カテゴリ:独り言
物語 ★★★ 演出 ★★★★ 映像 ★★★ 配役 ★★★★ 音楽 ★★★ 【作品説明】 全13話。原作は、氏家ト全による日本の漫画作品。 少子化の影響で女子高から共学となった私立桜才学園高等部に入学した、平凡な男子高生・津田タカトシはひょんなことから学園生徒会長・天草シノによって生徒会副会長に任命されてしまう。堅いイメージの生徒会だが、そこには癖のあるメンバーが待ち受けていたのだった。 テレビ版はピー音などの自主規制音が随所にかぶせられているが、Blu-ray/DVD版では自主規制音のON/OFF機能が付いている。また、オープニングテーマの直前には、シノが「桜才学園生徒会会則」を読み上げ、主にタカトシがツッコミを入れる。 氏家は下ネタギャグを得意とする漫画家であり、シノやアリアをはじめとする様々な登場人物がエロネタを放ち、それにタカトシやスズらが振り回され、ツッコミを入れるのがストーリーの基本である。 【アニメ評論しちゃおう会における評価】 このアニメの高評価に関しては、「コメディー系アニメ」としての評価である。 ストーリー、映像、音楽としての評価は平均的なアニメ(★3)だと考えて頂いて構わない。 このアニメ。はっきり言ってしまえば、「下ネタのオンパレード」と言って全く過言ではない。 「作者がネタが切れた時に、苦し紛れに下ネタに走る作品」というものは今までに何度となく見てきた。 それらに共通して言える事は、無理に下ネタを使って笑いをとろうとすると、作品としての価値が揺らいでしまうということだった。 故に正統派アニメなどは過度な下ネタを極端に嫌う傾向にあり、それが一般化されてきた。 しかしこのアニメは、そんな「一般」を悉く破ってみせた。 今までの作品では考えられない。 なんと作品設定として「性に興味津々な思春期な女子高生」をヒロインとおいたのだ。 なんとも奇抜過ぎるヒロイン達と、ツッコミのセンスが鋭く光る主人公の男子高校生「タカトシ」との見事な「生徒会でのやり取り」を描く。 恐らく一般的にみて、コメディーとしてのレベルは十分高い作品だろう。 何よりも特徴的な事は、下ネタを使ったときにも作品に違和感が生まれない所だ。 テンポも良く、一つ一つのネタの完成度も高い。 通常の学園系アニメの中に「奇抜さ、レベルの高いコメディー、テンポの良さ」が良い感じにまとまっており、やはり総合的にみると高評価になるのが必至な作品であろう。 「下ネタだから、、」などと敬遠せずに、一度見てみる事をオススメする。 作品を見始めた時には驚くことの連続かも知れないが、回が進むにつれて作品に惹きこまれるようにして違和感を感じなくなってくる事だろう。 今までのアニメとは全く違う「奇抜さ」を全面的に出した作品。是非とも一度ご覧になってはいかがだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月17日 20時28分20秒
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