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カテゴリ:大阪近鉄バファローズ
「いてまえ」とは大阪弁で「やっつけろ」とか「痛い目に遭わす」「ボコボコにする」という意味で、打力を売り物にしていた近鉄打線に名付けられた愛称が「いてまえ打線」である。
どちらかというと投手力が弱く大量失点することも多かったが、それを跳ね返す迫力ある打線が売り物のチームだった。 「逆転の近鉄」とも言われ「いてまえ打線」が大爆発して逆転勝ちした試合を数多く生観戦している。 最も印象深いのは2001年9月26日のパリーグ優勝を決めた北川の「代打・逆転・満塁・サヨナラ・優勝決定ホームラン」の試合である。この試合は優勝がかかった試合であり当初から注目されていて、近鉄というチームの素晴らしさを改めて全国のファンに知らしめた。 その他にも大逆転勝ちで印象に残っている試合が2試合ある。 1試合は93年6月5日の藤井寺球場でのダイエー戦、2対8で負けていて9回裏に7点を入れて9対8で逆転サヨナラ勝ちをした試合である。 これが観戦した中で2番目に強烈な逆転劇。9回裏に6点差を逆転したのはプロ野球史上2試合だけとのこと。打者ははっきりと覚えていないが最後はセンター前ヒットで決めた。 もう1試合は97年8月24日大阪ドームでのロッテ戦、先発の佐野が2回で10点を取られ途中で応援団も応援を拒否した試合だが、何と最後は延長12回11対10で逆転勝ちした。 友人と二人でビスタルームで観戦していたが、さすがに諦めかけて試合を見ずに酒盛りをしていたら徐々に点を取り始めて、9回裏2アウトから相手のエラーで追いつき、最後はクラークのセンターオーバー2塁打でサヨナラ勝ち! 逆に西武やダイエーに10点差をつけていて逆転された試合も見てきた。 何をしでかすのかわからない、これがあるから近鉄ファンはやめられない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 22, 2007 09:53:53 PM
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