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カテゴリ:登山
先月下旬、右股関節あたりに痛みが生じて1か月ほど山歩きを自制していましたが、最近やっと痛みが取れてきたので、久々に高越山へ登ることにしました。
24日、午前7時30分ふいご温泉登山口をスタートします。天候は晴れ、気温18度。 足の違和感はそれほどありませんが、念のため今回はストック2本使って登ることにしました。 1時間10分ほどかかって中腹の中ノ郷へ到着、池の周りに咲いている彼岸花を眺めながら小休止。季節を実感します。 中ノ郷から少し登った地点、登山道わきになんとギンリョウソウが咲いていました。 驚きました。この場所で見るのは初めてです。この時期(秋)に咲くのは、ギンリョウソウモドキ(銀竜草擬、シャクジョウソウ科)と言うそうです。 頂上近くではオタカラコウ(雄宝香、キク科)の群生に出会いました。 さてこの花は・・・ 花を拡大すると・・・ 「ミヤマヒキオコシ」のような気もしますが・・・時間をかけて調べてみます。 お寺の管理人室へ立ち寄ると、管理人のKさんと登山仲間のTさんがいました。雑談に加わっていると、穴吹ルート専門のFさんもやってきました。 私には先日から気になっていたことがありました。 前回、ご紹介した旧の女人堂跡へ表示板を設置した件です。 その後、ある人から、穴吹ルート上には、別の所にあると聞いていたのです。 それが本当だとすれば、前回、表示した場所は何なのか??疑問が生じていました。 一度その場所へ行ってみたいと思っていました。Fさんにその話をすると、その場所をご存知でした。 快く連れて行ってくれました。そこは通常の登山道から逸れて昔の踏み跡を辿って行った所にありました。知る人ぞ知る場所です。 平らになった空き地、基礎と思われるところには石を積んだ跡が見受けられます。 (案内して頂いたFさん) (壊れた風呂釜も放置されていました) 間違いなく女人堂跡のようです。そして前回、表示板を設置した場所も、Fさんによると、ここへ移転する以前の女人堂跡だそうです。お父さんから聞いた記憶があると言っていました。 これまで町史とか高越山にまつわる書籍を調べましたが、女人堂跡まで詳しく書かれた書籍はありませんでした。疑問が解けて安心しました。 その道中でも山野草に出会いました。 ・ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草、ユリ科) ・ツルリンドウ(蔓竜胆、リンドウ科) 今日は気になっていたもう一か所の女人堂跡の確認と、秋の色々な花に出会えたラッキーな1日となりました。足の痛みも気にならなくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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