もっちのきらら業務日誌

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  あっちこっちに行ったりしてみる

  午前中、同僚のＦさんから電話。「もっちさん今横浜にいませんか？」「今美術館で会議中だよ～」「ハマで似た人を見かけたので……」おや～……そんなんで午後は盛岡に行く。或る方の紹介で、若いお嬢さんを紹介していただいた。いいですね若い娘さんって。という考え自体が完全におっさんなのだが、でもなんでしょう、この胸のときめきといったらいいのか。こんなキモチ生まれて初めてだす～。うひひ～その後、彩園子で５０人展を見る。５週続きの２週目ということなのだが、早くもううむな感じ。要するに、どういう５０人がどういう風に振り分けられたかとかが見えないと、こういう企画展の意味とかが咀嚼できないのですよ。それでも、この人の作品初めて見たなぁとかそういう出会いに少し救われつつの鑑賞。夜は某所である打ち合わせ。これまたどういうことになるのやら。楽しみであ～る。

  2008年08月25日

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  釉薬の午後、彩園子の午後

  為すべき事柄と、順序を整理。泊まり明けの午後に向けて。まず向かったのは黒工房。釉薬がけ。うむむ～、歯が結構とれている。乾燥や素焼きでひびが入ったのもあった。うむむ～。この辺は工夫が必要だな。本日は陶灰チタンというのをかけた。結構厚塗りになっちゃった。大丈夫かしら。続いて向かったのはギャラリー彩園子。「彩園子の現代作家５０人展」のパート１。２箇所のギャラリーに所狭しと並べられた作品たちはそれぞれ会場内でいい響き合いだったと思う。鈴木さんの作品を拝見したのは実は初めて。小さな画面、見覚えの或る景色、そして静かなんだけど圧倒的な存在感。不思議な空気を発していたように感じた。大村さんは以前にもクラムボンで作品を拝見したことがある。そのときに比べるとずいぶん洗練されたんじゃないですかという印象。そんなんで、あと４週間隔週ごとに作家が変わって続いていくのね。その後用足し少々。帰路。

  2008年08月22日

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  鎌田紀子展

  今日は、職場に橋場先生がいらしたので、帰り一緒に盛岡に行くことに。目的地はラヴィの「鎌田紀子展」。とにかくスゴイ。の一言。あのお人形さんたちが空間を支配している。単に大きさとかインパクトではないもっと目に見えない力が作用しているようで、非常にイイキモチである。これは即ち人形に仕込まれたサイテーな仕掛けが極上のシンフォニーを奏でているようなもので、鎌田さんはおそらく創造の神に微笑まれたというか、キモカワの神になってしまったのねと。あぁ、感想がだんだん支離滅裂になってきたけど、その後の車中で感想を述べてたＨさん（７５歳）が一言ボソッと「生きててよかった」と締めくくったことにすべてが集約されているのではないでしょうか。この展覧会は今週の土曜日まで。っていうか、土曜日までで終わるのがはっきりと勿体ないと感じたのである。その後橋場先生と市内某所に。これまた新たな動きの予感。

  2008年08月20日

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  風はもう秋の気配

  宿直明け。で、盛岡に直行。まず向かったのは岩手県立美術館。モディリアーニ展。ほほう。人物のとらえかたが面白い。それにしても、何でもアリな展覧会で、鉛筆書きのちいさなデッサンとかも展示されてて、それにもかかわらずわりとスペースを広く使った展示（要するに会場の広さに対し作品数が少ない）。ま、ゆったりした気分で眺めることができたといえよう。2階の常設展示は前年度に入手した作品の公開。だいぶ常設展も動きが出て常設展らしくなってきたんじゃないかな？宇都宮功の作品も今までの収蔵作品にはなかった毛色で、じっくりとコレクションの充実を感じられた。続いてクラムボンのプリン同盟による第7回プリン展。もはやこれはほかの何かとの比較とかもできないし、絶対的なものなのでコメントのしようがないのだ。でも相変わらず面白い作品しかなくて、何も言うことないです。今年はイロモノっぽいのが少ないのは気のせい？？中津川からは涼しい風が吹き上げてくる。もう盛岡の夏は終わるのかな。そんでもってまっすぐ花巻に帰る。今日という日の成就度はどのくらいだろうかなんてなことを少し考えつつ、美術館に行ってちょっくら仕事した。あはは。そして嬉しい知らせ。あとでお知らせします。モディリアーニ新装版モディさんの本だよ。モディリアーニ『腰かける裸婦』複製モディさんの複製だよ。

  2008年08月13日

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  ウソのような本当の話

  この間、橋場先生とお会いしたときのこと。盛岡でいいアトリエを見つけたとニコニコしながらおっしゃっていた。どっかの公民館とかかな～と思って話を聞いてみたら、「もっちさんも是非いらしてください」とカギまでお預かりした。って先生、それ私の実家のカギなんだけど……詳しく説明するとめちゃくちゃ長くなるので割愛しますが、ウソのような実話です。ま、実家といっても住居としては使われていないスペースだったのでね。とはいってもね……。小林麻美小林麻美『アパートの鍵』アパートではない。より子『ココロの鍵（instrumental）』「ココロ」とも違う、ZEEBRA『未来への鍵　Skull Cut Mix』ましてや「未来」だなんて、五輪真弓『合鍵(UGAカラオケ動画)』というただの「合鍵」。鍵穴のクスリべ、便利そう……

  2008年08月12日

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  どこまでもグダグダと

  昨夜は涼しい夜だった。深く深く眠り、朝はしっかり５時起き。そんなに早くなくていいのに。午前中祖母のお寺に行き、お参り。意外にあっさり終わり、盛岡に用足しに行くも、それもあっさり終了。そういえば花巻のＳ川急便にお荷物が届いていたわと営業所に取りに伺う。無事獲得。その後ギャラリーＢｕｎで９２歳のおじいさんの版画展を観る。素朴な作品にしみじみ。あとは帰ってほとんど何もせずに横になって読書。布団は干していたので、畳が背中に痛かったけど、昼間からこんなにのんびりできたのはかな～り久々な気がする。幸せな時間。他愛のない読書。ラジオからはスズキ・トーキングＦＭと安部礼司。夜は花火が遠くで鳴っている。どうにも他人事。花巻で迎える２度目の夏。ここはまだアウエーなんだろうかね。ということで、今日の読書。通販な生活日垣隆「通販な生活～一生を１ギガで終えないための買い物学」。この間目からウロコな１冊を読み終えたばかりなんだけど、懲りずに。ずいぶん脱力な感じで生活臭？溢れる内容が今日の午後のまったり感と相まって、いい読書だった。車のキズが消えるという商品をテレビショッピングで買ったのにも関わらず、車にキズがなかったとか、電動クモの巣キャッチャーを買ったのに、クモの巣が自宅近辺になく、仕方なく山に行って試したとか、高いところの電球を交換する道具「ランプチェンジャー・タマトール」の名前に怯えつつ悪戦苦闘されたりだとか、あんまり書くとネタバレになるのでこの辺にしておきますが、なかなかプッと笑える中身が多かった。これ是非読んでみてくだされ。ついでにこの間読んだのはコチラ。ラクをしないと成果は出ない

  2008年08月10日

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  ちょっと涼しいのをいいことに。

  今日は昨日までに比べると雲が出ていくらか涼しく過ごしやすい１日だった。どうなんだろう。確かに日中日差しがきつくてガンガンに暑い日は続いたけど、夜はわりと涼しい気がするし、今日みたいに少し雲がかかっただけでずいぶん涼しく感じるのは、もしかして今年の夏はそんなに暑くないのかなというのは私の妄想？錯覚？さて、今日は美術館にラヴィの鎌田さんがきて、前の柴田さん＆橋場さんの作品を持っていってくださった。おそらくラヴィでそういう指令が出たに違いない。あとで指令発動の様子について板垣さんとこっそり再現（妄想）してみる。そいえば鎌田さんも１８日からラヴィで個展ですな。ＤＭの葉書は、字がなければそのまま市販でも通用しそうな気がしているのは私だけでしょうか。この間の茜さんのＤＭもそういう雰囲気があったね。午後は萬寿山。とりあえずスタート良かったね会？見たいな趣旨の関係各位によるお集まり。中華でしこたま腹を満たした。別に食い物のためにということでもないけど、でもこういうひとときにどれだけ救われることだろうか。そしてまたがんばろうと思うのである。夏の全国高校野球選手権大会で盛大附属散る。とりあえず一安心。弟はさっさと帰って妻に寄り添うように。以上。そして北京五輪で谷亮子が銅メダル。去就のことまで含めて、「金を逃した」ということが強調された報道が目につく。銅メダルでも獲れてよかったと思う。そもそもメダルの金属の種類でヒトの価値が決まるわけではないのだから。ロンドンから３大会連続で金メダル獲ったっていいのだから。とオリンピック相手にややムキになった発言をかましてしまいましたが、オリンピックはどうでもいいので、こちらの展覧会をお願いします。るんびにい美術館・企画展「日本のアール・ブリュット」１．会期２００８年８月７日（木）～１０月７日（火）　毎週水曜日定休開場時間　１０：００～１７：００展覧会協力金３００円（通常入場無料）→入り口の「ぼんず」に入れてください。２．会場　社会福祉法人光林会　るんびにい美術館〒０２５－００６５　岩手県花巻市星が丘１丁目２１－２９　ｔ＆ｆ０１９８－２２－５０５７３．主催「日本のアール・ブリュット」展実行委員会４．共催社会福祉法人光林会５．助成いわて保健福祉基金６．後援（予定）岩手県、花巻市、岩手県社会福祉協議会、岩手県教育委員会、岩手県手をつなぐ育成会、岩手県知的障害者福祉協会、岩手県芸術文化協会、花巻市社会福祉協議会、花巻市教育委員会、いわて・きららアート協会、岩手日日新聞社、ＮＨＫ盛岡放送局、ＩＢＣ岩手放送、テレビ岩手、岩手めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、花巻ケーブルテレビ　７．その他ギャラリートーク　（はたよしこ氏）８月３０日（土）１４：００～１５：００８月３１日（日）１１：００～１２：００参加費無料・予約不要　但し、入場料が必要です。アール・ブリュット（Ａｒｔ　Ｂｒｕｔ）―――「生の芸術」と訳されるこのフランス語は、美術家ジャン・デュビュッフェ（１９０１～１９８５）が提唱したものです。デュビュッフェは、社会から隔絶された人々や、美術の専門教育を受けていない人々の造形表現の中に重要な特質を見いだしました。それらの表現は、古典や流行からの借り物でない、作者の表現衝動のみにもとづいて全てが形作られた「完全に純粋で生の芸術行為」である、とデュビュッフェは考えたのです１９７６年、スイスのローザンヌにデュビュッフェのコレクションを収蔵する「アール・ブリュット・コレクション」が設立されました。このたび同コレクションに日本人による作品が新たに多数収蔵されることになり、日本の「アール・ブリュット」が海を越えて広く紹介されることとなりました。この夏、「るんびにい美術館」では、アール・ブリュット・コレクションに新しく加わる日本人作家による作品を、一堂に集めて展示します。２０世紀の現代アートに大きな影響を与えたアール・ブリュット。その純粋な「生の芸術行為」の力を、どうぞご堪能下さい。あとはあかね空さんの娘さんの個展（カフェ・クリンゲンバウム）も１４日までです。こちらもマジで必見です。明日は寺に行きます。初盆ですし。

