女性の自立について語る時、「いつだって貴族」はいつもこの理工系への進路について強調する。理工系の範囲はきわめて広い。医・食・農・薬・看護などまで含まれるので、すそ野は広い。それでも即座に賛意を表する人間はそんなに多くない。それほど、日本人の女性観は偏っており、また時代を読む本能的な目が曇っているということであろう。
次に、女性が男性に伍して活躍できる分野が結構あることにも気付かなければならない。理工系でなくても、法律関連、教師、公務員、研究者、法人向け営業職、会社経営、政治家など枚挙にいとまがない。ただ教師、公務員は一旦離職するとつかいものにならないケースがあるので、注意を要する。
尤もこれらの仕事には簡単に付けるわけがないという反論もあろうが、早くから計画的意欲的に取り組んで行けば、一般的男性に負けることはない。ちょっとしたアドバイス、機会提供、動機付けなどが、女性の人生に大きく影響することを、全国民が改めて気づき、考え、行動に移すことを期待するものである。
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最終更新日
2005年09月20日 02時11分58秒
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