胃痛「胃痛」でお悩みの方に見られる体型上の特徴○肩甲骨間にこりや痛みがある。 ○右足のつけ根に硬さや痛みがある。 ○どちらかの足、または両足の中指、人差し指の動きが他の指に比べて硬い。 ○顔の左右どちらかがこる。 ○快風院『均整日記』カテゴリ「胃」もご参照下さい。 病院にて診断名がつくような症状(例えば胃潰瘍)であれば、まずはそちらでの治療を優先してください。これは他のどのような場合でも大原則です。 しかし、病院でのいろいろな検査を受けたにもかかわらず特に異常が見つからない、また職場などでの定期健康診断で、様々な項目の数値的には異常はないが、どうも体調がすぐれない。 さらに病気が見つかったとして、その治療は終わったものの、予後の体調が今ひとつしっくりしないといった場合には、均整の出番かもしれません。 仕事などでストレスを受けた場合、体は交感神経優位に傾きます。体をストレスに対して戦闘態勢にするのです。 その状況が長く続いた場合には、シーソーである副交感神経の働きは抑え続けられますから、副交感神経で働くところの臓器はうまく働けません。 ここでは胃を例にとってみます。 胃は副交感神経で働き、食べ物を消化します。よって交感神経優位な状態では、胃は本来休んでいるはずなのです。 しかし長期間ストレスに対抗して交感神経優位な状態が続いているとすれば、胃は休んでいるにも関わらず、いずれは物を食べなければなりません。そうなると胃は無理にでもそれを消化しなければならず、多大な負担がかかります。 このように自律神経バランスの乱れ(ここでは交感神経優位が続いている状態)により胃が働けないことから起こる痛みや不調は、胃そのものはまだ異常ではないため、病院の検査になかなか現れないのです。 ここでさらに無理を続ければ、胃そのものの異常、それこそ胃潰瘍などにもなりかねません。 逆に胃が働き過ぎの為に疲れて不調になることもあります。 こちらは副交感神経が優位になり過ぎている場合ですが、ストレスを受けたことで交感神経優位になっている体をなんとかリラックスさせようと、たくさん食べたり飲んだりすることで胃を働かせ、強制的に体を副交感神経優位に持っていこうとしている無意識の行動も絡んでいる場合があります。 よって、事はそう単純ではありませんが、そのあたりを見極めて調整を進め、基本的には優位になっている方を鎮めることで、自律神経のバランスをとっていきます。 ※ここに挙げた体型上の特徴はほんの一部ですので、他にも「こういうかたちや動きは、この症状と何か関係があるのだろうか?」と、ご自分の体について疑問を持たれた方は、遠慮なくお電話かメールにてお問い合わせ下さい。 その際、便通や血圧など体調で気のついたことや、過去の症歴、受傷歴、手術歴なども教えて下さると、食事や生活習慣など、来院しなくても改善に向かう方法をアドバイスできるかもしれませんので、思い出せる範囲でお知らせ下さい。 ジャンル別一覧
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