沢木遥の「幸せ力をつける練習日記」

マザリングワークスのみなさんと三鷹の雑多楽という素敵なお店で楽しいランチのひとときを過ごした。マザリングワークスは、自然育児友の会を母体として、子育て中に起業したり、起業をしたいと準備・勉強しているお母さんたちによって生まれた。

「当初、５人くらい集まるかも」と代表の内田淳子さんがおっしゃっていたのだけど、なんと１０人（小さなお子ちゃまもいらしたから、総人数はもっと！）。同じ産院で出産された方がいたり、楽天ですでに知り合い？の人も何人かいたり、世の中って狭い。

みなさん、「なにかしたい！」という思いがあふれんばかり。
なごやかな雰囲気のなかで、
「私、料理が得意！」「ワインに詳しい人がいる」
「お店を借りて……」
などなど、ワクワクするようなアイデアが飛び出していく。
女性には夢を語り合える仲間、そういう場が必要なのだな、と思った。

長引く不況と経済情勢の激変で、豊かな専業主婦でいられる人は減り、みんな目先のやりくりに頭を悩ませている。それとともに、「これがわたし」といえるものが欲しいという思いもある。私も含めて、多くの女性たちが生き方に迷い、多様な選択肢を求めるようになってきていると思う。

好きなことをしていたい。人のためになりたい。
それをお金にしたい。いずれは家族を養えちゃうくらいになるといい。
でもでも、ゆったりした自分の時間を持って、子どもと一緒に楽しく過ごしたい。
もちろん、いつまでもきれいでいたい。

そんなささやかな願いもかなわない？　そんなわけないよね。

未来を担っていく新しい命。
女性の力。

それこそ、今まさに世の中に求められているものだもの。