  2008年08月09日

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  ラヴィのサトル・シバ展とか。

  今日も酷暑。こういう日は洗濯に限るといいたいところだが、意外に洗うものがなくて淋しい。美術館で少し用足しの後盛岡に向かう。一度に全部片付けられず、思い出しては行ったり来たり。途中石鳥谷と紫波の間辺りの県道でもっち号のタイヤがパンク！釘か何か踏んづけたらしい。涙……炎天下の下でタイヤ交換。涙よりも汗の方がドバドバ出てくる。まじめにキモチが折れそうになる。ちょうどノーマルタイヤも溝が浅くなってきていたので、これを機に全とっかえを決断。これも天からの思し召しだろう。たぶんきっと。冷たくならないエアコンをがんがんにかけてふたたび北上。今日向かったのはラヴィ。「サトル・シバ展」を９日まで開催中。これが予想をはるかに上回る出来。サトルさんの線の力に圧倒される。この方の線は妙味を楽しむ目線で見てきてたけど、今回の作品での彼の線はとにかくパワフルでなおかつ緩急が自在で極上のジェットコースターのようなあんばいだった。それにしてもこの線のチカラを引き出したのは橋場さんなのか？それもまた密かにすごいことだ。ということで、ほかにも市内で寄りたいところがないわけではなかったが、盛岡を出て、黒工房に向かう。この間回した形を削って歯をつけてきた。意外に底が浅くて迂闊にも穴を開けてしまったりしたが、そこはなんとか知恵を絞って解決。全体的には安定した無難な制作だった。幾つか作ったキモカワのうちの１点が、昔お会いしたことのある或る方にどことなく似ていた。うーん、そういうつもりじゃなかったけど、似ててごめんねと。そして花巻に帰り、オートバックスでタイヤ購入。以前オイル交感のときから勧められていたこと。すごく親切丁寧な対応に好感がもてたので、スペアタイヤのまま結構な距離を走ってまで。夜はやりかけの仕事をさくっと片付けた。やりかけといたのが奏功した。

  2008年08月05日

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  さんさには行かずに、アートめぐり♪

  今日はまず午前中少し片付けなくてはならない仕事を片付け、黒工房に行く。先日できた作品を回収。地震の影響が多少あったようだが、そのようには見えない。ま、気にならない程度と言うことで。続いて盛岡に向かう。クリンゲンバウムの佐藤茜日本画展。少ない点数ではあったが、会場全体にいい風をもたらしていた作品展だったと思う。クリンゲンバウムってお手ごろな広さで作品展にはちょうどいいのだけど、あの強烈なオーディオと本棚で２面埋まっている状況で、絵画を壁にかけても、案外埋もれてしまうケースの方が多いような気がする。なので、今まで見た展覧会もおおむね印象に薄いのである。しかし、茜さんの作品はそういう側面に埋もれてしまうことなく、凛とした存在感を放っていたものと感じる。よかったですよ。ホント。続いて県民会館の「人体の不思議展」。これはただただ唖然として見るばかり。死後は検体もいいかなとか思ってたけど、正直少し躊躇う。そんなんで、観に行って損はない企画展だったとは思います。↓ということで、滋賀トラック２人旅の詳報？も少し追加しておきました。↓

  2008年08月02日

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  中村誠の世界展こそ世界。

  萬鉄五郎記念美術館に行ってきた。「中村誠の世界展ＰＯＳＴＥＲＳ」。会場所狭しと並んだポスターに圧倒される。展示もヘッタクレモなく、首が痛くなりそうな高さにまで額が掛けられていた。いろんな時代のものがあったが、どれも古臭くなく洗練された美しさがあって、この感覚の鋭敏さに強く惹かれる。ポスターサイズゆえの輝きが鈍ってしまうのを承知でカタログ１５００円も買った。何がすごいとかいうことではなくとにかくすごかったわけで、この展覧会を見たことの証として。中村誠カタログとは違うけど、この１冊にも中村誠の世界が濃縮されてるよ。ついでに、福田繁雄この方も岩手県ゆかりの男。

  2008年07月29日

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  浅倉さんの個展と夏祭り

  橋場さんを乗せたもっち号（↓の日記参照）は、菜園の駐車場に止まる。ラヴィの浅倉伸さんの個展「クッショニア」を観てきた。クッションのようなものに細かい絵が描かれている。独特の世界だ。すごくブレがない確固たる世界が出来ていることに感服。そして、傍にあった「タランチュラの世界」という本がやけに気になったりして。しかも著者のサインまでついているし。あとは「白い恋人」をご馳走になったが、商品についてきた「反省文」に妙に目を奪われたり。そういういろんなことが気になるような電波が無作為に行きかう場が出来上がってたような、そうでもないような。その後某保育所の「ちびっこ夏祭り」に出没。あぁ混沌。少しお手伝いするフリとかしてみる。あくまでもフリのみ。ということで、だいぶお天気持ち直してきたような気がする岩手県でのもっち＠いわてけんの行動なのであった。北海道を代表するお菓子♪ 白い恋人 18枚入各包装ごとに製造年月日と賞味期限を印刷することにしたようです。んんー、それを真に受けていいのかどうかというのが問題だったのに……。

  2008年07月25日

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  いろいろな展覧会情報が来ておりますですよ。

  結局良く眠れているのかどうなのかよくわからない体を引きずりながら今日も元気だ。さてさて、いろいろ展覧会のご案内を頂いているのでご紹介しますね。「Ｎ．Ｅ．ｂｌｏｏｄ２１　Ｖｏｌ．３３　板垣崇志展」２００８年７月２３日～８月２４日　９：３０～１７：００定休日　毎週月曜日＆火曜日（祝日の翌日）会場　リアス・アーク美術館「Ｎ．Ｅ．ｂｌｏｏｄ２１」は精力的に制作・発表を行っている東北・北海道在住若手作家を紹介するシリーズ企画です。毎年５人の作家を取り上げ、美術館とアーティストの新しい関係を模索しつつ、作家同士のネットワーク形成を念頭に置き展覧会を開催しています。通算３３回目となる本展では岩手県盛岡市在住の作家＝板垣崇志を紹介いたします。「佐藤茜日本画展」８月１日～１４日（木）月曜、第３金曜定休　１１：００～２１：００会場　カフェ　クリンゲン・バウム初個展によせて　７年前の今ごろ初めて会った日から、高校１年生となる今日まで茜さんの絵への情熱は緩むことをしりません。　子どもからおとなへ多感に移ろう中を、深く呼吸を整えるが如く、瞑想するが如く絵筆を握りに通ってきます。　４年前からは日本画に没頭している彼女の早朝の空気のようでもあり黄昏のようでもある作品群を、クリンゲンバウムさんの香り高いコーヒーとともに味わっていただけたらうれしく存じます。アトリエ主宰・日本画家片岸　なお子「いわての現代美術と出会う、夏。」８月２日～９月２３日　９：００～１７：００会場　岩手町立石神の丘美術館　屋外展示場・企画展示室＋沼宮内大町周辺詳しくはそれぞれのサイトをよく見てくだされ。

  2008年07月25日

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  千三さんの遺作展とか。

  今日はいろいろな用足しのために盛岡に行く。まずはギャラリー・ラヴィ。ここでは鳥瞰図の展覧会。昔懐かしの絵地図の世界。質の高い機知とスキルのブレンドはちょっとした感動がある。大正期に活躍した作家を取り上げた書籍なども置かれ、とにかく興味をそそる。何がすごいって、八戸とかの鳥瞰図にもしっかり「東京」が載っている。ある種のこじつけのような、当時の世界観がつきつけられているような不思議な感覚に陥る。続いてエスポワールの「上野千三遺作展」。生前の千三さんを知る者として、こういう展覧会にたどりつけたのは本当に嬉しいことだ。鮮やかな色彩の乱舞はアートの神様に祝福された風景を描き出している。昔の作品も拝見できて、それもまた嬉しいことだった。ニコニコ笑って謙遜する千三さんの姿が思い起こされて、ここにもまた死してなおその生と向き合える場がある事に感謝したいと思う。１６日の１６時まで。このチャンスを見逃さないでほしい。その後某保育所の交流会にお邪魔する。交流会というイベントにも関わらず、もっぱら業務連絡的なやりとりに始終。ううむ、いかんなと思いつつ、場の独特のパワーに気圧されて今日も時間だけが過ぎていった。あれれれ。

  2008年07月12日

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  長くて濃厚な１日だったと思うのは気のせい

  泊まり明け。眠い目をこすりつつ、愛車のオイル交換にオートバックス。店員の対応が気持ちいい。花巻店。待ってる間、ゴルゴ１３熟読。おや～。その後紫波の黒工房に行く。先日残した器の仕上げ。この間は半分以上残したつもりでいたが、意外に残りの作業量は少なかった。あはは。とはいえ、こうやって時間を置くことで課題散見。うむむ。そいえば、今日は先生は映画「靖国」を観に行っててお留守。おやおや。さて、今日はその後八幡平市の某所に行く。或る方から作品についての相談をされたので。小さな作品が、人と人とを結び付けていく。その醍醐味にちょこっと触れてこれからどういうことになるんだか。ない袖は振れないし、いろんなことに制約や限界はあるけど、ささやかなお手伝いができればと思う。帰路はＲ２８２。新しいバイパスも走ってみたり。懐かしの国道をダラダラ走っていると、どうでもいいことばかり無性に思い出されて、独りで気恥ずかしかったりする。

