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フキ採りの最中、仲間の「お~ウワバミソウだ」という声。 瑞々しい茂みにはフキも混じり採り放題という感じですが、本命は「柔らかいフキ」なので適度にいただいてきました。 雪解け後に出てくる柔らかいフキを使って、一年分のキャラブキを炊き上げます。 基本煮物には砂糖を使わないのですが、キャラブキと魚の煮物にはみりんと砂糖を使います。 写真はありませんが、ご飯の上にキャラブキをたっぷり乗せて卵の黄身をのせたら、好物のキャラブキ卵かけご飯。 美味しくて食べ過ぎてしまいます。 山菜シーズンが終わると山野草の花の季節。 特に思い入れのある紅花ヤマシャクヤクの開花タイミングを逃すわけにいきません。 霧雨の中いつもの観察場所にむかいますが・・・「うん、まさか・・・伐採されている」。 毎年多くの花を見せてくれた紅花ヤマシャクヤクのお花畑は、すっきりと伐採されておりました。 重機が動いた地面はすっかり土がむき出していて様変わり。 意気消沈して周りを見回していると、一輪の紅色に目が止まりました。 そんな訳ないと知りつつ、待っていてくれたような気がして、愛しさ倍増。 霧が舞う中でポワンと灯るように咲いている様は、健気でありながら妖艶とでも言いましょうか、離れがたくて暫し一緒に佇みました。 山菜が豊富な5月は帰省していたため、例年のようにゼンマイや山ウドを楽しめなくて・・・。 それでもワラビ・名残の山ウド・フキ・ウワバミソウ等季節を味わうことができて感謝です。 きのこに移行する前のひと時は山野草観察。 年々植物は入れ替わり、下草が伸び放題となってホタルブクロやオダマキ・月見草の花が少なくなってきましたが、なぜかヒヨドリバナだけは何年も咲いてくれます。(今回も咲き始めておりました) 草花の後は夏きのこと思っておりましたら、いきなりの梅雨明けそして猛暑の日々。 これが山の植物にどのように作用するのかやや不安で、戻り梅雨がありますようにと願っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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