1回目 FOLFOX療法
遺伝子検査の結果、今回からの抗癌剤はオキサリプラチン+レボホリナート+フルオロウラシル に変更されたエルプラット(一般名:オキサリプラチン)は、プラチナ製剤の抗癌剤のグループに属していて癌細胞の遺伝子と結合して、合成を阻止し増殖を抑えたり死滅させたりする働きがある静脈から2時間かけて点滴投与…アレルギー反応が現れる場合が有り10分ごとに血圧と酸素濃度を測りにきていた私は薬が効き過ぎる体質なので主治医はオキサリプラチン80%でと言っていたが異常が無ければ、次回は増やすから~と付け加えて…65%に減薬したなので末梢神経障害はおきなかった効果が見られたら勿論、そのままである現在、多くの膵がんには共通する4つの遺伝子変異(KRAS, TP53, CDKN2, SMAD4)があって、近年KRASをターゲットとする分子標的薬が開発されているまた、他のがんに発現している遺伝子変異(ALK, NTRK, ROS, RET, BRAF, FGFR, EGFR, BRCAなど)も多数発見されている膵臓がん患者の約4%〜7%にBRCA変異があるらしいBRCA: オラパリブ➡IV期の膵臓がんがあり、生殖細胞系BRCA遺伝子に突然変異のある患者で、プラチナ製剤(オキサリプラチン)ベースの化学療法による治療後に腫瘍が進行しなかった患者に対して投与されるその他、膵がんに対して承認されている分子標的薬・免疫チェックポイント阻害剤は現在の所、4剤となっている(BRCA: オラパリブ、NTRK: ラロトレクチニブ・エヌトレクチニブ、高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-high):ペンブロリズマブ) 難しくて良く分からんけど、理解しないとね遺伝子異常の事に関しては、全く無知だったので勉強するしそして今回もお持ち帰りのフルオロウラシルは終了時間より6時間も早く終わりましたよ~ん