【あ。これ、おいしい!】お取り寄せグルメ&レシピ

2005/07/07(木)18:01

【BOOK BATON】私と本の甘美な共同生活♪ ~ orajiro。さんより

すてきな本や映画の話(9)

ミュージカルバトンのご親戚企画?(^^; orajiro。さんから受け取りました。 こっちもかなり、回っているようですね~ ではさっそく♪  ● 持っている本の冊数  Macスペースの上に作りつけた本棚に100冊以上、  そのほかに生活スペースに転がっている本、150冊程度、  可動式書架の書庫に放り込んである本、無数。  父も私も本を買ったら絶対捨てない人なので、  わが家には4000冊以上の本があると思います。      わが家の心臓部・書庫。人がやっと通れる通路を残して、  天井までの書棚と可動式書架7台が鎮座している、本だけのための収納庫です。    芸能人だと「服のために部屋をつくる」のは当たり前だけど、  うちは、本を収納するだけのための部屋を作っちゃいました。  そこももういっぱいです(^^;    ● 今読みかけの本or読もうと思っている本  「蟲師」を読了、読みかけはなし。  読み始めたら一気に読まないと気が済まないので、  基本的に読みかけの本というのはないです。  次は「半島を出よ」の予定。 蟲師(1~6・続刊中)漆原友紀 久々の民俗学ホラーの傑作。人と人でないものの中間にいる「蟲」を払う「蟲師」ギンコが、古い時代の日本の村で起こる奇怪な事件を解決していきます。その1つ1つのエピソードが、ホラーというより、ファンタジー。悲しい話も含めて、人間的にあたたかいのが印象的です。今秋アニメ化だそうですが、放送枠によっては期待ですね♪ 半島を出よ(上)(下)村上春樹 北朝鮮のコマンド9人が開幕戦の福岡ドームを武力占拠し、2時間後、複葉輸送機で484人の特殊部隊が来襲、市中心部を制圧した。彼らは北朝鮮の「反乱軍」を名乗った。さらなるテロの危険に日本政府は福岡を封鎖する。逮捕、拷問、粛清、白昼の銃撃戦、被占領者の苦悩と危険な恋。北朝鮮の後続部隊12万人が博多港に接近するなか、ある若者たちが決死の抵抗を開始した。 (amazon出版社レビューより)  ● 最後に買った本  厳密に言えば「半島を出よ」(上)。  広く言えば「BATMAN BEGINS」の映画パンフレット。  ● 特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)  各時代ごと、ジャンルごとに5冊でも選ぶのきついっていうのに、  全部で5冊? ひどい設定ですねえ(^^; 陰翳礼讃谷崎潤一郎闇があってこその、光。闇と影の織りなす日本の美的感覚を、さまざまな伝統美を例示しながら深めていく、潤一郎美学を代表する短編評論。日本家屋の建築美から女性美、トイレの美学まで♪ モダン都市東京~日本の1920年代海野 弘 第2次世界大戦前夜・1920年代。ドイツではバウハウスが「工業デザイン」の分野をアートとして開拓し、映画では表現主義が台頭し、街中がタンゴに溺れた時代。アメリカでは大恐慌、パリは芸術の世界的中心地としてさまざまな分野のアーティストを引き寄せ・・・。その時代の東京を、文学作品に描かれた街の様子からひもとく名評論。アールヌーボーの美術評論家として地位を築いた著者の、モダン東京・ウォーキングマップでもあり、東京文学案内でもあります。現在、絶版。古書ならまだまだ買いやすいです。仁勢物語 江戸時代、1650年頃に刊行された仮名草子。伊勢物語のパロディー本。伊勢物語の高尚な世界を、衣食住・性の卑近な表現に置き換える笑い話なんですが、日本のパロディー手法を決定づけた作品の代表格です。欧州文化圏の、内容の置き換えによるパロディーに対する、文体のパロディー。似た言葉で、正反対の内容を。この言葉遊びを含めたパロディーというのは、日本独自の文化。その文化は、現代の落語やお笑いにも、綿々と受け継がれています。 トレインスポッティングアーヴィン・ウェルシュ イギリス新文芸と言ったらいいのかな?パンキッシュな文章で、個性的な登場人物の内面をグサグサえぐっていく、ある意味「ドラッグ小説」。映画版「トレインスポッティング」の原作です。映画は映画でよくできていて好きな作品ですが、人物描写・心理描写の深さと壊れ方・・・やっぱり原作ならでは♪ 救いのないウェルシュ作品において、数少ない「最後に救いのある」作品でもあります。 Tokyo style都築響一 東京に住む人々の部屋を写しまくった写真集。ただし、インテリアデザインの写真集ではありません。自分のうちはまだまだきれいだと安心できるほど散らかった部屋、キティーちゃんに埋め尽くされた部屋、オタクな部屋・・・。1つ1つの部屋に、全部違った、現代東京文化が詰め込まれています。生活空間=その人の文化的基盤、あるいは人格そのもの。住む人の個性を楽しみながら・・・最後はやっぱり、自分の部屋はまだまだフツーだね、と苦笑したり、安心したり(笑)  ● 次に回す人  ネズミ算です。まじめにみんなが回していると、こうなってすぐ終わり。    1→5→25→125→625→3,125→15,625→78,125→390,625→  1,953,125→9,465,625→4,738,125→236,640,625→  1,183,203,125・・・(13順目で世界人口総数の2倍以上に)    私は回さないで、この楽しみが長く続くように見守ります(笑) ■今日の日記はどうでしたか? ■おもしろかったらクリックしてね♪ ■人気ブログランキング ←こちらをポチッと・・・m(_ _)m

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