  2008年07月11日

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  まだまだお知らせあるよ。

  いろいろお知らせが来ております。「上野千三遺作展」会期　７月１２日（土）～１６日（水）　１０：００～１７：００初日１２：００から、最終日１６：００まで会場　エスポワールいわて　１Ｆ展示室　盛岡市中央通１－１－３８かつて空想美術大学でお世話になった上野さんの展覧会。穏やかな上野さんの人柄が伝わってきそうな展覧会。今から既に楽しみです。これは見る価値アリですぞ。ｃａｆｅ－３－２００８「コミュニティアートの未来」７月２９日　Ｖｏｌ．１「関係性を紡ぐアート」講師　蔭山ヅル（ＡＲＴ ＬＡＢ　ＯＶＡ）スケジュール　１７：００　Ｔｏｕｒ「アーティストとあるくまち」アートラボ・オーバと日暮れの船橋のディープスポットを歩こう１８：００　Ｔａｌｋ「関係性を紡ぐアート」２０：３０　Ｃｌｏｓｅ会場　船橋市ステーキハウス「ヒロキ」ＪＲ船橋駅南口徒歩６分入場料　５００円（ワンドリンクつき）お問い合わせ　０９０－６５６２－０１８０（山浦）きらりんサロン（↓参照）のオーバさんが船橋ではこういうイベントを開かれると。続いて栃木県のイベント。「西から来た妖精たちII」会期　２００８年６月７日（土）～９月７日（日）　１０：００～１７：００（入場は１６：３０まで）会場　もうひとつの美術館　栃木県那須郡那珂川町小口１１８１－２　ｔｅｌ０２８７－９２－８０８８入館料　大人６００円　大学生５００円　小中高生＆７０歳以上・障害者３００円　団体（２０名以上）１０％割引（要予約）休館日　月・火曜日「第１回なかがわまちアートフォレスタ２００８」８月８日（金）～８月３０日（土）会場　栃木県那珂川町各所栃木県那珂川町を舞台に、全国から応募された入選作品が輝きます。障がいをもつ個性的なアーティストがつくる多彩な作品と里山のまちとの交感が、新鮮な魅力となって感じられることでしょう。作品に込められたさまざまな視点によって、森深い夏の里山は新たな発見の場－アートの森〔フォレスタ〕として生まれかわります。馬頭町（現・那珂川町）の里山は、岩手よりも東北チックな美しい世界です。この里山がどういう風に姿を変えるのか。行けたらいいなぁ。そして、いつもの？「ハンディのある人たちのアートサポーター講座」いわてきらりんサロン会場は１９２７年に建設されたシックな建物。ここで参加者それぞれが岩手ならではのお宝話や悩み、作品を持ち寄って共有するサロンを開きます。・対象　しょうがいのある人の表現活動に興味のある人・コーディネーター　ＡＲＴ　ＬＡＢ　ＯＶＡ　ｆｒｏｍヨコハマ・日時　2008年7月19日（土）　　　　　10：00－15：00　　　　　あさ～アートラボ・オーバを考えてみる　ひる～いわてを考えてみる・会場　岩手県公会堂　　　　盛岡市内丸11-2　TEL 019-623-4681・参加費０円／定員６０名・ご希望の方には８００円ほどでお弁当をご用意いたします。・問合／申込　いわて・きららアート協会TEL0198-45-2706（ルンビニー苑内三井、村井）※当ブログでも申し込み受け付けてます。画面左側の「メッセージを送る」から住所と氏名を送ってください。申込用紙を送らせていただきます。ということで、敬愛するオーバの皆様がついに岩手に上陸します（青森からメールを寄越されたことはあったけど）。さてどんなことになるやら……！もう１つ中井幸子展・会期　２００８年７月１６日（水）～２０日（日）　１０：００～１８：００（最終日～１６：００）・会場　ギャラリー　アスト１（〒５１４－０００９三重県津市羽所町７００　ＪＲ＆近鉄津駅から徒歩約１分　津ＩＣから車で約１０分）瑞々しい感性で透明感の或る画面を造り続け、マイペースで活動を続ける画家が地元で初めて個展を開催致します。心地よい空間を楽しんで頂きたく、ご案内申し上げます。　ＡＰＩ代表　伊藤清和これ、お近くの方は必ず行ってくだされ。よろしくです～。岩手県は、平泉の世界遺産登録延期について、３年後の登録目指してあれこれしますと言ってるみたいですね。確かに残念は残念だけど、タッソ知事はどうしてなおも世界遺産登録にしがみつくような姿勢をとるのかわからない。“藤原氏の浄土思想が理解できないなんて、世界遺産なんて所詮そのレベル”と切り捨ててもよかったのでは？

  2008年07月09日

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  供養シューティングスター

  午後から祖母の四十九日法要があった。まだ４７日目だけど。ということで、午前中は黒工房。前回の削り。時間がないと思ってやった所為なのか、ミスが何度か。勿体ないことをしてしまう。これはあとで、いろいろ悔やむ。次回に修正できるか？ということで、たった２．５時間では何もできないに等しい結果に終わる。ま、時間かけてゆっくりいこう。と。そして法事。滞りなく。その後、盛岡市の某保育園に出没。お泊り会の夕食カレー（甘口）をご馳走になる。５歳児が切ったジャガイモは大きい。すごく腹持ちがいい。若い保育士さんに「センセ」と呼ばれるとドキッとする。そんなに立派な人ではないですよ～（涙）。そして親族でちゃんとお夕食。今ごろ祖母はあの世で何をしているだろうか。なんてなことをひっそり考えたりした。

  2008年07月05日

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  誰かがろくろを回してる

  休み。ゆっくり目覚める。それ以上に深く眠れた。あぁ～（アクビ）。午前中黒工房に行く。新しくろくろを回す。傍から見ると「勢いがあった」みたい。自分ではそういうつもりもなかったけど、そのせいか、粘土のロスが多い。勢いというよりははやる気持ちを抑えられなかったのかな？それでもまあ自分なりに納得いく形ができた。もっと大きく作れたらいいなぁとひそかに思う。この辺り、結構大きな壁があると自分なりに感じるところあり。あはは。ちなみに先生は今日は北の町に出張。保育所にも行ったらしい。すげ～。Ｋさんが今日は来ていた。なんだかんだでずいぶん久しぶりな気がする。冬以来？いろいろお話など。午後は某所にてくるみ発見。染め物に使えるのう。ということで、採取。手がベタベタする（涙）。たくさん採れたので、わけてやろう。「おいしい？」「まずい」「人がせっかく採ってやったのに」「誰も採ってくれなんて頼んでないだろう」「かわいくない奴だな」「誰が作ったんだコノヤロー」「…………(｀´メ)」あかね空さんちのようにはいかないものですね。それにしても、かわいくないのはミテクレだけではなかったとは……。ガクーてえへんだ！楽天フォトの容量がいっぱいになってしまいました。がーん！いまどきたった５０ＭＢだなんて。わかってはいたけど、いつか増えるって信じてたし……。古い写真を削除するのも嫌だし（高校の卒業アルバムが書棚に入らないからって、小中学校の卒アルを捨てたりしないでしょ）。ということで、このゲテの写真が楽天のラスト写真になってしまいました。さて、どうしたものか。とりあえず、フォトの管理について、現在ライブドアの扉を叩いてみたりしています。なるたけ早く写真復旧できるようにしたいです～（涙）

  2008年07月02日

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  作品を取りに行く。

  早く終わるはずの仕事が、その通りにならなかったものの、夕方彦部へ向かう。黒工房に焼きあがった作品を取りに行く。気になってたほかの方の作品も見られて満足。というか、それが主目的。いろんな人がいろんなものづくりをしているのを見るのはすごく心地いい。そして、作品展じゃなく、こういう工房で出来上がったばかりの、というシチュエーションがまたすごくいいのだ。貫入の音はまさしく器たちの産声のようで、この場全体に祝福の空気がたちこめる。そして自分の制作にどうやって還元させようかなと想像するのがまた楽しい。ということで、今度は陶灰というやつをかけようかなと。ということで、新作であります。うふ。この子はこの時にできた子。元々は丼状の器だったのだけど、底の方が薄くしてしまい、自重に耐えられず真ん中にぽっかり穴があいてしまったのだ。ということで、いっそのことと、このようにしてみたのだ。かわいいやつです。この他はほとんど実用重視（？）で、歯の生えたコップづくめ。この焼きまではかなりエセ・クラフトマンに徹している（笑）。そして、ここから先の成形がトンデモないことになっている。次回の焼きが楽しみだ！そしてもっと作ろう、時間のある限り！！あはは。夜ブック●フに行く。本を数冊買う。ある目的のためにね。ちなみにターザン山本のサイン本があった！！けど買わなかった。特に要らないから。↑「ある目的」！？公共の交通機関を利用する場合には、読書は重要です。

  2008年06月27日

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  暮らしとアートと粘土とわたし

  今日はお休みだったんだけど、朝から職場に行く。昨日のお仕事やり残しを片付けに。集中して一気に片付けたよ！！と言いたいところだけど、ま、なにかとケアレスミスが相次ぎ結局ダラダラと。それでもボスが「一通りめどがついたから焦らなくても大丈夫」と言ってくれてちょっと安心。ま、ズルズル甘えないようにだけ気をつけよう。ということで一通りやっておくことを片付けたところで、盛岡に向かう。これまたチラシ撒きのお出かけなんだけどね。まずはギャラリー・ラヴィ。ここでは「CANカンコレクション　いい缶じ！」を開催中。月光仮面の「はやて弁当」パッケージが印象的。あとは、昔のマヨネーズが缶に入っていたとか、そういうのも面白かった。ランチはかなり以前に当ブログで紹介したことのある「香醤」。じゃじゃ麺。ちょっと栄養を蓄えておかねば、ね。その後彩園子の「菊池永子展　野焼き～くらし～」。素焼きの猫がいろいろなポーズをとっている。ふつうに可愛らしい作品だ。あとは陶板の作品も凛として素敵だった。どちらの展示も、ベクトルこそ違えど、『暮らし』のにおいのする展示になっていて、それもまた興味深いことではあった。ほかにもいろいろ回りたかったが時間がなくまたあとでということで。帰りは紫波の黒工房に寄る。この間回した器の削りを行なう。依然として精度の低い作業だが、なんとなく“こんな風なモノ作りができたらいいなぁ”という方向にはちゃんと向かっている。そうやって土と戯れる。削った分の粘土で歯とか目とか取っ手とかとげとか牙とか角とかイボとかすべてまかなえた。余った粘土も使って遊んだ。すごく幸せな時間だと思う。そして黒工房は今日が本焼き。窯の中で９００℃近い炎の中で我が子が酸素を求めてあえいでいた（みたい）。そのあえぎが色となり、器となるのである。明後日には窯出しらしい。行けるかな～。我が子のできばえも楽しみだけど、それ以上に人の作品を見るのがすごく楽しみ。釉薬とかすごく参考にしたいと思うし。ということで、今日も某所で“どこかで見たことのある人”を見かけた。誰だろうあの人は。名前が出てこない。あはははは。大人気！『どんど晴れセット』パイロンの盛岡じゃじゃ麺（4食）とぴょんぴょん舎の盛岡冷麺（4食）セットほええ、こういうセットがあるなんて！それにしても『どんど晴れ』ネタをまだ引っ張っていたとは……。

