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カテゴリ:私・家族のこと
主人に何か必要なものがあるか?と訊かれ、 「水」 と答えました。 すぐに役場に行って問い合わせて、給水場所を聞いてきました。 毎日、主人と息子が水を汲んできてくれました。 ひとり20リットルまで。 自転車のカゴに水筒をいっぱい積んで行ったり、 台車でゴロゴロとタンクで運んでくるときもありました。 1キロほどの道のりでしょうか。 ガスはプロパンの栓を開け、使うことにしました。 前の日にストーブの上にかけたお湯はポットに移し、 少しでも湯の温かい状態から調理するようにしました。 (ガスの節約) 米はたまたま地震の2~3日前に1袋(30キロ)を精米したばかりで 炊くことが出来ました。 主人がラップやマスクなど買って来ました。 スーパーで冷凍食品を無料で配布していたらしく、 もらって来てくれました。 ラップは食器の上にかぶせるんです。 食べ終わったあとラップを外せば、食器は汚れないし、 汚れてもそんなにひどくありません。 鍋にはクッキングシートを敷いて、こちらも汚れをガード。 あとはフライパンで焼いたものは器に移さず、 なべ敷きを敷いてそのまま提供。皆でつついて。 洗いものを減らせるし、熱々のままですし。 洗い物に回す水ももったいなくて。。。 せっかく苦労して汲んできた水なので。 ブリタでろ過して使ってました。 冷蔵庫の中に入っているものは、傷みやすいものから 順に消費していかなくては。 電気がいつ復旧するかわからない状態でしたから。 トイレで使った紙は槽に流さないようにしました。 槽が一杯になっても、汲み取りが来るかどうかもわからないし。 (実際きのうお願いしたら、受付はするけど、すごく遅れるって) うちは本が多く、片付け大変な労力が。。。 処分するように主人から厳命が。 息子の部屋、娘の部屋、とにかくスペースを確保するべく、 ざっと整理しました。 私と主人の部屋は3階でひどいありさま。 タンスのひとつは上下分かれてるタイプだったらしく、 上の部分がずり落ちて、床に落下。 タンスも倒れ、でも鏡台のおかげで半分で停まり、完全には倒れず。 位置も大幅にずれていました。 ケータイ、外に出るとアンテナ3本立つよ、と言われ、 外でかけてみるも通じず。 心配してくれるメールも入ってくるも、無事と返す事も出来ず。 そのうち、市の防災無線も 「電源切れのため、防災無線放送も続けることが出来ません。 この放送で終了します」と。。。 しかし、震災に打たれ強いわが町。 「広報のチラシを配布しますので、区長さんは毎日2時に 役場に取りに来てください。」 そして生活情報を常に受け取ることが出来ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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