るよう弥夜に使いを出す。さらに、二人は続けて尚和の親王日弥殺害と、内親王弥夜の拉致の話を持ち出し、その犯人としクテシを皇帝の前に引き出し韓正敬の悪行を正そうとするが、皇帝に話す前にクテシは韓正敬に毒殺されてしまう。  是欣の使いシードは途中でイアルとアルデシールに会う。事情を把握したイアルは皇太后のもとを訪れ、陽弥の居場所を知らせると地基と右騎が安寧の殿へ向かう。地基は半ば強引に殿へ侵入し陽弥を救いだす。弥夜のもとには後見の左季と前希が来ていた。シードがアルデシールと共に訪れ、事情を説明するが、地基が向かったのならと左季と前希を行かせ、自身は後宮にのこる。弥夜は後宮から逃げたいと言っていたアマーラを逃がす算段を立てるが、アルデシールに看破され失敗する。アルデシールは事を荒立てることはせず、アマーラも無事に戻る。そんな折、梨花の供の者が持っている勾玉が弥夜の勾玉と共鳴、弥夜はそれが陽弥の物だと確信するが、梨花が否定すると、弥夜は陽弥の物だと証明すると言う。  地基は陽弥を助け出し皇太子の殿に入ったが、陽弥は声を失っていた…。

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