  2008年06月25日

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  粘土ぐるぐる、ケンビうろうろ

  午前中は黒工房に行ってきた。素焼きが終わったものに釉薬がけ。あまり難しいことはしないでワラ灰とイス灰中心にかけてきた。あとはろくろもやっておく。前回中心が取れずに苦しんだが、今日も不安定な土コロシ。ビミョウなブレが一気に大きなブレに。苦しい状況で、自分でもどういう形を作りたいのかも見失いそうになりながら、５ｋｇほどの粘土を器状にしてきた。うーむ、これでいいのか？午後用足しの後ケンビに行く。企画展「美が結ぶ絆」。要するにベルリンの美術館に収蔵されている日本画による展覧会で、室町時代に描かれた作品もあり、照明を落とした展示は美術館というよりも博物館のテイストが強い。池大雅の水墨画がいい味出ていた。はっきりした美意識を感じた。ケンビの展示室の出口にアンケート用紙があった。意味の分からない設問ばかり。どうするつもりなのであろうか？？？？

  2008年06月22日

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  揺れない鑑賞、大揺れの制作

  天気のいい１日。気温も急上昇じゃないですかの？午前中美術館でさくっと打ち合わせの類の後、けやきラウンジ（花巻市東和町）に行く。ここではかみむら京子さんの作品展を開催中。去年ギャラリーＢｕｎで観て以来すごく好きな作家の１人になったかみむらさんの作品が会場中にちりばめられた様は何ともいえない極上の空間だ。ここでも彼女の視点はより草花の生命の形を描き表わすための眼差しであることをひしひし感じる。この感覚がすごく味わい深くて貴重なひとときなのだ。草花を表現した作品は世の中に数多あるが、どうしても今日の写真のような「上から目線」で、つまらないものが多いということをひそかに感じる中、かみむらさんの眼差しというのはますます貴重なものだと思う。こういう眼差しを持ちたいものだと思っているのだけどなかなか思うようにはいかない。嗚呼。その後紫波の黒工房に行く。地震の影響は思ったよりは少なかったようだ。いろいろ奏功していたみたい。私の作品も「歯が少し取れた」とのこと。あの器とあの器じゃなきゃいいなと思いつつ、作品は既に窯の中に。明日から素焼きだという。そして先週作った器の削りを行なう。しかし、湿台の中心がなかなか取れず、器の中心もなかなか取れない。どういうこと！？と戸惑いのうちに湿台１つ破壊！削りでも２つほど底が抜けてしまうし、かなり最悪な作業となった。おそらく私自身の精神の断層がずれてしまったのだと思われる。あぁぁぁ。とりあえずまた歯をつけておく。今度は取れませんように。そしてあたらしくまたろくろを回していこうと思っていたが、すっかり意気消沈。次回以降に。

  2008年06月17日

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  揺れたのにも関わらず

  ということで、今朝は大変な地震に見舞われました。もっち家では書棚に置いてあった写真額が全部倒れたのと、書類が少々ぶちまかったぐらいの被害ともいえないような被害がありました。あとはひたすら「大丈夫？メール」への対応等。電話はつながりにくかったみたい、メールはわりと大丈夫。さて、そんな中今日も盛岡に。まずはギャラリー惣門のででむし夢工房展示即売会。ででむしのオリジナル製品はここ数年一気に洗練されてきた印象がある。つづいてギャラリー彩園子。うちわ展。なかなか笑える涼しい作品がたくさんあってそれは気持ちいい時間だった。そしていったん材木町でチャグ馬鑑賞。今年のチャグ馬は地震と雨に見舞われた史上最悪のチャグ馬になってしまった気がする。そういえば、誰かが『最近のチャグ馬はよく雨が降る』といっていた。気象データに基づく客観的な事実かどうかは分からないが、でもそう感じている人がいるというのは問題だ。６月１５日に戻そうよ～。そしてチャグ馬に先行して大通りを歩いてラヴィに行く。ここでは「橋場あや青のコレクション展」。下川求さんの銅版画に目を奪われる。よく橋場さんがおっしゃる「決定的な線」がそこには描かれていた。この作品を創造した人。見抜いた人がいるということに興奮させられる。そしてラヴィの川口さんに勧められて、滝沢村巣子の岩井沢邸での「カフェてくり」に行ってみる。なかなか上質な時間が織られている印象。そして古本フリマに理性吹っ飛ぶ。だって、火星の庭さんとかが出品しているのだもの。斎藤純さんも出品していたが、プロの古本屋に比べたら要らない本を投売り感は否めなかった。そんなんで財布の中身も省みず数冊獲得。中身はまた後日。あとはロヂコのアートグッズも若干。これまた詳細は後日。夕方はカムオンでグダグダ。ママとどうしょうもないおしゃべり。そしてたまたまカウンタで並んで座ったおねーちゃんのまたまたグダグダなトークに、精神弛緩。たまりませんな～。今日一番至福のひと時。それにしてもチャグ馬見たことないモリオカンなんて初めて見ましたよ。夜は某所でミーティング。あごいたい。チャグチャグ馬コ　4号

  2008年06月14日

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  新種の生物

  ということで、昨日は気仙沼に行ってきたわけで。内陸育ちのもっち＠いわてけん的には折角だから海も見ておこうということで、某浜に出没したのである。海はいいですね。寄せては返す波をみていると、心の澱まで流してくれそうで。そんなことを思いながらぼんやりしていたら、な、なにかいる……！よく見てみる。これは、おそらく地球の生命体ではないものと思われる。おそらく宇宙から来たものだろう。甲羅どころか、４本生えた足もすっかり硬直しており、まったく動かない。目も節穴以下の構造物でおそらく何も見えていない。今後さらに研究がすすんだらまたご報告したいと思う。昨日から明日まで、盛岡のギャラリー惣門でででむし夢工房の即売会。１０：３０～１６：３０まで。お近くの方もちょっと遠くの方も是非行ってみてほしい。一応海の生物説もまだ残っている……？一応人体に害はないと思うけど。

  2008年06月14日

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  アートな旅を南へ

  早く起きる。車で４号線を南に向かう。通勤渋滞には巻き込まれることもなく、水沢から北上川東岸のルートを走る。国道３９号線の小谷木橋は工事中のため片側交互通行。トラスの力強さが印象的。川面も穏やかですごく美しい橋だった。さて、そのまま北上川沿いルートを南下。そして川崎から国道２８４号線を東に向かう。久々に走る。おそらく７～８年ぶり。全く覚えていない。千厩からJR大船渡線が併走。ドラゴンレールの名を持つこの線路と並んで走るこの国道もなかなかなドラゴンロードだ。そしてたどり着いたのは気仙沼市。最初の目的地はリアス・アーク美術館。３００円払って入場。まずは全く観る予定ではなかった「小野寺逢仙書作展」。今日から３日間限定で開催されるこの企画は、気仙沼市在住の書家の方の個展だそうだ。書は見てもさっぱりわからない私なのだが、作品をぱーっと見渡した感じ、このおじいさんはおそらくすごく楽しんで書いているのだろうなと思われた。それ以上のことは何も言えない。続いて常設展。ここが要するに３００円を対価として鑑賞するエリア。まずは「方舟日記」と題された、民俗系展示。あたかも博物館のような展示風景だが、手描きイラストの解説がすごく親近感があって目にやさしい。そんじょそこらのつまらない博物館よりよっぽどすてきである。そして美術作品の常設コーナーも鑑賞。本田健さんの作品とかがあったが、「方舟日記」のインパクトが強すぎた感じ。そして階段を下りたところにある企画展示室に行く。ここでは岩手県出身の作家小林志保子さんの展覧会を開催中。受付で頂戴した図録の巻末に掲載されてた略年譜によると２００２年に彩園子で個展をやっていて、おそらくそれが彼女の作品を観た最初の機会だった。結構衝撃的だった。その後もアート＠つちざわなどで作品を拝見するたびに深く納得させられるとでもいったらいいのか、とにかく心地よい作品がどんどん出てくる人で、今回それらの作品が集まったというのはまたすごく嬉しくなる展覧会だった。図録には作家のコメントも載せられていて、凛とした作風からは読み取りにくい繊細な感情がまた作品を観る視点に奥行きを与えてくれるようであった。あとは「宮城の文化情報誌伊達人」というフリーペーパーを何気なく手にしたら、木伏大助さんの記事が掲載されてた。ラッキー。気仙沼を発ち、本吉側から藤沢を経由して千厩に戻る。第２の目的地は千厩町にある熊谷美術館。ここは熊谷登久平（とくへい）さんの作品が展示されている私設の美術館。２０００年に宮城県美術館で開催された「TOHOKU/TOKYO　1925～1945－東北の画家たち」という展覧会で初めて観たのが印象的で一度訪れたいと思っていたのだ。ところが、なんと訪ねていったら、登久平さんの甥である館長さんがお亡くなりになっていたらしく、辺り一帯お葬式モード。国道４５６号線から美術館にいたるまでの数十メートルの路地の両サイドに花輪がいっぱい並んでいる。本業は何かのお店をやってらっしゃたらしく、盛岡エリアの有名社長さんからの花輪も幾つか見られた。おそらく地元の名士だったのだろう。ということで、かろうじて美術館には入場できたが、築１２０年の土蔵を改装した美術館の中でも香典返しの準備中！ただ、私としましてもそうそう千厩まで足を運べるわけではないので、しっかり鑑賞。特に２階は誰もおらず静かに落ち着いて鑑賞できた。また、場内に設置されていた関連書籍の中に、かつて宮城県美術館で観た「千厩警察署」の絵を見つけられたのも良かった。ということで、今回の旅は無事終了、と思いきや、もっち号は紫波へ向かう。そう、目的地は黒工房。先日回したのを削り、そしてまた新たに回すという陶芸輪廻。ちょっと前までの絶好調状態から比べるとややゆがみがあって、それはそれで安心したりもする。そして思うような形がどんどん生まれていった。先生には「それだけ上手くなったってことですよ」とほめられる。うほ。というか自分ではフィジカルとメンタルだと思ってたことが実は単なるスキルの問題だったとは。おや～。まあ確かに絶好調になる前は絶不調というよりは単なる下手くそだったわけだし。

