2011年大晦日
とうとう今年も終わり、明日は新年だから全て新たな気持ちで迎えられたらいいな。さっきからお正月の準備を始めた。といっても簡単な煮物を作ったり、お掃除をいつもより少し丁寧にするくらい、明朝も今までのように平和な朝が迎えられるよう、そして家族皆がまた一年無事でいられますよう願いながら。昨夜TVで、3月の大津波の時たくさんの避難された方々がカメラに収めていた津波が襲いかかる映像を見た。何度見てもどうしようもない絶望感で、何故?何故?と人生の不条理、自然の驚異を映像といえども目の当たりにして愕然とする。生死を分けたのは、一瞬の気の迷いや、家族を心配しての行動だったり、その時の判断が間違いだったと後になってわかる。でもそれがその方々の運命だったと思わずに、残された家族がどうしてこの先生きてゆけるだろう...人はいつか亡くなる。今日生きている私たちは今の時間を大切にして、この世を離れるときに、良い人生だったと、心残りはないと、心からそう思えたら幸せだ。テレビの映像の中の幼い子を見て、これからたくさん楽しいことがあっただろうに..若い夫婦を見て、二人でもっといろんなところ旅したりできたんだろうに..そんなことを思うと残された家族の無念さが伝わってきてやりきれない...このブログを訪問してくださる皆さんにとって、来年もより良い年でありますように、心からお祈りしています。私にとって今年は大変な年でした。でも家族全員が元気で今日を迎えられました。ほんとに良かったと思います。また来年も宜しくお願いいたします。