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2005年04月23日
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テーマ:お勧めの本(7277)
カテゴリ:読書の楽しみ
「宇宙飛行士の夫」こと向井万起男氏が
読書日記で紹介していたので、
「凍える牙」に続き「花散る頃の殺人」を読んでみました。凍える牙 ( 著者: 乃南アサ | 出版社: 新潮社 ) 花散る頃の殺人 女刑事音道貴子 ( 著者: 乃南アサ | 出版社: 新潮社 )


1996年に直木賞を受賞した、超ベストセラー、「凍える牙」の主役のひとり、
音道貴子巡査が主役の短編集です。

6本の短編のいずれも、小気味良いテンポと、音道巡査の魅力とで
あっという間に読み通してしまえる一冊です。
文庫版は、特別巻末付録として
「作者乃南アサと滝沢刑事の架空対談」が収録されてます。
まずこの対談を楽しみ、本編を読み、最後にまたこの対談を読む。 
まるで映画のメイキングを観るように楽しい「架空対談」でした。

ただし、読み終えて向井万起男氏が「音道巡査の長編を読みたい」と
書いていたのに賛成。 短編は小気味良く読み通せるのですが、
「凍える牙」のように、捜査本部が設けられる大事件を長い日数をかけて
追い続ける設定の方が、音道巡査の等身大の魅力
~彼女の弱さ、悩み、警察という男社会での葛藤~といった部分が
際立ってきて、それが読み応えに通じているのだと思います。

音道巡査が登場する著作には「未練 女刑事音道貴子」があります。
これも短編集なのですが、次はこれ、と決めています。

ところで、短編小説なら何がお好きですか?
ワタシが平伏してやまない一冊は
「ノックの音が」(星新一・著)
です。
短編の全てが「ノックの音がした」で始まり、
ひねりの効いたストーリーがその室内で完結するという、
おそるべき短編集です。


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最終更新日  2005年04月23日 21時10分04秒
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