登るアラ還! ~美しい自然を求めて~

2017/04/23(日)20:07

高越山 絶滅危惧種

登山(361)

高越山に自生する春の花々を求めて山歩きをしてきました。  22日7時40分、ふいご温泉登山口からスタート。  スタート早々、珍しい植物に出会いました。一瞬、ユキモチソウかと思いましたが・・・  帰って調べてみると、ムサシアブミ(武蔵鐙)というテンナンショウの仲間でした。  中ノ郷の桜は殆ど散ってしまいました。  桜が終わる頃、萬代池の畔では石梨の花が見頃を迎えます。 (中ノ郷を象徴する鳥居、その奥に白い花を咲かせた石梨が見えます)  その近くで咲いていた山吹、眩いばかりの満開です。  登山道沿いでは、マムシグサ(蝮草/サトイモ科)が目に付きました。これもテンナンショウの仲間です。  さて、今回の山登りで最も期待していた花・・・  限られた場所にしか自生しない貴重な山野草「アワコバイモ」です。  背丈が10センチ前後と小柄で周りに溶け込んだような色なので、中々目に付きにくい存在です。  目を凝らして探していると見つかりました。ラッキーです。ちょうど見頃を迎えていました。  これは、別の場所で見つけたアワコバイモ。  この花を見ると、高越山の春の到来を実感します。 (アワコバイモ/阿波小貝母/ユリ科/絶滅危惧種)  以下は、この日出会った山野草です。 🌸エンレイソウ(延齢草/ユリ科)  花はまだ蕾です。 🌸イワボタン(岩牡丹/ユキノシタ科) 🌸ヤマルリソウ(山瑠璃草/ムラサキ科)  花の直径は1センチに満たない小さな花ですが可愛い顔をしています。  高越山の春の訪れを実感した、ラッキーな気分になった一日となりました。

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