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カテゴリ:テレビ全般
イタリア、ミラノのブランド店で売り出し中のニットが
なんと日本の技術で作られたものなのだそうだ。 和歌山の島精機製作所というコンピューター横編機のメーカーがその技術を生み出した会社だ。 社長は戦後、機械修理の会社を経て、手袋編機を手がける会社を設立した。 この手袋を編む技術を応用したものが、現在注目を浴びているニット製品を編む機械「ホールガーメント」だという。 ニット製品の編機というのは本来四角い平面での編地を編み上げ、 それを身頃・袖に切断し、最終的に人の手によって縫い合わせるという作業を必要とされる。 数年前から価格競争のために、人件費を全て海外に委託する時代であったため 島精機製作所の社長は人件費を必要としない編機「ホールガーメント」の発表を早めたという経緯がある。 人件費が必要とならないわけは、一台の「ホールガーメント」によって編み出される製品は四角い平面の編地ではなく、 立体的に一気に一着編みあがってしまう画期的なものなのだ。 これは5本指の手袋を編む機械と同様の技術を応用したものなのだそうだ。 これによって縫い合わせる人件費は必要とならず、裁断によって今までは切り捨てられていた無駄な部分も一切ない。 しかも縫い目がないために着心地もよく、軽量化も計れるということで、たった65gの薄手のセーターもできあがってしまうというわけだ。 わたしとしては肩の縫い目のないセーターを是非一度試してみたい。 実際手にとって見たことがないが、 編物をしていると肩の線が非常に重要になってくる。 肩の線と袖丈は常に編物にはついてまわる、デザインに重要な部分を占めるもの。 ラグランでなくても肩の線がないというのは、きっと着心地が軽く動きやすいだろうと期待する。 成功した会社はとても立派で、社長の自宅も豪華そのものだった。 成功を手にするとこういうおうちが持てます、というテレビ番組では必ず出てくるお宅拝見コーナーのようなものも さっと駆け足でおもしろかった。 *** 編物教室の帰りに髪を染めに美容院に行った。 そうしたらなんだかおかまかぶったみたいに頭がじゅわ~~~んとしてぼんやりしてしまい、 帰宅してテレビを見ながらまたまた爆睡コースに走ってしまった。 なのでまた日がかわってしまった。☆<( ̄□ ̄;)>☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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