作って、観て、片付けて
とりあえず、今日のことから書こうと思う。今日は、朝7時過ぎに目ざめた。も少し寝てても良かったのに。起きたものはしょうがないので、まっすぐ黒工房に向かうことにした。滋賀ツアーの前に半ば現実逃避気味にろくろを回した子たちの削りとかを行なった。せっかくいいプロポーションだったのにもかかわらず、あえてワイルドな肌にしてみた。これは釉は合わせ技でなにかエグさを追究しなくちゃ!な感じ。カップはちょっと小ぶりな感じが気になった。そして、どこまでも中心が取れていないゆがみっぷりにあきれつつ、高台はあんまり高台っぽくなく仕立てた。機能美はないかもしれないが、その方がいいかなとほんのり思ったのだ。続いて盛岡方面に向かう。ギャラリー・ラヴィの福田沙也佳絵画展“fuzzy set”。優しい色合いの油彩画は絵具の匂いがキモチいい。作家自身の心象が映し出された画面のように見えた。まだ大学生、これからどんな風に成長していくのか楽しみな作品群だった。あとは盛岡でいろいろお買い物。その後花巻に戻り、木伏大助さんの作品を撤去。またひとつ展覧会が幕を閉じた。あさってからはルンビニーの一灯窯の展覧会です。どうぞお待ちしてますです。