  2008年06月13日

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  展示替え。

  美術館の展示替え。撤去も展示も１日の中に詰め込まれると、あまり感慨なく、マシーンのように任務に徹するしかなくなるようだ。でも、会場が出来上がっていくにつれ、希望がほんのりと立ち上がる。日中は蒸し暑かったが、作業終了の頃にはすっかり涼しくなっていた。うほほ。さて、るんびにい美術館明日からの展示は……企画展・板垣崇志会期６月１２日（木）～７月１５日（火）　１０：００～１７：００水曜日定休るんびにい美術館　花巻市星が丘１－２１－２９　Tel&Fax ０１９８（２２）５０５７ちなみに板垣さんはこの本の新聞連載時に挿絵を担当されていました。銀輪の覇者（上）銀輪の覇者（下）県地域振興部の浦上課長が「盛岡広域圏で合併して人口５０万人都市を目指すべき」と発言したらしい。どうせ合併して一時的に５０万人になっても、すぐに４５万、４０万……とどんどん人口減になっていくのは目に見えている。総務省から出向中の浦上氏はそこのところどう考えているのだろうか。発展とか成長とかという薄ら甘い戯言にそそのかされて、盛岡市がおかしな方向に走らないことだけひそかに祈っている。盛岡市の歴史

  2008年06月11日

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  気がつけば粘土まみれ

  暑い１日。夏だ。午前中Ｓ寺にて「抜魂式」というのに出てきた。祖母関連である。滞りなく。その後黒工房。木曜日に回したのを削ってきた。回したときはかなり手ごたえが良かったと思っていたのに、数日経って見てみると意外にまっすぐじゃなかったのが若干。あとご愛嬌♪と居直ってゆがんだまんま回したのに意外とまっすぐだったのが１つ。このなんともならなさがまたたまらないわと内心ほくそ笑んでるおっさん（３１歳）が約１名。といいつつ、前回のキモティーな手ごたえの余韻に身を任せ、削っていったところ、なかなかすてきな高台ができて、またまた嬉しくなる。夢を現実に　粘土に夢を乗せて愛の波動砲　ＧＧもっち　き、キモティ～！！あ、どうでもいい脱線をしてしまった……で削った器にはまた歯だの目だのをつけてきた。気がつけばそれだけで３時間半……。うぅ～む。そんでもって懲りずにまた新しくろくろを回す。“こういう風にできたらいいなぁ”と思っていたことが気持ち悪いほどすんなりできてまたまた嬉しかった。が、できた形はあまり色気がなかった。ま、その辺はまたおいおいということで。

  2008年06月08日

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  雨の盛岡にアートを求めて。

  朝から盛岡に行く。まずは公会堂で或る手続き。そのまま県民会館に向かう。エコール・ド・エヌの展覧会のつもりで行ったら、「岩手一先会かな書展」。おや、エコール・ド・エヌはマリオスでやってるみたい。いつも県民会館でやっているので今年もそういうものだと思いろくに確かめもせず行ったのがアダ。まさか、間違えましたとはいえず、かな書展を見ることに。受付の芳名帳は今までに見たどの美術展よりも美しい文字の署名が書き連ねられていて、自分の名前を書くのが辛かった。展覧会は繊細な細い線で書かれたひらがなの美しさが印象的だった。かなって独自なのねと。続いてラヴィに向かう。途中からすごい雨。ちっちゃい銅版画クラブ３＋展。銅版画以外の作品も数多あってすごくにぎやかな雰囲気になっていた。ゴチャゴチャした中にもある種の通奏低音というようなものを感じたし、やっぱり力のある作品からは凛とした光を感じた。川徳でご飯を食べた後向かったのは南昌荘。「器と野草展」。会場に入るといかついおじさま２人の暖かいお出迎え。ややこわい。わびさびの雰囲気の中にちりばめられたこだわりやら遊び心やらがすごく心地いい。その後某所で用足しをし、ヒラキンでスケッチブックとハイブリッドテクニカを買い、マルマンのオーソドックスなスケッチブック。マルマン スケッチブック 図案シリーズ B5 S140バスで盛岡駅まで行き、マリオスに行った。今度こそようやくエコール・ド・エヌ。展覧会はマリオスの会場にほどよく収まり、１つ１つに濃厚な世界を感じられた。心地いい風が吹き抜けたような気にさせられた。そして最後、フォト＆カフェ・ソルナ（稲荷町）に初入店。ここでは遠藤広隆写真展「雪景」が開催中。すごく落ち着いたモノトーンの写真はすごく精神的な世界のように見えた。いくつぐらいの方なのかしら。会場に添えてあった文章を見ると若い人のように思うし、作品を観るとどっしりとした落ち着きのようなものを感じ、年配の方のような印象を受けるのだ。というような不思議な作品だった。会場もすごく落ち着いていていいし。もっと早く来ておくべきだったと悔やむ。

  2008年06月06日

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  粘土に掌を乗せて、頭に刃を乗せて。

  午後黒工房に行く。先日削った器に歯とか取っ手とかをつける。高台付近の削りが薄くなりすぎて、底が抜けてしまった器もあったけど、機転をきかせて、ユニークなオブジェ仕立てにしてしまった。と、意味なく自画自賛。そんなんで調子に乗ってろくろを回してまた新しく器を作る。これまた面白いように形ができて、ウホウホしながら作業を進めた。心技体の充実ともちょっと違う。キモティー！な感覚。それとは別に、１つちょっと自分の中でこしらえたい形があったんだけど、それはちょっと上手くいかず。まだ時間的な猶予はあるし、できなかったらできなかったなりに言い訳を考えればいいしという考え。さて、黒工房の黒崎さんと後川さんが明日から南昌荘で「器と野草展」。会期は６月６日（金）～８日（日）１０：００～１７：００（最終日は～１６：００）入園料は２００円。その後盛岡に行き散髪。「いつもより短くなく」と告げて、あとはなすがまま、ほとんど寝ていた……

  2008年06月05日

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  ベイシーに行く。

  今日は一関に行ってみた。目的はジャズ喫茶ベイシー。昨日紹介したセルフビルドに載っていたのにも背中を押されている。ベイシーはおそらく今年の１月以来の入店である。私が入店するなりそそくさと出て行くスガワラ氏。この間もそういう動きをしていた。なんだろう？今日はまずマイルスの「リラクシン」。それまで客がいなかったせいもあるのか、音はでかいが、リアリティに欠く印象。機械の動作の成果という感じが拭えない。ただ、ドラムのリズムだけはやたら緊張感が伴ったものに聴こえた。【送料無料選択可！】リラクシン / マイルス・デイヴィス続いてキャノンボール・アダレイ＆ザ・ポール・ウィナーズ。（アフィなし）これはキャノンボール・アダレイの出てくる場面がほとんどなく、ゆるい。続いてサラ・ヴォーン。送料・代引手数料が無料！アフター・アワーズ/サラ・ヴォーン【GP送料muryo】ここでのサラ・ヴォーンの歌からだんだん音が生きたものに聴こえてくる。サラ・ヴォーンの歌声はサラ・ヴォーンだけが１人レコードの中から出てきて歌っているような感じに聴こえてきた。そしてわが神コルトレーンの「チムチムチェリー」。（アフィなし）すごく精神的な演奏。マッコイ・タイナーのピアノも積極的ですごく強い音楽になっている。このコルトレーンでベイシーのサウンドはリアリティを超越して一気に精神世界の高みに突入した。続いてドン・エリス・オーケストラ。もはやその単位が「枚」から「トン」になっているベイシーのコレクションで再びドン・エリスを聴く事が出来ようとは！そのこと自体にちょっと感動。「３３２２２１２２２」の強烈な音圧にしびれる。アドレナリン全開。おわぁ～。１つ１つの音が手に取れるように迫ってくる。たまらない。【Aポイント+メール便送料無料】ドン・エリス　Don Ellis / Live At Monterey (輸入盤CD)最後はコルトレーンとエリントン。ドン・エリスという祭りのあとに２人のサウンドはすごくおだやかでていねいにその場の空気を支配した。デューク・エリントン＆ジョン・コルトレーン／デューク・エリントン・アンド・ジョンそれにしても、今日は隣の客がいちいち立って流れているレコードのジャケットを確認する所作がめぐさかった。もっとじっと息を潜めて音の世界に身を沈めればいいのに。とはいえ、他人は他人、自分は自分。ジャズに包まれて珠玉の時間だったです！そういいつつ、今日の読書。軽井沢殺人事件内田康夫「軽井沢殺人事件」。ベイシーで１冊内田本ぐらいでちょうどいい時間になる。で、本編の方はというと、軽井沢の霧のような殺人事件で、推理小説というよりはなにかファンタジーの類でも読んだかのような印象。この中で浅見光彦と信濃のコロンボ竹村警部が初対面しているというのもすごく不思議な邂逅だったのだと思う。聴く鏡ということで、スガワラ氏の著書「聴く鏡」。名著ですぞ。

  2008年06月02日

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  あちこちに出没してみる。

  盛岡に行く。まずは清水町のキンダーホーム。園長先生のありがたいお話など聞かせていただく。お玄関に黒工房っぽい作品があるのに気がつく。退職した職員さんの作品らしい。続いてラヴィ。亀山裕昭さんの個展。力がある作品に気持ちが引き締まる思い。すごく今の精神状態にはいいクスリだ。そんでもって帰路黒工房に寄る。時間もあまりなかったので、削っただけ。歯とかは次回つけることにする。クリエイティブな時間に挟まれた大事な時間のような感覚。全然粘土もいじれてないし、ここからだ。ここから。岩手県の小中学校及び高校で今年の夏から平泉の文化遺産をテーマにした授業を始めるのだそうだ。発想自体は悪くないと思う。しかし、タイミングは最悪だと思う。世界遺産云々関係なくずーっとやっておけばよかったことなのに。中尊寺とかの建物だけではなく景観やら浄土思想やらまで持ち出してしまった割にやってることがすごくお粗末。清衡も怒っている気すらしてきたよ。

