二つの「百億の昼と千億の夜」
光瀬龍の傑作小説(私見だが)と、萩尾望都が劇画化したもの。 今回、人に貸すことになり、家中捜索したが、見つからない。 どうせ読み返すつもりだったので、Amazoneにて購入。新装丁も悪くない。 二人の友人に貸し出し後、改めて両方とも読み返してみたが、面白いなあ~。 学生時代(もしかしたら高校時代?)に読んだ時よりも、面白く感じるぞ。 もちろん小説から先に読んだのだが、萩尾氏の劇画版も、非常によく原作のテイスト を表現しており、独立した劇画としても優れた作品だと思う。 ただ、新装丁の小説版も萩尾氏の劇画イメージの表紙で、ちょっと内容を誤解されないか と心配でもある。 ちなみに、この2冊がうちに戻ってきたその夜。他の探し物をしていて、当時の劇画版 は無事発見された。(小説版は未だ捜索中) もちろん、友人の評価も上々で我が事のように嬉しい。 決して押しつけにはならないようにするのは当然として、自分が感銘を受けた作品を 紹介したり、されたりするのは、私の場合、昔から普通であり、また、友人に薦められた おかげで巡り会えた名作も少なくない。 book_mituse_hyakuokuno posted by (C)kirk1701