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北 の 狼

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Apr 24, 2004
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マドンナ


『ボディ BODY』(1992年、アメリカ、マドンナ主演)

ストーリー、プロット、アイテムは俗っぽいものが多くーーーーストーリーはワイルダーの『情欲』のパクリ、マドンナ演じる「レベッカ」、ドラッグ、弁護士と被告の情事、SM、ポルノヴィデオ、殺人、莫大な遺産、愛人、三角関係、裏切り、悲劇的な結末、等々ーーーー、一応、法廷を舞台としたサスペンスものということになるのでしょうが、作品自体の出来はお世辞にも「良い」とはいえないでしょう。


**************
心臓病を患う富豪の老人マーシュは、愛人レベッカ・カールソン(マドンナ)との情事の後、死体で発見された。地方検事ギャレットは、現場に残されていた2人の過激な性行為が収録されたヴィデオテープを証拠物件に、レベッカを殺人罪で告訴した。マーシュの秘書、ジョアンも犯人はレベッカだとほのめかした。
レベッカの弁護士フランク(ウィレム・デフォー)は、彼女の無実に疑問を抱きながらも、次第にその魔性の魅力に魅きつけられていき、遂にレベッカの住むボートハウスで、激しく愛し合ってしまう。
裁判が始まり、フランクは見事にレベッカの弁護をこなしていく。しかしその一方で、2人の関係はますます過激さを増し、フランクの変化に気づいた妻は家を去る。事件の真相を追ううち、フランクは、ジョアンが、レベッカの前の被害者の愛人であり、かつて重度のコカイン中毒だったことを突きとめる。
裁決の日を迎え、レベッカは無罪となるが、彼女を信じきれないフランクはボートハウスを訪ね、レベッカと彼女の(元)愛人が仕組んだ殺人であることを耳にする。フランクと2人は格闘になり、(元)愛人は銃の暴発で死に、レベッカは窓から落ち、水中に沈む。
**************


マドンナの主演映画は、映画自体は駄作が多いといっても過言ではありません。
最大の作品は『エピータ』でしょうが、いかんせんマドンナの歌唱力が劣っており、残念。

駄作といえば、ゴールデン・ラズベリー賞というのがあります。毎年3月、アカデミー賞授賞式で盛り上がっているさなか、その前夜に1年間を振り返って最低の映画を決めるという冗談半分に設定された映画賞のことです。 世界8ヶ国の評論家やジャーナリスト、約500人によって選ばれ、受賞者には、その名の通り、金色のラズベリーをかたどったトロフィーが授与される事になっていますが、受け取りに来る人は滅多にいないということです。 初期の頃と比べ、近年はウケ狙いで、大物俳優などに授与するようになり、より風刺色が強くなっているようですね。
2002年、マドンナ主演の『スウェプト・アウェイ』が、見事にこの栄冠に輝いています。ちなみに、過去の受賞作品は以下のとおり。


2001年 第22回  「Freddy Got Fingered」
2000年 第21回  「バトルフィールド・アース」
1999年 第20回  「ワイルド・ワイルド・ウェスト」
1998年 第19回  「アラン・スミシー・フィルム」
1997年 第18回 「ポストマン」
1996年 第17回 「素顔のままで」
1995年 第16回 「ショーガール」
1994年 第15回  「薔薇の素顔」
1993年 第14回 「幸福の条件」
1992年 第13回  「嵐の中で輝いて」
1991年 第12回  「ハドソン・ホーク」
1990年 第11回  「フォード・フェアレーンの冒険」
1989年 第10回  「スター・トレック5/新たなる未知へ」
1988年 第9回   「カクテル」
1987年 第8回  「ビル・コスビーのそれ行けレオナルド」
1986年 第7回   「ハワード・ザ・ダック」「アンダー・ザ・チェリー・ムーン」
1985年 第6回   「ランボー/怒りの脱出」
1984年 第5回   「ボレロ/愛欲の日々」
1983年 第4回   「The Lonely Lady」
1982年 第3回   「Inchon!」
1981年 第2回   「愛と憎しみの伝説」
1980年 第1回   「ミュージック・ミュージック」


なんか、「ええ!それはないだろう」という作品もありますが・・・。
『スウェプト・アウェイ』は、マドンナの旦那のガイ・リッチーが監督で、無人島に流されて上流と下流の立場が入れ替わるというものですが、内容は74年の『流されて』のリメイクです。また、『流されて』の前には、1919年に『男性と女性』という(無人島に流されて立場が入れ替わる)同様の作品もありましたが。
マドンナは、ウエィト・トレーニングで鍛えた肉体とビキニ・スタイルで登場しまくりなのですが、どうもその辺が不評だった、とも。

マドンナ主演の映画、内容的には駄作(ダメ映画)が殆どですが、それにしては人気があります。もちろん、これは、マドンナ個人の魅力におうところが大きいわけです(脇を固める連中が意外としっかりしている、ということもありますが)。その魅力は映画を実際に観ないと分かりませんし、映画を観ても全く魅力を感じない人も多分多いでしょう。
私は、『ボディ』を観て、はじめてマドンナの雰囲気に魅力を感じはじめた者の一人ですーーー私だけかもしれませんが(笑)。





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Last updated  Apr 25, 2004 12:04:20 AM
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