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カテゴリ:いろいろ
「あれ、親父~元気だった?」
「おう。何歳になったんだ?」 「今年の誕生日で親父と同い年だよ。しかし親父さぁ、老けてたよね~」 「何言ってる。おまえも立派なオヤジだぞ」 「でも老けてないもんね。オヤジも生きてれば84歳だよね」 「お母さん元気か?」 「うん、元気だよ」 「親父さぁ、死ぬ前の日に電話くれたでしょ。俺、試験の前の日だったから出なかったけど」 「そうだよ、雪まつりが始まるあさって、札幌に帰るってお母さんに言ったんだぞ」 「もう雪まつりの準備が始まってるよ」 「大通公園の脇に、ずらっと出店が出てたよね。フィルムとか絵葉書、ワタアメ、今でも売ってるのかい」 「今はね、デジカメって言うのがあるのさ。だからフィルムのお店はないよ」 「デジカメ?お父さんには、よく分からないなぁ」 「親父さぁ、サラリーマン辞めて自分で会社作ったでしょ。嫌だったの?サラリーマン。どんなこと?」 「忘れたよ。考えすぎないで、おまえは一生懸命やりなさい」 「うん、そうする」 「お酒飲めるようになったのか?」 「うん、そこそこね。親父は奈良漬けで酔っぱらってたものね」 「ははは、そうだったな」 先日、久しぶりに親父と会いました(夢でですが…) 見た目は昔のまま(当たり前かぁ)会社の先輩みたいな感じですが、おじさんにとっては親父。 そしてこんな会話をしました。 たくさん話せて嬉しかった。 何だか楽しかったなぁ…。夢でいいからまた会えないかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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