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<積み木三昧Day Part2> 子どもたちが、想像力を膨らませている様子に、思いを馳せてみてくださいね。
「これおうち、あめちゃん先生こっち来て。ここに入口があるねん。」
ほんとだ…。玄関の扉をつけてるんだね。一緒に作っているTちゃんとMちゃんは、 同じ作品を作る、並行的関わりをしています。 ほんと、よく似ていますね。この他にも、全く同じ作品をいくつも作っていました。 あ、そこの箱に作る? 2人でひとつの作品に取りかかりはじめました。
「これはソファー、座ってんねん。それで真ん中に人が立ってる。」 おうちの中に入っったんだね。より具体的な想像が膨らんでるんですね。
こちらのグループは、それぞれがパート担当になってひとつの作品ができています。 左のYちゃんは、枠囲いした中を、丹念に積み木を埋め込んでいきます。 右のMちゃんは、Yちゃんにつながるお風呂のような部屋を、小さな積み木で根気強く積み上げていきます。
Yちゃんの右手にSちゃんの積んでいく作品がつながります。 3人の積み木は、下のようにつながっていきました。 古城のように立派ですね。色板をいっぱい入れた枠が、写真では崩れているのが残念です。
色板を使って、彩られます。 複雑な積み木をうまく組み合わせて作っていますね。
「今日は、床がじゅうたんなので、ドミノは難しい…。」 こちらの3人も、それぞれのつみきが繋がっていきます。 きれいな色板をちりばめていきます。 手前の箱には、同じ形の積み木が丹念にしき詰められました↑。分かりにくいですが、この作業も根気のいるものでした。最後になぜか?オレンジの少し違う形をいれたのがミソ
「これとこれは同じ形かなぁ~?」 ↑ いろんな形をていねいに組んでいっていますね。心を込めて置いた気持ちが伝わってくるようです。
箱に積み木をかませて底上げしていますが、「その下に“人”がいるんだよ!ほらみて!」と、箱の下から、積み木人間2人を取り出してみせてくれましたよ。 「ほらみて!」と、色板や積み木を埋め込んでいきます。
今はまだ不規則ですが、形の類似に気づき、段々と規則性が出てきます。さらに全体で模様になるような工夫もされるようになってきます。 「あめちゃん先生、上から写真撮ったらいいねん」 そっかそっか、はいチーズ。 「あ、ちょっと待って、Iちゃんおうち作る!」Iちゃんはあわてておうち、そして三角屋根を作り、落ち着いたようです。Iちゃんのイメージを表現するためには、このおうちが必要だったのでしょうね。
現代は、子どもたちも時間に追われる日々を過ごしています。 ですが、子どもたちが想像力を膨らませたり、失敗や学びを次に生かしたり、友だちと関わっていくためには、非指示的な(保育者が指示して進めない)サポートとの中で、子どもたちが変化する“時間”が必要です。 今回のKIPS、スキルアップは時間をかなり延長して取り組みました。 この積み木遊びでは、周囲に学び、自ら発見したり想像しながら自らの思いを温めていく子どもたちの心に触れることができました。 その中で子どもたちが得たものは、大きいと考えています。 この後も、子どもたちからは「積み木積んで遊びた~い!」って声が上がっています。 自由な発想を持ち、それを表現するすべを得た子どもたちとって、これほど楽しいことはないようです。
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Last updated
2010.09.07 19:41:48
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