  2008年05月28日

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  彩園子～ラヴィ、そして久々黒工房。

  ようやくブログも平常営業……かな？今日は午後から盛岡。まずはギャラリー彩園子の菅木志雄展。かなりいい評判を聞いていたので楽しみにして入場。Ｉの「擬空化」は重厚な雰囲気。ＩＩの「複潜」は重厚さこそないものの、すごく凛としたオーラに圧倒される。どちらの展示もそれぞれ見た瞬間に金縛りに合いそうな感覚に陥る。異質な世界に踏み込むような感覚ともいえるかな。それ以上どういう言葉を紡いでいけばあの感覚を表現できるか思い当たらないけど、お近くの方は是非。途中白龍でじゃじゃ麺を食べていく。修学旅行中と思しき中学生が「チータンタンください」と略さずオーダーしているのはかわいらしい。地元のおっさんは何も言わずに卵を溶いた器を差し出す。白龍のじゃじゃにはだらしなさがつけいる隙がない。んー、満足。一度食べたらクセになる！元祖「白龍」の盛岡じゃじゃ麺白龍(パイロン)オリジナルじゃじゃ麺　6食セットそんでもってラヴィのＸ人展を見に行く。１階のインフォメーションの橋場先生の案内に「格調高いＸ人展に～」というくだり発見。や、やばい。思いっきり品格を落としているかも！！うわ～。会場は搬入時よりも充実した状況になっており、私の陶立体の傍にはＤＡＮさんのミニチュアお料理の写真集が置かれており、まじまじ見てしまった。ご子息の描いたさくらんぼの木の絵があって、そこに目を奪われる。前にも一部だけ、ブログで写真を拝見させていただいたことがあったけど、同じ子かな？すごく線に力があって、いい雰囲気が出ている絵だった。もっと見てみたいものだ。盛岡を離れ、向かうは紫波。黒工房。久々黒工房で先月分が焼きあがったのを回収。辰砂はすごくいい色になっていたが、たれ過ぎなものもかなりな数あってちょっと失敗なものも。炭酸銅はずいぶん焼きあがりにばらつきがあって、面白い。そしてずいぶん久々にろくろを回す。いつ以来だろうか？半ばリハビリっぽく、不恰好な器が出来上がり、その不恰好振りを愛でる。あとは白い土も使ってやってみた。粒子が細かいような感触。削りやすいって誰かが言ってたっけな。とりあえず３つぐらい。会員のＮ子さんが「（工房の看板娘？）Ｒちゃんがもし結婚できたときには、結婚式にはＵさん、Ａさん、Ｎさんで『羞恥心』の物まねやるから～」と言って工房内大爆笑。「もし結婚できたら」ってそんな失礼な（笑）。なんだかんだでかなりな量を作ってしまった。完全に予算オーバー。うぅッ……。おそるべし粘土パワー。羞恥心羞恥心Tシャツこれも羞恥心関連商品でしょうか。羞恥心はどこへ消えた？ま、まだ消えていないはず……（笑）。

  2008年05月14日

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  滋賀ツアー回顧Ｖｏｌ．４　そして旅は終わった

  前回までのあらすじはコチラ。滋賀ツアー回顧Ｖｏｌ．１滋賀ツアー回顧Ｖｏｌ．２滋賀ツアー回顧Ｖｏｌ．３５月８日。連休の余韻も冷めた朝、前の晩に歩いた寿町や伊勢佐木町の街並みをもう一度確かめるように歩きながら、桜木町から電車に乗って東京に向かう。高くまで上がった陽に照らされるドヤ街は、それでも煮しまった色の建物、独特の空気。去年はホームレスを訪ねて、今年はドヤ街を歩いている。老後はどちらに暮らそうか。迷うなぁ～。今日の行き先は東京都現代美術館。地下鉄で最寄の清澄白河駅まで行くにもさまざまな路線があるみたいでその事実にげんなり。美術館では「大岩オスカール～夢みる世界」展と「屋上庭園」展そして常設展を開催中。大岩オスカールの作品は、フロアを進むにつれ、彼の描き出したい世界が伝わってくる感触。そして都市や人間の文明を描く人特有の思考というのは存在するのねとも。「屋上庭園」はいまいちコンセプトが伝わりにくい展示の中、須田悦弘さんの作品だけが静かな存在感が気持ちよかった。「常設展」は上田國昭氏のコレクション中心のフロア。日高理恵子さんの作品に息を飲む。そして岡本太郎「明日への神話」。メキシコのホテルのために制作されるも、ホテルが倒産し行方不明になっていた巨大壁画。５．５×３０ｍの巨大壁画が行方不明になるスケール感、おそるべしメキシコ！悲劇的な風景が描かれているが、さほど苦しさが募るでなし。そして若い作家たちの作品も数多あり、杉戸洋さんやヤノベケンジさんの作品はよかったなぁ～。そして売店で少し自制心を失い、美術館を後にした。それにしても東京都現代美術館のフロアは岩手県立美術館にすごく似た雰囲気がある。たぶん岩手のケンビが東京を模倣したんだろうなと。続いて向かったのが同じく清澄白河エリアの「Ｔａｋａ　Ｉｓｈｉｉ　Ｇａｌｌｅｒｙ」。ここでは畠山直哉「シエル・トンベ」が開催されている。岩手県出身の写真家。今回はパリの地下採石場で撮影した写真を中心に構成したようだ。畠山直哉の作品は、写真なんだけど、写真じゃない何事かとしてすごく響いてくる。すごく珠玉の時間。ギャラリー自体の雰囲気もすごくいいのだろうと想像してみる。なかなかいい時間だった。ということで、まだ時間があったんだけどやまびこでゆっくり岩手に戻る。一関で東北本線に乗り換え。北上乗り換えでもよかったのだけど、待ち時間を嫌っての判断。そもそもはやてで盛岡まで行ってそこから花巻に戻るコースでも時間的には早く着いたかもとも思ったんだけど、まあやまびこの禁煙自由席でのんびりするのも悪くないかなと。独り旅の指定席っていうのは、「不自由席」ともいえる。途中福島のラウンドワンはすごいでかいなと。ああいう建物が地方の景観を壊していくような危惧をおぼえた。秋田とか盛岡のもなかなかでかかったし。ケンビで昔開かれた「畠山直哉」展のカタログ。これはなかなかいい企画だった。畠山直哉的にはこの辺もおさえておきたい。

  2008年05月13日

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  滋賀ツアー回顧Ｖｏｌ．３　横浜入り

  さて、滋賀ツアーの続きである。今までのあらすじはコチラ。滋賀ツアー回顧Ｖｏｌ．１滋賀ツアー回顧Ｖｏｌ．２まっすぐ岩手に帰る一行から離れ、新横浜駅で下車した私は地下鉄で桜木町へ向かう。といっても、今回の待ち合わせ場所はそこからＪＲに乗り換えて、石川町駅。そこでＡＲＴ　ＬＡＢ　ＯＶＡの蔭山さん、スズキさんと合流。まずは今夜の宿にチェックイン。泊まったのは、ヨコハマホステルヴィレッジの「新栄館」１泊３，０００円！ここは寿町といういわゆるドヤ街の一角にあり、盛岡では見ることのできない町並みが広がっている。写真はあまり撮れなかったんだけど、なかなか濃いエリア。宿のお部屋は３畳。まあなんとかまっすぐ横になって寝られる程度のスペース。案外落ち着くものだ。荷物を置いて、蔭山さん、スズキさんと夕暮れの街に出かける。まずは町内某所に住む帽子おじさんこと宮間英次郎さんを訪ねた。が、しかしあいにくの留守。一応近くにあった「ボートピア横浜」（要するに舟券売り場）も探してみたが見当たらず、帽子おじさんとの邂逅は断念。私たちは伊勢佐木町方面へ足を運んだ。伊勢佐木町というのも実は初めて。モリオカンにわかりやすく表現すると、濃厚になったホットライン肴町という感じかしら。ここには「伊勢佐木町ブルース」の歌碑というのがあって、ボタンを押すと青江美奈の歌が流れる装置までついている。川内康範先生のご冥福をお祈りしてワンコーラス♪その後、「ジャック＆ベティ」という映画館を訪ねて、近くのタイ料理のお店で食事。そいえば前夜は台湾だったな。店内の厨房だけでなく戸外から料理が運ばれる不思議なお店。これも盛岡ではなかなか経験できないことかも？？そこであれこれ打ち合わせ。蔭山さん曰く「岩手にはＢ型しかいないの！？」。そうでないことを現地で確かめていただきましょう。食後、その近所にあるタイグッズ？のお店を覗き、黄金町の方に行く。この辺は青線と呼ばれた売春が行なわれていたエリアで、小さな長屋状の建物の２階にある「ちょんの間」と呼ばれた小さいお部屋でコトをいたしていたそうだ。で、私たちはその建物跡を利用して「話し聴き屋」というのをやっている人のところに行った。話聴き屋さんはそういう業態というのにも関わらずグダグダなお話をいろいろ聞かせてくれるたのしい３２歳。そしてなぜかさっき行ったばかりのジャック＆ベティの支配人さん？もいて一緒に飲んでいる状況。フィルムが回っている間は問題ないらしい。お店はたぶんこの並びにあったような気がする。で、このお店の２階（つまりちょんの間）も拝見させていただいたんだけど、なぜか「北上川」の写真集があった。北上川この写真を撮った人は石巻の人らしく、ほとんど河口の写真ということで、川上のモリオカンとしては買ってまでほしいとは思わないでいたんだけど、横浜の小さなお店で出会うそれにはまた違った感慨がありますな。その後青線地帯をうらうら歩く。既に集中摘発の末に営業している店は全くといっていいほどなく、シャッター街と変わらない様相だったが、それでも人間の欲望の闇のようなものが静かに名残惜しく渦巻いているように感じられ、街灯の灯りも心もとなかった。そして蔭山さんたちと別れ、寿町の宿に戻って静かに眠った。そいえば、こういうところも見て歩いたなぁ。もしかしてこの人もオーバ絡み？？

