遊行期(ゆぎょうき)
桐島洋子と麦茶と煎餅と(きりしまようことむぎちゃとせんべいと)何となく本棚の本を見ていたら「刻(とき)のしずく」桐島洋子著あれっこれ読んでいない!ヒンズー教では人生を四つのステージに分けて暮らすという勉学や就業に励む「学生期」職業を持ち家庭を営む「家住期」その務めも果たし自然に向き合って自分自身の人生を静かに見つめる「林住期」そして家を捨て死に場所を求める放浪と祈りの余生「遊行期」洋子さんは林住期の真っただ中で書いた本であるこの本を買った時私も林住期の真っただ中だったのだどうして読まなかったのだろう~~私はもうすでに「遊行期」に入ってしまった!久し振りに買った煎餅を齧りながらテンポの良い歯切れのよい洋子節に魅せられてゆく~~