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がじゅまる希凛らんど

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おじぎ
せっかく来て頂いたのに ごめんなさい。開店休業中で、滅多に更新しませ~ん。

2011年02月01日
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1月31日は 夫の命日。

この日を思い出すとき いつも自問自答を繰り返す・・・

 

あの時、夫の名前を呼んでいたら 息を吹き返したのだろうか・・・

 

あの時、手を握って 

 

 「逝かないで・・・」

 

と 語りかけていたら 

 

夫は もう少し ここに留まってくれたんじゃないだろうか・・・

 

 夫は、もう随分長いこと お人形さんのように、何の反応もしなくなっていて、

旅立つ一週間以上前から、

脳圧のせいで、目が出てきて まぶたを閉じられなくなっていた。

 

だから、

 

夫は いつもと全く変わらない状態のまま、

 

ただ 計器の心電図や血中酸素(spo2)や血圧の 

値 だけが

どんどん下がって、

夫の最期を告げた

 

 

私は ベッドからちょっと離れたところで、

心臓マッサージされている夫と計器を

 

ぼんやり見ている だけ だった。

 

名前を呼びかけることも、「逝かないで」と引き止めることも、手も握らず

 

離れたところに立って、

 

ずっと  

 

ただ 

 

見つめていた だけ

 

 だった。

 

 

全く 現実身が無かったから・・・

 

だって、計器の値が0になっただけで、

他は いつもと何ひとつ変わらないんだもの。

 

 

だから、涙の一粒も出なかった。

        お芝居にしか見えなかった・・・・・

 

 

でも、

 

あの時もしも、ドラマのように

 

手を握り

 

名前を何度も呼んで

 

「逝かないで!」 と

 

泣き叫んでいたら・・・

 

 

あの人は、もう少し頑張ってくれたのかなぁ・・・・・

 

今更考えても仕方のないことなのに、9年経っても つい考えてしまうのです。

 

 

 

 






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最終更新日  2011年02月02日 02時46分09秒
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