本日も怒笑日和。

今日は朝の1時間目から小学校の参観でした。

　　　　　1時間目に授業参観があり、その後講演会があり、学級懇談があり、

　　　　　という1日計画なのですが、仕事を持っているお母さんたちは総じて皆、

　　　　　朝参観に顔を出して仕事に行く、しかなく毎年このスケジュールは賛否両論。

　　　　　私も授業参観だけしてきました。

授業は『総合（的学習）』で　　←　長野県onlyかも

内容は、今年アラレのクラスで取り扱っている『温泉』の後半、

足湯をつくろう

でした。

この町は温泉町で、アラレの通う学校にも温泉が来ています。

毎年どこか1クラスは、温泉についての授業をやり、

実は去年、次男のクラスでも同じことをやりました。

アラレ達はここまでいろんな温泉に関する調査をしたり実験をしたり、

温泉卵を作って見たり、と色々やってきたようですが、いよいよ学校に足湯を作ろう

と言う事で先週市内にある数か所の足湯見学に行き、

自分たちはどうやって足湯を作ろうかという計画を進める授業でした。

「足湯作りに必要なもの、考えておかなければならないものを挙げてみよう」

という今日の課題に

「椅子があった方がいいと思います。

　○○足湯にあったのは４０ｃｍ位の高さでした」　　とか

「屋根があった方が日差しがさえぎられていいと思います。

　△△足湯にあったのは藁のような屋根で暗くならなくて気持ちがよさそうだけれど

　でも雨の時はどうしているのか心配です」　　とか

「足湯を作った後、掃除をどうするか決めておく必要があると思います。

　○○足湯は綺麗だったけど、△△足湯はすみに苔が生えていました」　とか

「排水の問題をきちんと考えないといけないと思います。

　排水口を作っておかないと、こぼす時大変です。

　△△足湯の排水の方法は僕たちにもできると思います」　とか

他にも色々立派な意見が・・・

5年生ともなると、さすがにきちんと見学もしているし、意見も持っているんだなぁ

と感心させられました。

先生が

「もう全部出たかな？他に何かある人いるか～？」

と聞くと、アラレが挙手。

アラレ　「え～っと、『ご利用のお願い』を作った方がいいと思います」

先生　　「ん？　ご利用の何？」

アラレ　「『ご利用のお願い』です。どちらにもありました」

先生　　「どんな事が書いてあったか覚えてる？」

アラレ　「たばこを吸わないでください、とか　飲食、飲酒はできません、とか」

　　　　　　　　　な、なんでそこ？？？

　　　　　　　　　教室が一瞬不思議な空気につつまれた後、

　　　　　　　　　「わ～、先生困るじゃん～、タバコだめだって～」

　　　　　　　　　などと爆笑の渦。

先生　　「さすが○○さん、目の付けどころが違うねぇ。

　　　　　　実は先生、気になる人がいるかも、と思って写真をとっときました」

　　　　　　　　　　「先生、自分がヤバいから隠してたんだろ～」

　　　　　　　　　　などと男の子たちは大盛り上がり。

先生　　「もしかしたら、お父さんやお母さんを招待すると

　　　　　　気持ちがいいから一杯やりたくなっちゃうかもしれないし

　　　　　　　　　　　　　　　　　～　爆笑　～

　　　　　　　って言うのは冗談だけど、

　　　　　　　利用時間とかルールはきちんと作っておいた方がいいかもな」

相変わらずなアラレだ・・・

　　　　　　　温泉＝ビール　という両親の生態が頭から離れず

　　　　　　　ご利用のお願いが気になったのか・・・？？ 

と思いつつ、

楽しく子供の意見を取り上げてくれる先生で良かったなぁ～

と感謝しながら退散してきた今日の授業参観でした。