蔵の影法師昨夜も、秋の夜長に、ちびりちびりと焼酎を飲んでおりまして、危うく寝オチしそうでした。 昨夜のメインは、こちら、蔵の影法師です。 焼酎の仕込みは、一次・二次仕込みとも、甕仕込みがよく、貯蔵は甕貯蔵がいいと言われております。 おいらの参考書「問題の酒、本物の酒(大嶋幸治)」によりますと、約100ある鹿児島の芋焼酎蔵の中で、一次・二次仕込みの甕仕込み、そして貯蔵も甕貯蔵している蔵は8蔵だけのようです。 白石酒造、村尾酒造、萬膳酒造、本坊酒造・屋久島工場、吉永酒造場、杜氏の里笠沙、高良酒造、薩摩酒造明治蔵です。 村尾、萬膳、八幡なんかが浮かびますね。 こだわりがあるのですね。 森伊蔵も、生産量を増やすために、甕貯蔵を止めたと書いてありました。 で、その8蔵の一つ、白石酒造の蔵の影法師です。 白石酒造と言えば、「花と蝶」が有名です。 裏ラベルの能書きです。 「母なる大地に抱かれる様に地中に埋めたかめ壷の中で焼酎モロミが醗酵を続けながら壷の磁器を通して大自然の「土」との語らいの末、香気のやさしいまろやかな味わい深い焼酎が生まれ、寒い冬を越し春先の日光の照りつける地面から立ち昇る陽炎の中に影法師を見た想いで命名しました。」 そうですか、白石酒造には、影法師が現れるのですね。 お湯割りでいただきました。 黒麹特有のガツンとくる太い味わい、深く感じます。 ほのかな甘味や、かすかな渋味、いい味でてますねぇ。 でも、少しすっきり感が足りないような‥ 後味に、少しエグみを感じます‥ 保存の仕方が悪かったのかなぁ。 当地の夏は、めちゃ暑いですから。 でも、美味しい。 評価は、☆☆☆☆です。 【製造元:(有)白石酒造】 【原料:地元産コガネセンガン】 【麹:米麹(河内黒麹)】 【蒸留:たぶん常圧蒸留】 【アル度:25度】 【杜氏:北山欽也】 蔵の影法師(芋25度)1800ml 黒吉 1800ml 生きて息づくかめ壺仕込み芋焼酎!!芋焼酎 花と蝶(かめ壺仕込み)1.8L【鹿児島県産・白石酒造】 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|