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今日は私のおかんの祥月命日です。
といっても、もう早19年経ちます。 今日はけさから、あの日と同じ、雪が降って積もりました。 大阪から来ていた従姉は、初めての雪かきに歓声を上げていたなぁ~ その従姉も30歳。 先日の休みに、お墓参りしにいきました。 しばらく行かない間に、ご近所さんがすごく増えていました。 家が出来たときは、お向かいさんと一軒開いたお隣さんの3軒だったのに。 墓掃除しながら「おかんよ、大御所やなぁ~ここの番長やで」って笑ってました。 ・・・・・・19年。 なんかしみじみ思い出してました。 19年前。 世の中にこんな悲しい日があっていいのかと、信じられない、それを受け止められないまま 忙しく、事だけ過ぎていった。 それから2年。 死の恐怖の日々。 じっとしていられないくらい、死ぬことが怖かった。 なんかわからないけど、怖くてたまらなかった。 けど、1号を育てていかなきゃいけないので、必死だった。 きっとあの世のおかんも、私が心配でしょうがなかったようで、 3日に1度は夢に出てきて、なんか言ってる。 何かはわからないけど、とにかく何か訴えてる。 それから1年後。 夢に出てくる回数がすごく減って、しゃべらなくなってきた。 その頃、何で私はこんなに死ぬのが怖いのか?と 真剣に自問自答して、向き合うことに成功した。 結果、何で怖いかは、思い残すことが多いからで、 それを一つでも少なくして、十分生ききったら 行き先はおかんのところだって思った。 そしたら、めっちゃ気持ちが楽になった。 その頃から、ほとんど夢に出てこなくなった。 でも、まだ「なんでいないの?悲しい、さみしい」からは開放されてませんでした。 それから3年。 7回忌の法事の前の日。リアルな妙な夢をみた。 登山スタイルで、けたけた笑いながら、リュックサック背負ったおかんが 引っ越したばかりの家にやってきた。 そして「あんた、えらい分かりにくいとこ引っ越したなぁ~家間違えて入ったやん!!! んで、あっちゃんら(母の妹たち)もう着てる?」って。 私は思わず「あんたお化けなんやし、他所は入ったらみんな驚くやんか!」って その後「あっちゃんは着てるけど、ノンちゃんは朝来るって」と言ったら 「ほ~か!ほな、ちょっと行ってくるわ」って。そこで目覚めた。 あのおかんの楽しそうな顔みたら、なんか陽気に暮らして、 たまにこうやって帰ってきてるんだとおもった。 そしてわかんないけど、近くにいて見守ってくれてる・・・そう感じた。 それから6~7年。 いつのまにか、いないことが悲しい寂しいじゃなくなっていた。 いないからこそ、分かったことがたくさんあるって。 もしいたら、気がつけないことがたくさんあるって。 だから、妙な感じだけど、変な表現なんだけど、いなくてありがとうと言うか いてくれて産んでくれて、そしていなくなって教えてくれてありがとうです。 おかんは人生と命をかけて、私に教えてくれたんだと思う。 だから、一生懸命、今生きてる人たちに伝えて繋げていきなきゃいけないんだと思う。 きっと今日だけじゃなく、365日、毎日がそういう日なんだろうなぁ。 あらためて、感謝するために、書いてみました。 おかん、ありがとう~ず~っと大好きだよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 26, 2012 11:55:41 AM
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