  2008年05月12日

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  旅から帰ってきてみれば。

  またまた本編はお休みします。さて、今回の旅は３泊ということで、帰ってきてからあれこれ始末が大変なことも数多ありまして。まず、今回携帯で撮った写真が約２００枚。さすがＳＯ９０５ｉＣＳ。容量もいっぱいで大助かり。とはいえ、帰ってきてからそれをいちいちマイクロＳＤカードに移すのはなかなかおっくうといえばおっくう。そもそも今年分のブログは今回の旅の写真でまかなえてしまう計算。ううむおそろしい。なのでこういうことをしてお茶を濁しているのである。あとは管理画面の１日のアクセス数の平均がようやく１００の大台に乗った。超人気ブロガーの方から見ればちっぽけな数字かもしれないが、まあそれなりに嬉しいものだ。来てくださる方には感謝なのである。そして、帰ってきたら橋場先生からお手紙。そう、作品展出品のお誘い。あらかじめ知っていたこととはいえ、何をどう作ろうかというのはなかなか悩んでいたところ。今回は以前からやりたいと考えていたことを、今回の旅に着想を得て、今まで積極的にやったことがない手法＋αでまとめてみた。と書くとそれっぽく見えるな。ということで、先ほど描いて、今乾くのを待ちつつブログ更新。午後から搬入なのである。そして、無事に搬入終了。展覧会は下記の通りです。「Ｘ人展　専門外の造形に遊ぶ」５月１２日（月）～１７日（土）１１：００～１８：００ギャラリー　ｌａ　ｖｉｅ　盛岡市菜園２－３－１今回は最終展ということもあって、「専門外」というところに生真面目に対応してみた。今まではすべて専門外扱いしていたんだけど、改めて自分にとっての専門外を模索。生命感のない絵や、キモカワな陶芸、アホな写真以外の何かと考えて、今回は「書」でアプローチ。実際このごろふと考えるのだ。手紙や文書で書く文字と書の文字とどう違うのだろうかと。その答えを独りでなんとな～く模索できればと思うのである。

  2008年05月11日

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  恋人の聖地

  岩手町の「石神の丘美術館」がこのたび「恋人の聖地」に認定された。記事はコチラ。ＮＰＯ地域活性化支援センターが行うプロジェクト内で認定されるものらしい。要するにすてきなデートスポットということみたいですな。おめでとうございますっていっていいものなのかどうなのか。ううむ。個人的には恋人たちには勝手にやっていただいて、それとは別に「変人の聖地」がどこかにないかなと。石神の丘美術館もスタッフが橋場先生に完全に心酔しているという意味では要件を満たしているんですけどね～♪

  2008年05月03日

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  ケンビ～彩園子の３０年展～うわぐすり

  いいお天気！でも岩手山はかすんでよく見えず。残念。岩手県立美術館で開催中の「美術館に行こう！　ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」を観に行く。いつもより明るい感じで清潔感のあるフロアに入ると、ミッフィーなどのキャラクターの絵が展示されていて、早速絵本の世界に飛び込んだ感じがする。絵本といっても、ブルーナは画家というよりデザイナーとしての色がすごく濃いので、こういう場で見るとまた新鮮な驚きがある。中央のフロアでは、ミッフィー以外に彼が手がけてきたデザインの仕事を一通り観られるようになっており、そこで彼はユトレヒトの出身なのだなと知る。そして続くフロアが「作ってみよう」のコーナーになっており、そこは素通りのつもりでいたところ、なんとそこのスタッフがＦさんというまるっきり予期せぬ出来事でかれこれ３～４年ぶりに再会を果たす。といっても先日作品展を拝見させていただいたばかりなのですけどね。ということで、美女からの誘いは断れず、作ってみようコーナーに急きょ参加。「いろがみワーク」と称される、ブルーナの線にいろがみで色を置いていくという作業。最初は縁取り線に合わせていろがみを切っていたが、だんだん耐えられなくなるＢ型のサガ（また血液型のせいにしている……）、最後に上から元の線を印刷した透明なフィルムを重ねるとブルーナの造形に類似した体験ができるということで、だんだん縁取り線無視のいろがみワークが始まり、最終的に上からフィルムを重ねたら少しアーミーな感じの「うたこさん」が出来上がった。うぅむ。それにしても以前と違う人生を歩んでいる方と再会するというのは、すごく精神衛生上良い体験だと思う。すごく心地よい風が吹きぬけた感じ。そして企画展最後のフロアにはケンビのコレクションが並んでいて、ミッフィーのコメントキャプションが添えてあった。こういうことってすごく大事な気がする。せっかくのコレクションをどんどん１階の企画と連動させてほしい。ということで、ケンビにしては意外に良かったんじゃないですか。という今回の企画展は５月１８日まで。会期が短いのが勿体ない！ま、是非足をお運び下さい。続いて市内。「ギャラリー彩園子の３０年展」を観におでって～彩園子とあるく。おでってでは彩園子とゆかりのある作家１２名による展示。会場せましというか、フロアのキャパを考えていないんじゃないかというほどに大きく並んだ作品に圧倒される。濃い。続いて彩園子。過去の記事や写真、ＤＭなどが展示されている。懐かしい名前もあったりして感慨も。いろいろ思うことは数多あるが、この営みを長く続けてきた村井さんのご尽力にはただひたすら感謝するのである。そして最後黒工房で釉薬がけ。今日は炭酸銅と辰砂。さてどうなることか。焼き上がりが今からたのしみであ～る。

  2008年05月01日

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  Ｂ型人間仙台上陸。

  今日は仙台に行って或る映画を見てきました。先ほど戻ったところであります。詳しくはまた後日。では。ＺＺＺＺＺＺ……

  2008年04月27日

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  削ってはみたものの。

  泊まり明けで黒工房に行く。先週ひいた器を削ってきた。湿台にのった器は未だかつてないほどすんなり中心が取れて、削れたカタチにもいびつさは全くなかった。いままでは、“どうせどこまでもひたすらいびつだから”と言い訳してちゃんと向かい合ってこなかったことが、今日はホントすんなりできている。うほほ。しかし、その後いつものように歯とかをつけてはみたものの、コチラが全くパッとしない。何だか別の誰かが、もっち＠いわてけんという奴の制作をパクっているんじゃないかというぐらいパッとしなかった。１つの形を生み出す。その過程に、スキルだったりメンタルだったりそういう諸々をバランスよく散らしながらと思うんだけど、実際はそういう風には行かないものだ。来月はまたまた少し忙しくなりそうだし。この先どうなっていくことだか……。せめて、いい制作ができるようにと祈りを重ねていこうと思う。楽々カンタン陶芸

  2008年04月24日

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  クラムボンとか。

  午前中は、るんびにい美術館の企画展で作家によるギャラリートークがあって、いろいろしに行ってきた。トークというか、おしゃべりというかはわりとあっさり終了。長丁場のおしゃべりは本人にもきついみたい。でもサービス精神はフルスイングだった。午後盛岡へ。クラムボンで開かれている飯坂真紀さんの「家々それは違います」。やわらかい水彩の感触がとても穏やかな画面を生み出した作品群に感嘆。実在する風景が幻想的に迫ってくるような感覚。すごく上質な時間がそこにあった。あとは彩園子にも行く。今は常設展。彩園子３０周年のポスターが圧倒的だった。昔やったすごく痛快な展覧会の名前を見つけて、小さい嬉しさがあった。

  2008年04月19日

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  脳細胞もや～ん状態に於ける制作についての考察

  泊まり明け。眠い。前日の地震半端寝とのダブルパンチで、脳細胞に光化学スモッグがかかった状態。もやもや～ん。午前中は美術館に電気関係のメンテナンスが入り、立ち合い。ううむ、小学校の理科では到底習わなかった次元の話になっておるぞ……。もや～ん。午後はひさしぶりに黒工房に車走らす。ということで、久々粘土＋ろくろ。久々だったので最初は思った通りにならないが、だんだん手が感覚を取り戻していく。そうそう……。気がつくと、ずいぶん良い調子。あっという間に真ん中が取れて、ゆがみなく形がすっと出来上がっていく。自画自賛。もや～ん状態のおかげで？雑念が入らず、結果制作に良い影響を与えているのかしらん。などと分析。あはは。いつもだったら４～５時間格闘するはずなのに、相当量の粘土を２時間半ぐらいですべてカタチにしてしまった。とはいえ、もや～ん状態のせいなのか、じぶんでもナニを作ったらいいのか全く考えておらず、ただ手と粘土に任せてあてもなくグダグダ器を作っただけだったりして？？この辺のさじ加減が私にとってのモノつくりの面白さというか……。とりあえず、帰宅して勢いに任せて一眠り。今目覚めてブログ更新。まだ、半もやぐらいかしらん。

  2008年04月18日

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  ある作家を訪ねる

  今日は美術館スタッフのＩさんと、市内の某所に或る作家を訪ねた。すごくのどかで清らかな空気が流れるその場所は、宝の山のような、無尽蔵の引き出しのような、なかなかディープな世界があった。作家さんのお話もいろいろ聞かせていただいて、すごくいい時間だった。帰ってボスに作品を見せたら大喜びしていた。あの方がそんな風に喜ぶのをはじめて見たかも。地球は１つの球だけど、世界は幾層にも分かれているような気がする。平面的にしか考えない人たちが、その境をめぐってバチバチしてきたのが、歴史の教科書に載っている戦争というやつなのだろうと思った。たしかに、私たちが足を乗っけている地べたは１枚ものだけど、世界は何層にもめぐらされていて、それぞれの面にそれぞれの人がいるのだ。お互いの世界が優しく重なり合えば、今よりもう少し平和な世の中になるのではないかと、明がらすのことは忘れて、ぼんやり思った帰路だった。

  2008年04月16日

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  ヨコハマメリー

  ということで、たったいま観終えたのがコチラ。ヨコハマメリー(DVD) ◆20%OFF！「ヨコハマメリー」という映画でございます。横浜の街角にひっそりと立っていた白塗りの老婆は、かつての娼婦だった。というお話。じんわりするドキュメンタリーだった。清濁併せ呑むというのはこういうことなのだなぁとしみじみ。そういう意味ではラストシーンもまた感じ入ることが多かったです。日本中のいたるところで、右上がりの経済に任せて切り捨てられてきた歴史があって、ハマのメリーさんもその１コマだったりするように思いました。見失い、忘れ去り、切り捨ててきたことを１つでも何らかの形で留めておかなくてはと、何ができるわけでもないのに思ったのでした。

