2009/07/23(木)09:48
・大学教員の学会出張費はどこからでているの?
◆ 質問
大学人が海外の学会などへ参加するとき、出張費用は科学研究費(?)とか、
外部のおカネを使って行くのでしょうか?
ケチな大学人が自費でイギリスとかまで,学会参加するとは思えません。
でも、どこからお金がでるのか不思議なのです。
YAHOO知恵袋より
◆ 回答
学会出張費は、大学から各教員に分配されるお金から支払ったり、
科研費、企業との共同研究費、などからでています。
秘書の研究室では、大学教員・学生ともに、学会出張費は全額支払われます。
しかし、一部しかでない、もしくは、全額自腹の研究室もあるようです。
YAHOOベストアンサーより引用します。
● 研究分野によって、大きく事情が異なります。
潤沢な資金に恵まれた分野は、公的な研究費だけでなく、企業からの受託研究や
奨学給付金など、いろいろなお金のストックが、たまってしかたがないので、
それを消化するために、海外に行くような人もいます。
私の場合は、あまり日が当たらない分野ですので、研究はほとんど自費で行います。
以下は、一般論です。
海外の学会で発表するときは、科学研究費が使える場合は使うでしょう。
ただし、科研費は簡単には当たらないですし、当たったとしても、違う研究テーマに
関する研究発表にはお金が使えません。
発表しないで、学会に出席するだけの時もほとんど使えません。
大学によっては、独自の研究費を出しているので、それが使える場合もあるでしょう。
ちなみに私が勤務する大学は、研究費をくれる年もあるけど、海外旅費には使えない
という規則があるのです。
そんな規則なくても、とても海外に行ける金額の研究費じゃないですけどね。
というわけで、海外に研究のために行く時は、私の場合は自費で行きます。
一週間ぐらいヨーロッパヘ行くだけで、資料代を合わせると、40~50万円ぐらいは
かかりますので、毎年は無理ですね。
ちなみに給料は民間企業よりだいぶ少ないので、生活は苦しいですよ。
妻が仕事しているので、それでなんとか研究が続けられています。
でも、妻が仕事を辞めると食べていけないので、子供はあきらめています。
たしかに大学にはケチな人がたくさんいますが、給料が安いからです。
都会の私立大学は給料がいいですが、地方は悲惨なのです。
国立大学の給料は高くはないけど、私のところよりはだいぶいいです。
ようするに、普段ケチな大学人の中には、好きな研究のためなら、分不相応な
お金の使い方をする人もいるというのが、私の答です。
・・・引用でした。
わかりやすい説明ですね。
研究費によっては分野・大学によってぜんぜん使える金額が違うようです。
秘書の研究室では、学生がほしい本を申請して、大学教授の許可がでれば、
経費で本を購入することができます。
もちろん、個人所有ではなく、研究室の本棚において全員で共有できるように
なっています。
本以外のものも同様です。
秘書の勤める研究質には、経費がたっぷりあるのか???
そんなことないと思いますが、、、
以上、学会出張費を自腹で払っている大学教員もいる、でした。