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カテゴリ:身体にちょっといい話
Q:うちの子、走ったりなわとびをする時、むやみに身体を使ってるようです…。適切な動きができるようになるかしら? もちろん、「Yes」できるようになりますよ。なわとびで考えてみましょうね。はじめてなわとびをする子どもは、肩から大きく腕全体を動かし、さらに腰から身体を曲げてなわを振り出します。「跳んだら回す…、跳んだら回す…」そんな感じですね。このように身体全体を使っての”大筋運動”を続けているうちに、だんだんこつをつかみ、必要な筋肉を効率よく使うようになってきます。”小筋運動” 子どもによって程度の差はありますが、はじめから効率よい動きをするのは無理なことといえるでしょう。子どもたちが、もっと小さかった時のことを思い出して下さい。目の前の小さなものをつかむのに、苦労して何度も何度も挑戦していませんでしたか?ところがいまでは、難なく意志の通り、目前のものをつかめるようになっています。これも、同じことでしょう。 なわとびのお話に戻りますが、効率よく「回す」「跳ぶ」ことができるようになってくると、「こんな風に身体を動かして!」という運動の指令は、脳からでなく、筋肉が反射的に反応できるようになってきます。そこまでやるのが大切なんですね。 特に幼児は、回し方、跳び方を教えて頭で理解するのではなく、身体を使って覚えていくという方法が望ましいことをわかっていただけるかと思います。 また、正しい方法を知ってほしい時は、そばで一緒に跳ぶようにしています。 子どもの視覚に訴えてみましょう。そして認めてあげるのは、できたことではなく、取りくむ姿勢、気持ちです。認められた子どもは、どんどんがんばっちゃうものですよね。 ”気持ちが育てば、「スキル(技術)」はあとからついてくる” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.12 10:55:58
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