  2008年04月11日

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  待ち人来ず？？

  先日或る映画がついにＤＶＤになっていたので、楽天で注文したのだけど、その後全然音沙汰がない。うーむ。どうした？天下の楽天ブックス！？そしたら、北上のアメリカンワールドで発見！！さすがマニアックなものは何でも揃っているなぁ。うーんうーん、どうしよう……。でもとりあえず待つことにした。花巻のエムズビデオ（レンタル）も一応探してみたけど、まだ無いようだった。残念。ま、待ちますよということで。そして、映画絡みではもう１つ。ヘンリー・ダーガーが映画になった。去年のダーガー展（原美術館）でも予告はされていたけど。まだはっきりした日程が決まっていないが、この辺だと、秋田、青森、宮城で公開される予定らしい。岩手でもやろうよ～。★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜ということで、その後……ヘンリー・ダーガーの映画「非現実の王国で」は、４月２６日から仙台で公開されるようです。早速諸々の予定をチェック！！そして、例のＤＶＤは在庫切れというメールが届いておりました……。ぐあぁぁッ！そのうち北上で買って観たいと思いますです。ということで、北上市民の皆様、そのＤＶＤは私が買うので手をつけないようにお願いいたしますです……。

  2008年04月10日

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  嫁いでいくみたいに

  先日回収してきた陶芸作品を見たある方に、「これを譲ってほしい」と言われた。唐突なことで、その方も非常に目の肥えた方なので、断り方もわからないままにお譲りすることになった。この子。コップを作りたかったのに、そこまでの大きさにできずに四苦八苦していたころの作品。お猪口ぐらいの大きさです。でも、あんまりガバ～ッとだらしなく広がるのではなく、いい感じで上に持って行けて非常に好きな形になり、さらに、こういう感じに生き物仕立てにできたのも、自分なりに満足。なるほど、ほしいといわれるのも分かる気がする。ほかの子はそこまでほしいとは自分でも思わないし。ろくろに振り回されているから、それでもそれなりにうまくいったんじゃないかと思えたときの小さな喜びを逃さずに自分のカタチにできたこの子を手放すのは、おそらく手塩にかけて育てた娘が嫁ぐようなものだよなぁと独りでしみじみ……。そういう囚われってもしかしたら、作り手としての自分には不要な感傷なのかもしれないけど。でもそういう風に思ったのだ。ということで、私の手元には２人の野口が。これでは嫁ぐというよりは、昭和初期の農村（口減らし）みたいなものか？うむむむむ。

  2008年04月07日

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  春の花巻アートめぐり＋α

  天気のいい１日。まずはギャラリーＢｕｎ。ここでは「日下信介作品展」が開催されている。長年風景画を描いてきて、最近になって抽象に目覚めたらしい。少し照明を落としたギャラリーに約１０点の作品が並んでいた。具体的に何が描かれているのかは分からないが、それはおそらくすごく自然物に近い肌触りを表現したいのだろうかと思われた。画面に置かれた色に、ことさらに意図的なにおいはなく、運命の糸に導かれながら画面が構築されていったんだなと思うのだった。続いて湯本美術館の「みはらあきら遺作展」。一言で表現するのは難しいけれど、強いて言うなら橋場先生に近いなと。いろいろな雑多な思考をそぎ落としていった人間だけがたどり着ける表現の境地みたいなものがあるのではと思ったのだ。そいえば、今日は橋場先生妖精説が聞かれていたな。相変わらず人間扱いしてもらえていないなぁ……。さて、その後黒工房。焼きあがった作品の回収と、前回回した作品の削り＆歯付け。貫入の音がほのかに鳴る工房で受け取った自作は予想以上に縮んでいた印象がある。んー、こんなだったっけ？？ま、収縮のあたりはまだ経験を重ねていく必要があるだろうな～。そして、削りはそんなに大量ではなかったのだけど、１つ１つが大きかったので若干難儀。でもようやくずーっと前から自分が粘土でしたいと思ってやってきたことと、今やってるろくろとが少しずつ重なってきた感じがする。これは自分の精神の可塑性に対する挑戦でもある。なんていうと少し大げさかしら。そんなんで、早く釉薬かけて焼いてしまいたいとそっと思った。

  2008年04月04日

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  もろもろもろもろ

  諸々所用のため盛岡に行く。その前に黒工房。本焼きに向けて釉薬がけ。今回はいす灰とチタン。ややブレンド……どうなることか。４月初めの焼き上がり予定。おたのしみに。そいえば、こんなアルバムが出ていたっけな。【送料無料】　【ポイント3倍 3/31am9:59迄】LIVE　WITH　the　CORNERSTONES’07 / 佐藤竹善【最大ポイント3倍!!】CORNERSTONES DOMESTIC MIX at the lounge/佐藤竹善［CD］【最大ポイント3倍!!】CORNERSTONES INTERNATIONAL MIX on the floor/佐藤竹善［CD］上のはライヴ盤。いきなり１曲目から「ヴェンチュラ　ハイウェイ」というのがたまらなく良い。♪トゥルルルルットゥルルルル・・トゥルルルルットゥルルルル×２♪いや～竹善屋、おぬしもワルよのう……。もうそれだけで言うことなしです。今から３４年前のヴェンチュラ・ハイウェイ。こっちの方が音がきれいだかも。ってか、今日はマルカンのポイントカードを持っていなかったので買いませんでした～。下の２枚（リミックス盤）はまだ視聴してないけど、様子見て。検討しますです。というか、久々に盛岡のエムズレコードに入店したら、あれもこれもと気になってしまっただす……。うぅ。

  2008年03月29日

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  Ｂｕｎ。そして。

  仕事を片付けるのに手間取る。うぅ。ここ数日突然に忙しいモードに追い立てられたりしていた。何だろう。でも先送りという名のひと段落。ということで、アフターファイブは車をギャラリーＢｕｎに走らせる。前にも行った高橋克匡さんの個展。清算など。久しぶりに対面した作品群。力強さをぐっと湛えた雰囲気は変わらなかった。それでいて、作品一つひとつが光って見えたのは照明の所為だけではないだろう。いい場が醸成されてたんだなぁという印象。追い求めるものがある人生は、それというだけですごく良いと思う。人のそれをみて、なおさらそう思いつつ、自分自身を省みてため息だったり。橋場あやさんからお手紙。個展のご案内。★橋場あや油彩’８９～’０８―「子どもの街」から「少年のあした」へ―４月２日（水）～６日（日）　１０：００～１８：００（最終日～１７：００）盛岡市民文化ホール（マリオス）展示ホール★橋場あや油彩小品展４月２日（水）～６日（日）　１１：００～１８：００（最終日～１７：００）ギャラリー・ラヴィこのク○忙しい時期に盛岡で個展×２という得体の知れなさ！おぉ、恐るべし……。今日盛岡でこれだけのことをやれるのは、橋場さんとはまちひろさんだけだろう。２人とも「は」から始まる名前だし。そいえば、もうちょっと以前に橋場氏から頂いたお手紙に「明日美術館に行きますから～」というくだりがあって、特にそれ以外何の日付も書いていないし、明日っていつだよ……！？とマジで思っているうちに、すれちがいのまま「明日」なる日は過ぎていったということがあった。結構意外に天然なのか、或いはものすごく支配力があるか、どっちかなのだろう、もしくはどっちもか……。

  2008年03月28日

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  削り削られ

  泊まり明け。午後黒工房に行って、前回回した器を削ってきた。結構な数があった。ううむ。作りすぎ……。しかも削ってたら底が抜けたりするし。いや～。そもそも、最初に形ができた時点でいい具合にななめってたものを湿台に乗せて中心を取るという作業が難儀。しかしそこはＢ型の底力。眼には眼を、ゆがみにはゆがみを！？えぇーい、ナントカ高台は作ってみたりしたぞ～。サックスのリード（竹べらみたいなの）は、繊維がまっすぐで、左右対称なものをマウスピースの真ん中に固定という教えがあるが、当時の私はケチって、曲がったリードを曲げて固定することで、音色の乱れを抑える術をマスター？していた。ということがなぜか思い出された。あんまりぎりっとやらなくても、そこそこはできる！威張ることじゃないけどさ。で、現在前々回までに作ったものの素焼き中。週末釉薬がけ。

  2008年03月26日

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  さくらホールのコンサート。

  北上のさくらホールに行ってきた。「５色燦爛」というコンサート。これはガヤグムという韓国の伝統楽器による演奏やガヤグムと三味線やチェロなどの楽器とのアンサンブルによる構成だった。舞台に上がったのは皆さん韓国人やアメリカ？人。サウンドも多国籍な感じでいい緊張感があった。ガヤグムは日本のお琴を一回り小さくしたような楽器で、お琴よりは硬い音色だけど、グリッサンドみたいな動きをガツガツ入れてくるわ、ハープのように♪デラデラデラデラリンという上昇だとかわりと小回りが利く。だけど、超絶技巧というほどのことはない。こういう機会を通して世間を知るのだなと、ふと思ったりした。帰りに北上のＭａｒｓに寄って風呂浴びる。汗流す。

  2008年03月23日

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  泥んこ暴走

  天気のいい１日。あまりの天気のよさに、午前中は洗濯。そしてタイヤ交換。午後は黒工房に行った。４時間ぐらいひたすらろくろを回してきた。Ｏさんにコツを教わって、だいぶ自分の狙った形にはなってきた気がする。満足満足。しかし一方で、器がまっすぐにならない。ゆがんでいるのとも若干違って、“きれいにななめってる！”という感じ。んー、どうしたらこういう風になるのかしら？＆どうやって削ろうかしら……？？負けるもんかー！と気合入れて回すとさらに斜度アップ！途方に暮れてまた回すとなぜかすんなりまっすぐになったりして。わからないものですな。ということで、また後から歯とかくっつけてごまかします。あとは、勧められて少し大きめの器もつくってみた。これまたきれいに斜め。今回は数を多くこなした（３．５ｋｇ）ので、削ったり何だりが大変だ。来週中に計画的に行なおう。あとは前回までの分が釉薬がけを控えている状態。これも計画的に。夜は書店で芸術新潮と美術手帖をダブルで購入。気になる記事があったので。「芸術新潮」購読期間1年美術手帖 2008年 04月号 ［雑誌］

  2008年03月22日

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