Ｍａｙｕとあなたと。

最近思うのですが。

去年の今頃は、そうだなぁ・・・治療の最中で、それでもあと２回くらいで抗がん剤は終了という頃でした。

で、６月下旬に無事１２回の抗がん剤終了。
なんともいえない達成感がありました。
スタンプカード全部埋まったー！みたいな、次元は違いますが、そんな「こなした」感がありました。

でも、何だかまだ解放されていない不思議な気分。
「まだ、これで終わりじゃない。全然終わりじゃない。」なんて、ヒシヒシ感じました。

その頃から始めてた「本を書く」作業も、自分自身の言いたいこと、思っていること感じたことなど頭の整理をする上でとても役立ちました。
自分自身のことなんですが、もう１人別の自分が私を眺めてて、「それどうなの？その考え方！」みたいな、何か気づいたりするきっかけになったりー。
いい方向へシフトしていくためにはとても有効でした、文章化するっていうこと。
それは、このサイトを始めた時もそう思いました。

でも、そういうのが明確に文章になっているのを自分で読んで、改めて感じる不安とか恐怖みたいなものも同時に沸いた部分があり。。。複雑ですよねー＾＾；

そんなこんなで今はもう５月も終わり、あと４ヶ月たてば術後丸２年ってことになります。
去年の今頃は、寝ても覚めても再発のこととか転移のこととかばっかり考えていましたし、治療が終わってしまうことへの不安もつきまといました。
単にサクサクと治療の回数をこなしていくっていう意味での「（工程を）乗り越える」と、「（精神的に病気そのものを）乗り越える」っていうことの違いっていうものがあるんだと思う。

で、今はそれができているのかというと、まだまだな部分はもちろんあるとしても、なかなか最近は悩む対象や考えコトの中身に変化が出てきて、確実に病気が頭の中を占める割合は減った気がします。

減った・・・というか、定位置で落ち着いちゃった、みたいな（笑）
これ以上、増えもしなければ減りもしないというか。
今後、何か変化でもあればまた割合は増えるんですけどね・・・

「これ以上考えても、どうしようもない」っていう線引きというか、潔さみたいなものが本当に出てきたのでは？と感じているこの頃。

ちょっと真面目な内容ですね・・・（笑）